令和元年度は、新元号への移行や市制施行130周年となる節目の年とあわせ、新本庁舎が開庁を迎える輝かしい年です。
また、本市が、地域経済や住民生活を支える拠点となる「中枢中核都市」として力強く前進していく重要な年となります。当初予算では新本庁舎整備をはじめとする切れ目のない重要施策や、相次ぐ自然災害に対する防災・減災対策、市民の暮らしを支える医療・福祉・子育て施策、さらには連携中枢都市圏域で取り組む地方創生の施策などを盛り込み、「〝新たな時代をリードし、確かな未来を創造する〟予算」として、はじめて1000億円(対前年度肉付後比1.2%増)を超える〝積極型予算〟を編成しました。
一方で、基金(貯金)の取り崩しは必要最小限に抑えるとともに、市債(借入金)の返済金となる公債費は縮減し、将来に負担を先送りしない財政運営に努めています。
今後も中枢中核都市として圏域をリードし、発展へと導き、いつまでも暮らしたい、だれもが暮らしたくなるまちづくりを目指し、さまざまな取り組みを戦略的かつ強力に展開していきます。
本年11月に全面開庁を迎える新本庁舎の整備
令和4年度予定の共用開始に向けた処理場の整備
各総合支所(福部、河原、佐治)の耐震化整備
緊急時における情報伝達の体制を図るための防災行政無線のデジタル化
コミュニティFM の電波を活用し緊急情報を伝達する防災ラジオの普及に着手
水害被害の防止に向け、使われていない危険ため池を廃止
車いすや歩行支援用具などの、日常生活用具の給付
幼児教育の無償化に伴い認可を受けない届出保育施設の保育料を軽減
子ども・子育て支援新制度未移行の私立幼稚園の保育料を軽減
産後うつ、新生児虐待などの防止に向け、新たに産後健康診査費用を助成
奨学金返還の負担軽減制度を設けた市内企業に対する助成など
中小企業大学校の研修を社員に受講させる中小企業・小規模企業に対する受講料の助成など
即戦力となる人材の確保に向け日本語学校の運営を支援
先進的な農業生産技術やIT を活用したスマート農業の推進
低所得者や子育て世代を対象とした、割増付商品券(プレミアム付き商品券)発行事業を実施
生活交通の維持・確保に向けた生活交通創生ビジョンの策定
鳥取駅周辺再生基本計画に位置づけた事業の推進や、新たな構想策定に向けた調査
湖山池遊覧船の運航再開に向けた、船着場へのアプローチ遊歩道の整備や土砂浚渫
会計区分 | 予算額 |
---|---|
土地区画整理費 | 6,756万円 |
公設地方卸売市場事業費 | 3,591万円 |
国民健康保険費 | 186億5,235万円 |
高齢者・障害者住宅整備資金貸付事業費 | 612万円 |
住宅新築資金等貸付事業費 | 3,414万円 |
土地取得費 | 34万円 |
墓苑事業費 | 5,651万円 |
介護保険費 | 194億9,027万円 |
財産区管理事業費 | 901万円 |
温泉事業費 | 4,685万円 |
観光施設運営事業費 | 846万円 |
介護老人保健施設事業費 | 8,181万円 |
後期高齢者医療費 | 20億4,723万円 |
電気事業費 | 2,869万円 |
母子父子寡婦福祉資金貸付事業費 | 1,841万円 |
計 | 405億8,366万円 |
会計区分 | 予算額 |
---|---|
水道事業会計 | 87億8,274万円 |
工業用水道事業会計 | 608万円 |
下水道等事業会計 | 170億5,276万円 |
病院事業会計 | 96億7,129万円 |
計 | 355億1,287万円 |