今月の表紙
郷土の味を給食に
2026.9.11 賀露小学校(賀露町)
市内の学校では9月12日「とっとり県民の日」に合わせ、地産地消を学ぶ授業が開かれ、県産の食材をふんだんに使用した特別な給食が提供されました。
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2026.9.11 賀露小学校(賀露町)
市内の学校では9月12日「とっとり県民の日」に合わせ、地産地消を学ぶ授業が開かれ、県産の食材をふんだんに使用した特別な給食が提供されました。
お持ち帰り用の市報を、地区公民館などに設置しています。本市公式ウェブサイトでもご覧いただくことができます。
放送内容の確認をしたいときは、下記番号へお電話ください。
※本庁舎から一斉放送したものに限ります。
問い合わせ/河原町総合支所地域振興課 電話 0858-71-1722 ファクス 0858-85-0672
みなさんは、「西郷工芸の郷」をご存じでしょうか?
「西郷工芸の郷」のある西郷地区は、本市河原町にある、西郷谷と小河内谷からなる、人口千人ほどの山間の地区です。ここは、牛ノ戸焼や因州・中井窯など、古くから窯元のある地区として知られています。2000年代に入り、木工芸やガラス工芸の工房も開かれ、小さな谷にいくつもの工房が集まってきます。また、やなせ窯の前田昭博さんが国の重要無形文化財(白磁)保持者(人間国宝)に認定されました。前田さんが長年提唱されてきた「工芸の郷」構想が市や県、商工会議所などの協力、そして何より、いなば西郷むらづくり協議会をはじめとする地元の人々の願いと努力により、実現に向けて動き出しました。
今年は、西郷工芸の郷が活動を始めて10周年にあたります。この10年の取り組みの一端をご紹介します。
本市内の各地区公民館単位で設置されているまちづくり協議会が西郷に発足したのは平成21年の冬。「まち」ではないからと、いなば西郷むらづくり協議会(以下「むら協」)と命名されました。ほかの多くの中山間地と同じく、過疎化・高齢化の最前線でもあり、環境美化、地域活性化など問題は山積していました。河川美化活動や農地保全活動、健康増進のための活動など、さまざまなアイデアが登場し、その問題に対応するための部会が活動を始めます。
地区には雄大な三滝渓の千丈滝や、天然記念物である大シダレザクラ、大カツラなどがあります。曳田川沿いには日帰り温泉の湯谷荘もあります。地区の活性化を進めていくにあたり、どんなテーマを核とすればいいのか悩みました。そこで、地区の小学4年生以上の全住民にアンケートを行ったところ、地域の特色として「自然が豊か」「人がやさしい」に続き「工房が多い」という回答が第3位に上がってきたのです。
西郷地区では、江戸時代から続く牛ノ戸焼、終戦の年に窯を開いた因州・中井窯、昭和52年に開窯したやなせ窯の3つの窯元が長く活動を続けてきました。そこに、平成19年に木工の工房このかが、平成21年にはガラス工芸のukiroosh.が、各々工房を構えました。むら協の文化部では、この工房の多さを地区の特色として位置付けていけたら、とイメージを膨らませていきました。そんな中、やなせ窯の前田昭博さんが平成25年に人間国宝に認定され、活動がさらに前進します。むら協の文化部は平成28年、工芸の郷構想を実現するため、スピンオフ団体の一般社団法人西郷工芸の郷あまんじゃく(以下「あまんじゃく」)を設立。その年、今も続く西郷工芸祭りが初めて開催されました。
あまんじゃくは全国から移住作家を募り、平成29年には花輪窯、令和2年には三々窯が西郷地区に移住・開窯します。空き家の整備や改装、工房設置などは、市の空き家利活用団体としてあまんじゃくが手掛けました。現在は、磁器製作の陶工房彩白 、銀工芸のフクラクラフトも参加し、全9つの工房で活動しています。
西郷工芸の郷では「工芸の郷から文化の郷へ」を合言葉に、未来へつなぐさまざまな活動を行っています。
2年に一度、文化フォーラムや人間国宝対談として、さまざまな分野の第一人者をお呼びしています。文化フォーラムでは作家の森まゆみさんや哲学者の鞍田 崇さん、医師・文筆家の徳永 進さんらにお話しいただきました。人間国宝対談では有田焼の十四代今泉今右衛門さんや大蔵流狂言師の山本東次郎さんらにお越しいただきました。また、2年に一度ワークショップを行い、手仕事の面白さや奥深さに触れる機会をつくっており、今年も11月に開催予定です。
令和3年には「西郷工芸の郷ギャラリー&カフェokudan」を開設しました。個々の工房訪問が難しいことから、作品を見てもらうために設けたギャラリーです。土日祝のみの営業ですが、常設展示として全9工房の作品を展示しているほか、年に3~4回程度、特集展示として1つの工房にスポットをあてて紹介しています。そして、最も力を入れているのが西郷工芸祭りです。山間で工芸やマルシェを楽しむ二日間。河原町・西郷の魅力を体感してください。
毎年10月に開催しており、今年で11回目を迎えます。会場の設営準備や当日の売り子、駐車場案内や後片付けなど、すべて地元のみなさんが協力して運営し、盛り上げています。
今年の工芸祭りでは、地区の9工房、型染や竹工芸などの地元作家のほか、全国のさまざまな工芸作品が西郷に集結。近くは島根県から木工作家が、遠くは北海道からガラス工芸家が参加予定です。屋外ではマルシェを開催。人気飲食店が出店するほか、地元農産品、おこわやモロコ、スイーツ、西郷小学校の児童が栽培したコメやイモなどが販売され、大にぎわいの2日間となります。
2日目の昼以降は少し余裕があるので、お目当ての工芸作家さんとお話しする機会が増えるかもしれません。秋の一日、ぜひ西郷にお越しください。地域をあげてお待ちしています。
問い合わせ/本庁舎都市企画課(54番窓口)電話 0857-30-8323 ファックス 0857-20-3953
メール machinakamirai@city.tottori.lg.jp 鳥取市公式ウェブサイト
本市では「鳥取市都市計画マスタープラン」に基づき、「多極ネットワーク型コンパクトシティ」の実現を目指しています。
高度な都市機能が集積している中心市街地を「中心拠点」、身近な生活サービス機能が集積している総合支所周辺などを「地域生活拠点」と定め、各拠点が提供するサービスを役割分担し、各拠点やその他の集落地をバスなどの公共交通で効率的に結ぶまちづくりに取り組んでいます。
このまちづくりのための取り組みを実現するため、立地適正化計画の策定を進めています。
人口減少や少子高齢化の進行、空き家や空き地の増加など、私たちが住む地域を取り巻く環境が大きく変化しています。このままでは利用者の減少などによって、病院や商業施設、公共交通などの日常生活を支える重要なサービス機能が無くなるなど、私たちの生活に大きな影響を与えることが懸念されます。
立地適正化計画は、居住の誘導や若者の地元定着、移住定住などの施策を推進し、持続可能でコンパクトな都市づくりを進める計画です。あわせて本市では、田園・里山など豊かな自然をいかした地域づくりなど、各地域の特性に合わせたまちづくりを進めていきます。
さらなる人口の減少!
未来につながるまちになる!
便利で快適な生活が送れるための施設(商店や病院、オフィスなど)が集まっている場所
都市機能誘導区域の周りで、商店や病院などが近くにあり、便利に生活できる場所
便利で快適な生活を共有するための、バスや鉄道などで結ぶ公共交通ネットワークを構築
まちなかで便利で快適な生活を送るため、まちなかに足りない施設を集めたり、人が集まり暮らしやすい環境をつくったりするための取り組みを計画に盛り込みます。
各総合支所周辺のそれぞれの地域生活拠点については、地域の中心として、日常生活を支える必要なサービス機能を確保するとともに、維持・充実を図るための取り組みを計画に盛り込みます。
計画の策定にあたり、パブリックコメント(市民意見募集)と公聴会を実施する予定です。本市のまちの未来について、ぜひご意見をお寄せください。意見募集は12月頃の予定です。
問い合わせ/本庁舎鳥取市中央包括支援センター(13番窓口) 電話 0857-20-3457 ファクス 0857-20-3906
本市では、自らの経験や工夫を生かしながら自分らしく暮らしている認知症本人を“ 鳥取市認知症本人大使「希望大使」” として委嘱しています。
本市在住の藤田和子さん、松本豊子さんの2人に加えて、今年8月に委嘱し新たに希望大使として活動いただく3人に、大使としての決意をお話いただきました。
高齢者福祉の仕事に長年携わってきましたが、自分が認知症になったことで、支援者の視点だけでは気づかなかった認知症本人としての思いに気づきました。認知症になってからもより良く暮らすためには、本人の思いを理解し、一緒に考える人が必要だと、本人の立場になって実感しています。
認知症は特別なものではなく、誰もがなる可能性があります。私は自分自身の状態を受け入れ、日々の暮らしの中で「何かあったらお願いね」と周りの人に伝えるようにしています。
「支援する」「支援される」という関係を超えて、市民全員で支え合いながら、認知症になってからも心豊かに生きていける鳥取市をともに創っていきましょう。
私は認知症の診断を受けた当初から、認知症であることを職場の同僚など周囲に伝えていました。自分にできることを続けながら暮らすためには、自分の思いを周囲の人に伝え、理解してもらうことが必要だと感じたからです。
日々の生活でも、ごみ出しの日を自分から近所の人に確認するなど、できることから始めてみました。さまざまな人に関わってもらい、それでも難しくなればみんなで解決策を考えたり、周囲のサポートを得たりして、自分にできることを続けながら暮らしています。
認知症になってからも暮らしやすい鳥取市となるよう、これからも日々の暮らしの中で感じた思いを発信し続けたいと思います。
私は57歳のときに若年性アルツハイマー病の診断を受けました。
診断後、包括支援センターから「おれんじドアとっとり」や「認知症本人ミーティング」を紹介され、そこでたくさんの認知症本人と出会いました。同じ立場の人と早い段階でつながりを持てたことで、自分一人だけでは考えつかなかった気づきが生まれました。本人同士の出会いは、新しい仕事や資格取得など、新たなことに挑戦する原動力になっています。
認知症であることを隠さず堂々と生きていきたい、そして、私自身の経験を伝えていくことで、これから認知症になるかもしれない誰かの役に立ちたいという思いで、希望大使としての活動にも挑戦していきたいと思います。
問い合わせ/本庁舎農政企画課(46番窓口)電話 0857-30-8303 ファクス 0857-20-3947
近年、クマが人の日常生活圏へ出没することが増える傾向にあり、人への被害が全国的に報道されています。
本市はクマの目撃や出没情報がある地域に該当します。秋は冬眠に備えてエサを求めるため活動が活発になり、人と出会うことが多くなります。まずは、クマと出会わないようにすることが大事です。
鳥取県公式ウェブサイト「ツキノワグマに注意しましょう」<外部リンク>
クマを目撃した場合は、最寄りの警察署か、本市農政企画課または各総合支所産業建設課までご連絡ください。
クマの目撃情報には、イノシシやアナグマなどの見間違いも多くあります。クマ以外の動物でも、近づかず、刺激せず、静かにその場を離れてください。