空き家会議vol.4「住」更新日:
空き家会議
空き家・空き店舗などを使ってまちの魅力を高めていく「リノベーションまちづくり」。
まちなかにおける「働、遊、学、住」といったテーマのもとで、まちのキーパーソンを招いたトークや、空き家の活用方法を考えるなど、様々なイベントを開催します。
開催報告
今回の空き家会議は、「住」のテーマのもと、遷喬地区公民館にて開催しました。
地域、大学と連携し、遷喬地区にて実施した「空き家の実態調査」について、鳥取大学の長曽我部氏より報告いただき、便利なまちなかに住みたいと思っている人は一定数いること、その人たちが空き家の所有者を直接探すことは困難であること、また所有者を知る人たちがご高齢になってしまっていることなど、現状と課題について説明されました。
これをふまえ、司法書士の濱川氏からは「空き家活用にあたっての課題解決策」について、講演をいただきました。空き家を手放さない人が多いのは、いざとなればすぐに売れると簡単に思っている人がいることや相続の問題が理由であることを解説し、課題解決のために、空き家所有者が高い値段で買ったから低い値段で売りたくないといった発想を変えていかなければならないことを説明されました。
後半では、「まちなかを楽しむ暮らしについて」というテーマでクロストークを行いました。最初に、株式会社nido代表の中村氏よりお話がありました。中村氏が訪問したメルボルンで、カフェなどで朝を楽しむ人達を見て、鳥取の朝の賑わいから、どこか良い場所を見つけて豊かな時間が過ごせるのではないか、鳥取が朝活に合うまちになるのではないかと話されました。また、地域の人に日頃から家が空き家になったらどうするのか聞いておいた方がよいという意見が出たり、まちなかの暮らしの魅力を何かの形で発信してはどうだろうかといった外部の人に伝えていくことを提案する方もいました。
今回は、高齢者の方々や同居人に空き家の話を聞くことや、まち全体の目標を作るなどのまちにとって次に必要なアクションを語り合い、空き家の今後の活用について考えることができた会議となりました。
空き家調査の報告 講演:空き家活用の課題解決策について
クロストーク「まちなかを楽しむ暮らしについて」
vol.4「住」 概要
今回のテーマは『住』。
鳥取市では中心市街地エリアの袋川以北を居住推進ゾーンと位置づけ、まちなか居住推進のために様々な取り組みを行っています。
昨年度からは地域、大学と連携し、遷喬地区にて「空き家の実態調査」を実施しています。
今回、鳥取大学により遷喬地区の「空き家調査報告」、司法書士の先生により「空き家活用にあたっての課題解決策」についてのお話をいただきます。そのほか、実際に遷喬地区で仕事をされたり、地区にお住まいの方にご参加いただき、「まちなかを楽しむ暮らし」についてクロストークを行います。
空き家活用に興味のある方、まちなかに住みたいとお考えの方、空き物件をお探しの方などなど・・・、どなたでもお気軽にご参加ください!
【日 時】 2019年3月24日(日)
13:30より開場 14:00開始 16:00終了
【場 所】 遷喬地区公民館 (鳥取市本町1丁目109)
【参加費】 申込不要/無料
【タイムテーブル】
13:30 開場
14:00 リノベーションの取り組みについて(鳥取市)
14:05 遷喬地区における空き家調査について (鳥取大学工学部公共システム研究室)
14:25 空き家の活用について (鳥取県司法書士会)
14:50 クロストーク&空き家cafe
「まちなかを楽しむ暮らしについて」
まちなかの暮らしについて、クロストークを行います。
地元のお菓子とコーヒーを楽しみながらお聞きいただけます。
お気軽にお越しください!
15:50 交流タイム (フリータイム)
16:00 終了
このページに関するお問い合わせ先
電話番号:0857-30-8331
FAX番号:0857-20-3953