鳥取市

梅毒患者が急増中です!更新日:

全国的に梅毒患者が急増していますが、鳥取県内でも急増しています
鳥取県東部圏域において、令和6年はすでに15件報告があり(令和6年8月31日時点)、前年の報告数を超えました。

感染経路の8~9割が性的接触であり、そのうちの半数以上が性風俗利用者または従事者となっています。感染していない事が確実に確認出来ている相手以外と性交渉する場合は、感染のリスクがあることを知っておきましょう。また無症状の場合もあるため、気づかないうちに進行していたり、パートナーに感染させてしまうこともあります。
気になる症状があれば医療機関を受診しましょう。症状がなくても、心当たりがあれば保健所検査(無料・匿名)を受けてみましょう。

(出典)感染症発生動向調査(H25~R4)、感染症発生動向調査(R5)※暫定値

(出典)一般社団法人 性感染症学会

 

<梅毒とは> 

早期に発見し、きちんと治療を受ければ治せる病気ですが、治療をしないで放置すると脳や心臓などに障がいをきたし、死に至ることもあります。
早期に発見し治療を行うために、また、自覚症状がない場合があり、感染を広げてしまうことを防ぐためにも、検査を受けることが大切です。
●原因菌・感染経路
梅毒は、梅毒トレポネーマという病原菌による性感染症です。
性行為の際、性器の粘膜や皮膚が病変部位に接触することで感染し、病変が口にあればキスでも感染します。非常に感染力が強く、1回の性行為でも高い確率で感染します。
予防策をとらなければ何度でも感染してしまいます
●症状
初期には口唇や陰部のまわりにしこりや潰瘍ができたり、リンパ節の腫れなどの症状が出ます。
これらの症状は一過性で、自然に消えることが多いですが、病原体がなくなったわけではありません。
無症状の場合もあり、気づかないうちに進行していたり、パートナーに感染させてしまうこともあります。治療せずに放置していると、心臓や脳に症状が現れ、生命に危険が及ぶ場合があります。

性感染症検査のご案内

感染の有無は、血液検査でわかります。感染しているかどうかは、検査を受けなければわかりません。
症状がなくても、心当たりがあれば一度検査を受けてみましょう。
保健所では、梅毒検査を無料・匿名で行っています。※性感染症に関する相談もお受けしています。
保健所検査については「保健所でできる検査」をご確認ください。

梅毒について詳しくはこちらから(厚生労働省サイト)

性感染症全般についてもっと知りたいとき

インターネットホームページ

HIV感染妊娠と母子感染予防:性感染症のことが簡単にわかる本やリーフレットをみることができます。

これって性感染症?:性感染症についてわかりやすくまとめた厚生労働省のサイトです。

このページに関するお問い合わせ先

鳥取市保健所 保健医療課 感染症・疾病対策係
電話番号:(0857)30-8532
FAX番号: (0857)20-3962

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