令和2年度 第2回河原地域振興会議登録日:
令和2年度 第2回 河原地域振興会議議事概要
日時:令和2年7月29日(水) 13時30分~15時30分
場所:河原町総合支所 大会議室
〔出席委員〕 竹田賢一、小谷加代子、坂本 重利、林 昭男、河毛 寛、有田 直政、奥谷仁美、坂本綾子、山縣恒明、中村佳紀
〔欠席委員〕 楮原典子、倉信 敬
〔事務局〕 九鬼支所長、森田副支所長兼地域振興課長併教委分室長、平尾市民福祉課長、前田産業建設課長、吉田地域振興課課長補佐、政策企画課創生戦略室上田室長、岡墻主任
〔出席議員〕 荻野正己議員
〔傍聴者〕 なし
◎会議次第
1 開 会
2 会長あいさつ
3 支所長あいさつ
4 協議・報告事項
(1)第11次鳥取市総合計画及び第2期鳥取市創生総合戦略の策定について
(2)新市域振興ビジョンの進捗について
(3)その他
5 その他
6 閉 会
議事概要
1 開会
2 竹田会長あいさつ
3 支所長あいさつ
4 協議・報告事項
(1)第11次鳥取市総合計画及び第2期鳥取市創生総合戦略の策定について
(政策企画課創生戦略室上田室長 資料1により説明)
(委 員) |
横文字が多すぎる。もっと平易な表現方法で市民に分かりやすい資料を作成すべきである。また、現在コロナで多額の財政負担が発生していると思うが、次世代のことも考えた財政運用が必要だ。「国立社会保障・人口問題研究所」が予測した将来人口より多くの人口増加を目指しているが、人口1000人増やすのにどれだけの予算を使うのか?うわべだけの取り繕いではなく実質的な成果を求めるべき。人口減少は、仕方のないことである。意見を求めるのであれば、費用対効果をもっと示すべきである。 |
(事務局) |
表現を平易なものに改め、横文字は注釈を入れるなど努力していきたいと思います。 |
(委 員) |
人口減対策は、これだという決め手はないと思う。出生率もなかなか上がらないと思う。実際に4人、5人産んだ家庭に聞いてみるとよいと思う。 |
(委 員) |
耕作放棄地もたくさんある。また、河原出身の市の職員で市内に出た人は、河原に帰ってくるなどの率先した気構えが市の職員にもほしい。また、人口が減っていくのであれば、市の職員や議員も減らすなどの努力を行うなど、生きた計画にしてほしい |
(委 員) |
中身が、前回計画とそんなに変わっていない。現計画での実績・効果を検証した資料を同時に出してほしい。SDGsは学習指導要領にも出てきている。この視点は大事だ。コロナのこともあり、これからは、社会の価値感や固定観念が変わっていくだろう。市政も柔軟に変えていかなくてはならない。市庁舎の壁にSDGsの情報を貼りだしてほしい。他市町村もやっているところがある。今の子供たちが大人になった時代のためにも、SDGsの視点を取り入れて取り組んでほしい。 |
(委 員) |
裏付けとなる財政・科学技術・しっかりとした考え方がないと、発展しないし、構想は絵に描いた餅となる。 |
(事務局) |
財政の見通しは、5年前に策定した計画の想定内に収まっています。コロナもあり、社会情勢が変化する中で、随時見直していきます。 |
(委 員) |
地方・国も財政が悪化していく中で、河原地区にとって、労働者人口の確保という観点からもUターン施策も重要だ。 |
(委 員) |
鳥取市の覚悟も必要だ。他市町村と同じでは意味がない。効果が出ない。鳥取市は、高付加価値のものを生みづらい状況であり、また、下請け事業が多い。大学生は県外就職が多いが、地元に残れと言っても受け皿がないといけない。高付加価値の仕事を鳥取に持ってくる必要がある。企業がないなら起業する者の支援も必要だろう。小さい自治体ならではのフットワークを生かし、お金のかけ方を考えてほしい。 |
(委 員) |
地域別人口も出していってはどうか。出したうえで、それぞれの地域づくりをしていくべきと思う。また、人口区分が今の実態とあっていない。年少人口の区分・高齢者人口の区分を変えてはどうか。河原地区で言うと年少人口は高校生まで、高齢者人口は、75歳以上とすべきではないか。 人口の統計予測数は、国全体では確かに外れないが、地域単位でみると変わりうるものなので、地域間競争を鳥取市は頑張ってほしい。人口目標はもっと大きく夢のあるものでもよいのではないか? |
(委 員) |
人口は確かに減っているものの、生産性・効率化は上がってきている。全体でのバランスを考えていくと、人口減がすべて悪者だとは限らないという考え方もある。あまりマイナス思考に偏ると、出生率にも影響するのではないか? |
(委 員) |
現在は、子育てに対する支援の環境はだいぶ整っていると思う。 |
(委 員) |
都会での子育ては、かなりお金がかかる一方、鳥取では、衣食住にあまりお金がかからないのがメリット。テレワークの人は地方の家を探している。今たくさん力を入れたら、たくさんの優秀な人を呼び込めるのでは? |
(委 員) |
どんどんやるべきだ。市の独自色を出し、住むには良いところであることをもっとPRすべき。 |
(委 員) |
鳥取にいても仕事ができるようデジタル化を一層進めていくべき。様々な課題についての河原地域ならではの取組を地域振興会議で考えていくべき。 |
(委 員) |
感染症の対策をしっかりとしてほしい。基幹産業をたくさん作っていくべき。また、耕作放棄地対策に対する支援と併せ、支援を受ける際の条件が厳しい面があるので、もう少し弾力的運用をしていけば、就農者の増加につながると思う。 |
(議 員) |
耕作放棄地・空き家対策など地域ごとの 戦略が必要だ。また、一方で地方自治体独自では限界があるので、国への働きかけも重要。 |
(2)新市域振興ビジョンの進捗について
(森田副支所長、前田建設課長 資料2により説明)
(委 員) |
捕獲した有害鳥獣は、800頭にも上るという。捕獲奨励金の情報など、都会への情報提供をもっと行えば、高齢化し、人数が少なくなりつつあるハンターの獲得にもつながるかもしれない。 売沼神社及び周辺の整備・活性化構想については、よく精査して進めたほうが良い。 |
(支所長) |
ハンターの育成が必要です。新たなジビエ料理店が、西郷地区にできる予定なので、肉の需要も期待できるでしょう。新しく建て替える市営住宅に関しては、多様な世帯にマッチした住宅です。今後周辺地域に十分な配慮しながら施工していきたいと考えています。 |
(委 員) |
あゆが釣れていないようだ。あゆのまちの看板が廃れる。 |
(事務局) |
大学の先生も交え、10年ほど前から研究していますが、原因がはっきりと特定されていません。 |
(委 員) |
漁港・潮止めの整備の影響などもあると聞いている。 |
(事務局) |
あゆが遡上してこれないのが大きいのではないでしょうか? |
(委 員) |
漁協との兼ね合いもある。 |
(委 員) |
行政の補助金が減っているのではないか? |
(事務局) |
そんなには減っていないと思います。 |
(事務局) |
放流量も減ってないと思います。 |
(委 員) |
あゆの稚魚は何カ所からか、分散して買っているようだ。 |
(委 員) |
あゆのまちを復活させるべきだ。 |
(委 員) |
行政・商工会・専門家が連携して、復活に向けて組織をしっかり立ち上げるべきだ。 |
(委 員) |
河川整備が伴うため、国交省の協力が不可欠となる。 |
(委 員) |
以前、組織を組んで、頑張ったが、これは、非常に難しい問題。様々な問題があり、ハードルが高い。 |
(委 員) |
行政の中に専門スタッフを置き、また、大学でも研究して論文として取り上げるくらいしてほしい。 |
(事務局) |
大学でも進めていたと思いますが、国交省は治水の観点がどうしても中心となってきます。なんとか突破口を見つけていきたいと思います。 |
(議 員) |
北村の解体施設の利用状況はどうか?ほかの施設に流れているのではないか? |
(事務局) |
夏場は難しいです。冬場しか肉にできません。 |
(議 員) |
施設的に問題がある? |
(事務局) |
施設の問題はありません。また、処分か食用にするかのどちらかですが、解体にかかる手間なども考えて処分を選ばれることも多いようです。 |
(事務局) |
北村の施設は、解体のみの施設であり、加工はハードルが高いですが、稼働率は高いです。 |
(3)その他
(事務局) |
コロナ禍のご時世であり、最近感染が特に広まってきています。今年度、当地域振興会議で予定されている視察研修については、実施が困難であると考えていますが、皆様方のご意見をお伺いします。 |
(委 員) | 中止でよいのではないか。 |
(事務局) |
では、今後の状況を見ながらという部分もあると思いますが、今年度は、中止の方向とさせていただきます。 |
5 その他
(事務局) |
次回は8月19日水曜日に南地域合同ブロック会議を予定しています。(延期) |
6 閉会
【資料】
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