天文セミナー 第54回
『ふたご座流星群』『冬至』
毎年、安定した出現を見せてくれるのがこの「ふたご座流星群」です。私が、東京天文台に在職中、ほとんど毎年この流星群の観測をしていました。12月。ふたご座は夕方に東の空に上ります。したがって、ほぼ一晩中観測ができるのです。そして、毎年多くの流星を見せてくれます。今年はどうでしょうね。
世界中の天文学者、特に太陽系の成り立ちに強い興味を持っていた人たちは挙って観測をしたのです。発見された小天体は「1983TB」と仮の名前がつけて呼ばれることになったのでした。観測された像は、彗星とはかけ離れた一点の像です。これまで、流星群の流星は彗星が軌道にこぼしてきた小さい塵が、地球に衝突して起きる現象と言われていたのでしたが、今度の1983TBは彗星状の像ではないのです。観測が続けられ、多くのデータが集まると、次第に素性が分かってきました。この1983TBは、永年の間、太陽を回る軌道を運動している間に、彗星の特徴がなくなり、ついに一個の小さい個体になったのだろうと考えられるようになりました。 |
![]() 星空の中を移動している小惑星3200 Phaethon(パエトン) 星空の同じ場所を、少し時間を空けて2回撮影すると、 小惑星が移動している様子がわかります。 2枚の写真を少し横にずらして重ねてみると、矢印の先の星(パエトン)だけ、 他の星に比べて違う方向に動いている様子が良くわかります。 |
今月の22日は冬至ですね。カボチャを食べると風邪を引かないと言い伝えられています。これはきっと、カボチャに多く含まれるカロチンが、有効に作用するからなのかも知れませんね。端午の節句の菖蒲湯と同じ感じなのでしょう。
私は、去年の10月頃と今年の6月に、南アフリカへ行って来ました。6月 |
次回も、お楽しみに |