海外渡航や国内旅行時の感染症予防について

　海外では依然として、日本に存在しない感染症や日本よりも多く発生している感染症があり、海外に滞在している間にこれらに感染することを防止する必要があります。

　そのため、海外渡航を予定している方は、渡航先の感染症情報を収集し、早めに必要な準備をお勧めします。

　また、帰国後に発熱、下痢、発疹等の症状が出たときは、早めに医療機関を受診してください。その際、渡航先や行動を医師に伝えてください。

感染症を侵入させない・広げないために

渡航先の感染症情報や予防策を確認しましょう。

など

海外で流行している感染症には、予防接種で予防できるものがあります。余裕をもって医療機関でワクチン接種の相談をしましょう。

海外渡航のためのワクチン（厚生労働省検疫所FORTHホームページ）

熱帯・亜熱帯地域の国々では、マラリア、デング熱、チクングニア熱、ジカウイルス感染症といった、蚊が媒介する感染症が流行しています。
流行地では、必要に応じて長そでと長ズボンを着用し、虫よけスプレーを使うなど、蚊にさされないよう十分な準備をしてお出かけください。

帰国時に発熱、下痢、発疹等の症状がある場合や、動物に噛まれたり、蚊に刺されたりなどの健康上心配なことがあれば、空港や港に設置されている検疫所の職員に相談してください。

帰国後に症状が出た場合は、早急に医療機関を受診してください。

なお、受診前に医療機関へ電話し、次のような項目を伝え、医療機関の指示に従って受診するようにしてください。

など

海外の国や地域における、現在の感染症の流行状況等を調べることができます。

海外での感染症予防について（厚生労働省検疫所FORTHホームページ）

海外で注意すべき感染症について、疾患ごとに発生地域や感染経路、予防法等について確認できます。