風水害に備える登録日:
1、気象状況に注意し、早めの対応を
気象状況は刻々と変化していきます。正しい情報に基づき早めの対応を心がけましょう。家族や地域で協力し合い、対応することが災害の抑制につながります。
大雨が降り出したら
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地域の防災広報に注意し、近くの川の水位上昇にも注意しましょう。 | がけ地や河川の近くでは早めに避難の準備をしましょう。 | 地域の水防活動に協力しましょう。 |
洪水のときの避難方法
- はきものは、ひもでしめられる運動靴
- はぐれないようにロープでつながって
- 腰まで水があったら水の中を歩かない
- 長い棒をつえがわりに水面下の足元に注意
- お年寄りは背負って、幼児は浮き袋等を利用する
2、土砂災害に気をつけよう
土砂災害が起きやすい箇所は多数存在しています。台風や集中豪雨によって大きな被害を受けることが考えられますので、地域ぐるみで十分な注意が必要です。
地すべり
粘土などのすべりやすい層を境に、その上の土がそっくり動き出す現象。
前ぶれ
- 地面にひび割れができる。
- 地面の一部が陥没したりする。
- 沢や井戸の水が濁る。
- がけや斜面から水が噴き出す。
斜面崩壊
がけ崩れ、山崩れなど。突発的かつ急速におこることが多いのが特徴。
前ぶれ
- 小石がバラバラと落ちてくる。
- がけから水が湧いてくる。
- がけにひび割れができる。
土石流
土石と水が一体となって流れ落ちる現象。「山津波」や「鉄砲水」と呼ばれて恐れられています。
前ぶれ
- 山鳴りや木立の裂けるような音、ドンといった音がする。
- 雨が降り続いているのに、川の水が急に減り始める。
- 川の水が濁ったり、流木が流れてくる。
3、梅雨や台風の時期には十分警戒を
土砂災害は雨量が多くなるほど発生しやすくなるため、梅雨や台風の時期は十分な警戒が必要です。日ごろからこのような災害を予測し、事前に備えておくことが被害の軽減につながります。
ここがポイント事前の備え
- 気象情報を聞きます。
- 状況によっては、遠出や外出は中止します。
- 避難場所について再確認します。
- 勤務先にいる家族などと連絡をとり非常時に備えます。
- 防災関係機関等の広報をよく聞いておきます。
- 家財道具・食料品・ふとん・衣服などの生活に欠かせないものを安全な場所へ移動します。
4、注意したい場所は?
扇状地
山間部の集中豪雨からの土石流に要注意。早めに避難の準備を。
造成地
地盤がゆるみ、崩れる危険が。水抜き穴から濁り水が出始めたら要注意。
山岳地帯
集中豪雨による山崩れに用心する。特に木の少ない山間部は、土石流に対する警戒が必要。
河川敷
昔、河川敷だったところや河川の流域は、洪水についての対策を万全に。
雨の降り方と風の吹き方
気象情報では、よく「1時間雨量○mm」「風速○m」という表現が出てきます。そのときの雨や風の強さが具体的にはどのようなものなのか、イメージしてみましょう。
(以下は、いずれも気象庁資料を参考にして作成)
雨の強さと降り方
(1時間雨量:mm)
10以上~20未満 | 雨の音で話し声がよく聞き取れない。 |
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20以上~30未満 | ワイパーを速くしても見づらい。側溝や下水、小さな川があふれる。 |
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30以上~50未満 | 山崩れ、がけ崩れが起きやすくなり危険地帯では避難の準備が必要。 |
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50以上~80未満 | マンホールから水が噴出する。土石流が起こりやすい。多くの災害が発生する。 |
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80以上~ | 雨による大規模な災害の発生するおそれが強く、厳重な警戒が必要。 |
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風の強さと吹き方
(平均風速:m/秒)
10以上~15未満 |
風に向かって歩きにくくなる。 傘がさせない。 |
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15以上~20未満 |
風に向かって歩けない。 転倒する人もいる。 |
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20以上~25未満 |
しっかりと身体を確保しないと転倒する。 風で飛ばされた物で窓ガラスが割れる。 |
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25以上~ |
立っていられない。 屋外での行動は危険。 樹木が根こそぎ倒れはじめる。 |
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このページに関するお問い合わせ先
危機管理部 危機管理課
電話番号:0857-30-8034
FAX番号:0857-20-3042
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