第8回 国府地域振興会議議事概要登録日:
日時:平成28年2月16日(火)13時30分~15時45分
場所:国府町中央公民館
〔出席委員〕
森原喜久(会長)、山崎豪太郎、林田博通、田中道春、正木直志、森田わか子(副会長)、廣瀬いつ子、村尾馨、木下敏明、安木秀明、長尾具子
〔欠席委員〕
岸本武司
〔事務局〕
安本支所長、山本副支所長兼地域振興課長併教育委員会国府町分室長兼国府町中央公民館長、加藤市民福祉課長兼国府地区保健センター所長兼麻生児童館長、前田産業建設課長、山中地域振興課課長補佐
◎会議次第
- 開会
- 会長あいさつ
-
協議事項
(1) 公共施設再配置基本計画の策定について
(2) 地域特定課題について - その他
- 閉会
議事概要
- 開会(事務局) 会議成立確認
- 会長あいさつ
-
協議事項
(1)公共施設再配置基本計画の策定について
(山本副支所長、前田産業建設課長、加藤市民福祉課長 資料1「鳥取市公共施設再配置基本計画(仮称)の作成について」 資料2「鳥取市公共施設再配置基本計画(仮称)たたき台」により説明)
(会長)
質疑に入ります。
(委員)
資料2の25頁のスポーツ施設に国府町体育館がないがどうか。
(事務局)
国府町体育館は市有施設ではありませんので除いています。一般財団法人鳥取市教育福祉振興会の施設です。
(委員)
谷地区公民館は耐震性能が低い施設に上がっているが、今後の改修見通しはどうか。
(事務局)
耐震性能の低い施設から順番に平成30年度までに改修していくことになっていますが、谷地区公民館は、平成29年度に設計、平成30年度に工事の予定です。
(委員)
資料2の43頁の炭やき体験の館はどうなっている。
(事務局)
平成9年に建てられたもので、地域の組合が管理しておられましたが、現在利用されておらず、地元譲渡、活用、転用を検討しています
(委員)
資料2の42頁の七草の家、耐用年数の過ぎた設備があるが、こういうものの更新はどうか。
(事務局)
備品については、担当部署と協議し進められると思います。
(委員)
資料2の22頁の因幡万葉歴史館、「やまびこ館の分館として……」の意味はどうか。
(事務局)
因幡万葉歴史館は古代を中心に、やまびこ館は中世、近世を中心としており、それぞれに専門性がありますので、それを活かします。やまびこ館と複合するという意味ではなく、例えば鳥取市埋蔵文化財センターなどの他の施設との複合化が可能であれば検討するということです。
(委員)
資料2の57頁の民間活用中の施設の中に、「安全性等に問題がある場合は貸付停止や解体等を検討します」とあるが、いずみ保育園廃園の時に、市との協議の結果、地域活性化のために地元が運営するのであれば、補助しようとのことであった。その時の話と合わないのではないか。財産経営課と話をしたいがどうか。現実に使用されている施設についてはこれで良いのか。
(事務局)
全体のくくりもあろうかと思います。児童家庭課との協議になろうかと思いますが、必要であれば財産経営課も含めての段取りをしたいと考えます。
(委員)
あくまで現状維持がベースで、利用者が欲しいと言えば譲渡を検討しますということだ。
(事務局)
更新時期を迎えるまでは現状どおりであり、譲渡は基本的に現在使っておられる方が一番になろうかと考えます。
(委員)
資料2の58頁の民間活用中の施設の耐震性の問題はどうなのか。民間が活用しているから、耐震性については考えないということか。
(事務局)
各々の建物の耐震診断については十分把握をしていません。耐震性のない施設が多く利用されていますが、これで良いのかということがあります。今考え方をまとめているところです。現在耐震性がないとしても建設当時には基準を満たしている建物であれば、今の基準に合わないからといって全く使えないということではないという考え方があり、諸条件を双方が了解しあえれば、使用貸借契約を結ぶことができるのではとの考え方をまとめているところです。
(委員)
様々な基本方針との整合性は取れていると理解している。資料2の19頁にハードよりソフトということで「提供すべきサービス……」とあり、この資料中にソフトのことがないが、ソフトについて言及はなされないのか。
(事務局)
ご意見として伝えます。
(委員)
以前公共施設のデータベースをいただいたが、今回の資料に載っていない施設があるので整合性を取ってほしい。データベースに農業振興施設として宮の杜の施設があったがどうなっているか。
(事務局)
資料2の6頁の「対象施設等」にあるように主となる施設のみを示しており、従の施設は省略していますので以前の資料とは合致しません。宮の杜の施設については、譲渡済の確認がとれましたので除いています。
(委員)
誰でも使えるという公平性は大切だと思う。公衆トイレ、停留所は一切触れられていない。
(2)地域特定課題について
(安木委員 参考資料「国府地域振興会議意見交換議題提案まとめ」、山本副支所長資料3「国府町の史跡・文化財一覧」、前田産業建設課長 資料4「国府町観光協会組織について」により説明)
(委員)
地域振興ビジョンの達成に向けて我々が手伝いできることは何かということで、ビジョンに上がっている観光振興というものを話し合ってみたい。支所を含めてみんなで取り組もうという体制ができていないように見えるので議論してみてはどうか。国府町時代に万葉を核として地域振興を図ってきたと思っている。我々が誇りとする「因幡の万葉のふる里」をメインにビジョンを作ったのであり、因幡万葉歴史館がやまびこ館の分館にという話は許されないものがある。ここが中心になって、地域を盛り上げていこうとつくったものではないのか。
(会長)
具体的にこの会でどういうことを話して、どうまとめるか。
(委員)
観光協会が関わっている滝開きと山開きの2つで観光振興できるのか、もっと関わっていいものがありはしないか。
(委員)
提案されたものをこの会が具体的にどうすればよいのか。会長と相談して、4・5人のグループで検討してみるようなことを考えてみてはどうか。具体的なものを提案してもらわないと意味は理解できるが進まない。
(会長)
どうまとめるか、何をまとめるか、そこを説明してほしい。
(委員)
ビジョンを実際に進めていくために、支所として仕組みが何もなくても今のままでできますというのであればそれでよいが、先が見えないから何かできないかという思いがあって、仕組みづくりを考えたらどうでしょうと提案している。その仕組みが観光協会であれば我々はこれを支援するということです。
(会長)
「行政に対して、観光振興するのであればどういう考えがあってしているのかを返してほしい。それによって、応援の仕方があるが」というように言われたと感じた。役所は、どのように進めていこうとしているのか。それによって我々が応援できることをやっていこうということを言っておられると思う。今日は、もう一度事務局を交え相談させていただくということとした。
(委員)
観光協会に入って活動されたらどうか。その中で、意見も言える。
(委員)
現在の観光協会は見えない。たぶん、任意団体的になってしまって、それでは、大きなビジョンを推進することはできないのではないかと思っている。
(会長)
この件については事務局と協議しながら、また、話をさせていただきます。
- その他
会長が、2月9日に開催された「第2回地域振興会議会長会」の内容について、他地区を含めて口頭報告をした。また、山本副支所長が、2月4日に青翔開智中学校・高等学校を運営する鶏鳴学園と鳥取市が避難所として活用できる災害時応援協定を締結したことを報告した。
- 閉会
このページに関するお問い合わせ先
電話番号:0857-30-8652
FAX番号:0857-27-3064