令和3年1月開催 第6回 福部地域振興会議登録日:
会場 福部町総合支所2-2,3会議室
出席委員 南部敏、上山弘子、坪内悟、宇山英俊、小谷孝文、岸本正枝、濱田香、西尾祥幸、岩崎幸子、谷岡陽一、中川玄洋、加藤美幸(順不同敬称略)
鳥取県 県土整備事務所計画調査課の職員
事務局 平戸支所長、大島副支所長兼地域振興課長、湯谷市民福祉課長、森産業建設課長、河本地域振興課課長補佐
1 開会
南部会長あいさつ
2 議題
(1)報告事項
1)塩見川河川改修事業について
鳥取県県土整備事務所計画調査課より説明(事業内容と進捗状況、今後の地元説明会を含めた事業予定に関すること)
【主な意見など】
・箭渓川放水路の新設にあたり、農地があまり減らない方法を検討して欲しいといったご意見があった。
(2)協議事項
1)公共交通のあり方の検討状況について(資料1)
事務局より説明
【意見、質疑応答】
委員 |
アンケートを取るときにも話をしたと思うが、元データを大学からもらってもらうようお願いしていたが、どうなったか。 |
事務局 |
手配します。 |
委員 |
より詳細な分析をしないと傾向がみえないので、大学にデータ提供をお願いしてください。 |
委員 |
将来的には共助交通を目指しているのだろうが、タクシーに何人かで乗車して、それに対して補助が出るなら的確、効率的だと思う。以前、自宅でサロンをしていたが、福部町内での運転は支障ないが、町外だと不安を感じている人が3人でタクシーを呼んで、旧市内まで買い物に行ったことがある。高齢者が行きたいところは、病院か買い物で決まっているので、スポットで手当てするのがよいではないか。アンケート結果は漠然としているので、どういうニーズがあり、どういう手当てが必要かを具体的にしていった方がよい。 |
事務局 |
ご提案のありましたタクシー運賃の補助につきましても、ニーズ等を把握した上で、交通政策課と協議しながら検討していきます。 |
委員 |
アンケート結果では、共助交通を導入した場合、無償で運転手をやってもよいという人がいることがわかったが、無償でやった場合いつか撃沈するのは目に見えている。県内では共助交通がブームで、県もこれにかなり予算を出している。車輛の購入補助などで、初期段階では事業が進むと思うが、やる人がいなくなっている中で、無償でやってくれる人は稀有だと思う。 また、有償の場合、個人によって受け取り方の金額が違う。500円でいいという人や、タクシー代まではいかないけど、冬場に仕事が減る農家がその時期に手伝ったりなど、金額はかなり幅があると思う。引き続きデータを取って、継続できる仕組み作りをしていかないといけない。 |
事務局 |
先進地である佐治、用瀬なども参考にしながら検討していきたいです。 |
委員 |
らっちゃんバスについて、R2.5.21市社協と協議し、継続するが人件費の問題があることがわかった。今後、社協と話し合いを継続する必要がある。 |
2)地域振興会議視察の結果概要、感想について(資料2)
【感想】
・若桜鉄道については、郡家駅から若桜駅まで範囲が設定されており条件がよい。また、若桜駅、隼駅は古い駅舎の感じがよかった。た だ、若桜町は人口が増えないと活性化は難しいと感じた。福部駅には人を集める材料がない。
・若桜駅の改修はお金がないと出来ないと思った。隼駅、恋山形駅については、駅舎などの整備は行っているが、それ以外に集客する仕組みがない。また、地域の人とのつながりが見えなかった。福部では、今後、駅周辺で塩見川の河川改修が行われるので、今、駅を活用した活性化をやる必要があるのかと感じた。また、外から人を呼ぶのか、地域の人に利用してもらうのかの検討も必要ではないか。
・若桜町では職員が危機感を持っていると感じた。恋山形駅は人が来るだけで、次につながるものがなかった。
・若桜町では、鉄道の存続のため、観光列車を走らせたり、上下分離方式をとってきたが、このたびコロナ禍で列車の新調を行っており非常に厳しいと感じた。まちづくりの一環で、移住定住にも力を入れているが、人口減には勝てないと感じた。福部駅の活性化については、福部地域のまちづくりの中で考えていかないといけないし、福部だけでなく鳥取市全体から見て、あり方を検討する必要がある。
・何もないではなく、あるものを利用した勢いのある、アイデアのある町だと感じた。また、それを進めるリーダーがいて、実現していることにいい面を見た。恋山形駅の自動販売機を見て、らきょうの自販機も実現できると感じた。
・恋山形駅は見るのは面白いが、お金を落とすところがなくもったいない。目立つこと+お金を落とす仕組みが必要。
・若桜駅では新しいイベントや取り組みを次々展開していた。SL機関車は綺麗に整備されていたが、ブルートレインの客車の屋根が錆びていて、少し残念だった。人目に付く場所なので、気を配って欲しかった。
・隼駅周辺には、HOME8823や隼Lab.ができて、若者が定着してきている。地域活性化をするには、若者がキー。福部も人が減っているが、地域が残っていくためには、若者が定着していける場所、施設が必要。
3 その他
(1)福部未来学園の法面工事について(資料3)
(2)令和2年度福部町まちづくり推進大会について(資料4)
(3)地域組織のあり方検討について(まちづくり協議会と公民館運営委員会の一体化)(資料5)
(4)福部町のまちづくり構想実施計画 令和2年度分進捗状況(資料6)
事務局より一括説明
【意見、質疑応答】
なし
4 閉会
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