10:30 | 鳥取市役所本庁舎玄関集合・出発 |
↓(市公用バスで移動) | |
11:00〜12:00 | 百鬼ミュージアムと河原の街なみ見学(百鬼ミュージアム館長 岡田浩志さんの御案内) | ↓(徒歩移動) |
12:00〜13:00 | 「菊乃家」で昼食 |
↓(市公用バスで移動) | |
13:20〜15:00 | 用瀬の史跡や街なみの見学(用瀬町中央公民館長 徳永耕一さんの御案内) |
↓(市公用バスで移動) | |
15:40 | 鳥取市役所本庁舎玄関到着・解散 |
○委員 すばらしい宝が埋もれっぱなしになっている。それぞれ個人の所有なので、連携が取れないし、処分するにも展示とか公開するにも、地域の思わくだけでは進められないのが問題だと思う。
こういった観光は、「ぶらぶら歩き+食べ物」が基本。観光で盛り上がる可能性はある地域だと思う。
○委員 格子戸の街なみ、河田酒造の住家など、良いものがある。智頭では町が後押しをしてそういったものを観光資源化できたが。町内の人が元気を出さないといけないだろう。
酒屋さんには大きなたるやいろんな道具がまだ残っていると思うが、そういうものを展示して酒造りがわかるように見せたらいいと思う。鍛冶屋さんが数年前にはまだやっておられたが、今はやめているというのは残念。童謡「村の鍛冶屋」をほうふつとさせるような道具があれば観光客が見えるようにしてほしい。今保存しておかないとなくなってしまう。
見ていただくための整備は、行政がすべきと思う。
○委員 やはり為政者の姿勢で観光施策が決まる。
智頭は石谷家がメインだが、観光客が来はじめたらほかのところもにぎやかになる。
河原はいいものが残っているので、やるなら今しかないが、建物はたいてい個人所有。公開のために行政が支援すべきと思う。
○委員 河田酒造の家は、あれだけのものが残っているのなら何とかできないものか。県外の人に見せても恥ずかしくないと思う。
○委員 これだけのものがあるのに何も手がけていないのは残念。個人がそれぞれ膨大な経費で維持していると思うが、さらに修繕しようというのは不可能だろう。河原は個人主義が強くて共同事業が組みにくいのでは。我々外部の人間があれこれ言っても地元の方が動かないとどうにもならない。
「行政が」と言っても、鳥取市は文化財に関心がない。時代が変わらないと難しいだろう。
○委員 現状で残っている酒屋、物語、歌の素材など、これからも残していくためには、行政と住民の意識を高める必要がある。街なみ以外にも、おいしい食べ物やお酒などものすごくいい素材がある。
例えば、家の外装を直す経費を市が出して、通りに面した部分だけ市が借上げ、店を出したい人に市が貸し出すというような取組みをしてはどうか(豊後高田の例)。
蔵や鍛冶屋を当時のままに直そうと思ったら何千万円もかかるが、当時の映像があるならそれを流せばよい。インターネットで配信する方法もある。
○委員 初めて見せていただいたが、いろんな句の碑があり貴重だと思う。有効に活用されたい。
○委員 せっかく文学の小径があるのだから、回ってもらう工夫をしては。尾道の文学の小径では、途中に「ポスト」をおいて投稿できるようにしてある。
流しびな工房には看板がなく、外からわからないのは残念。(平日はお勤めとのこと)
今日は広範囲に見せていただいたが、30分〜1時間で見られるルートがあると便利でよい。
○委員 おそらく用瀬が売り出したいのは文学の小径だと思うが、文学だけでは人が寄ってくれない。
流しびなの館が町から離れているのは残念だが、町の中にも何か目玉がほしい。
家紋がこれだけ1か所でまとめて見られるのは貴重だと思う。
○委員 近くに住んでいながら、お茶屋跡(休憩所)など、いろいろ発見があった。いつも歩いていながら、ガイドがないとわからないことが多い。
○委員 すでに何度か用瀬は歩かせてもらった。今回感心したのは流しびな行事のためのマップ。駐車場やトイレなど、色分けがされており、便利に作ってある。
とてもいいものが残っているが、人を集めようと思ったら華やいだものが必要だと思う。それと「収穫」すること、つまりおみやげや食べ物があるとよい。そういうものも日本では相場で買うのが当たり前だが50円でも負けてもらうとうれしいもの。豊後高田は昭和の町で売り出しているが、お土産をかうとカボスをおまけにくれた。そういう遊び心は若い人、特に女性に有効。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |