天文セミナー 第134回
『携帯電話』『地デジ』
天文セミナーに携帯電話とは、皆さんはきっと不審に思われるでしょうね。書いている私も同様に、天文学とはミスマッチとも思いますがそれでも敢えて書くことに致します。 今や、携帯電話は国民的な持ち物とさえ言われるようになり、その数は1億個を越えているとさえ言われるような普及ぶりです。小学生からお年寄りまで多くの方が、耳に当てながら会話を楽しんでいたり、また携帯メールという便利なものを片手で操作して文通を楽しんでいます。電車の車中で、隣の席の友人と見せ合っているのは女子高生。だが、危険極まりないのが自動車を運転中の携帯電話の操作と通話。さらには自転車に乗っていての同じような操作。他人にも自分自身にも危険なことは目に見えるようです。 |
地デジという言葉を最近頻繁に聞くようになりました。今まで使われていたアナログ方式によるテレビが、この地デジ方式に変更になり、数年後には総てのテレビ放送がこの地デジ方式に変更になるので、と何となく急かされるような気持ちにさせられてしまいます。地デジとは何でしょう。地上波(電波)をデジタル方式にして行う放送のことで、綺麗な画像に加えて多くのデータが同時に送れるという特長があるそうです。受信者の中には、今までのアナログ方式で十分だったのに何で変更させられるのだろうかと訝る声も聞かれるようです。アナログとデジタル。何となくデジタルの方が新しく高級な感じがしないでもありませんが。 |
次回も、お楽しみに |