鳥取砂丘西側エリアでの滞在型観光施設の整備に関するサウンディング型市場調査結果の公表登録日： 2021年9月2日

日本有数の観光地「鳥取砂丘」の西側エリアでは、昭和50年代に整備された公共施設が更新時期を迎えています。鳥取市では、これらの施設を活用し滞在環境を上質化するよう検討していますが、この検討を行政内部のみで決定するのではなく、民間事業者の皆様との対話のなかでアイデアやサービスの市場性を把握し、整備事業者を公募する際には、民間事業者の皆様が参入しやすい公募条件となるようサウンディング型市場調査を実施しました。

対象施設

サイクリングターミナル、柳茶屋キャンプ場、こどもの国キャンプ場

実施期間

令和3年5月18日～令和3年5月28日　※対話実施期間

参加団体数

 11団体　（県内5、県外6）

調査項目

（1）対象施設の利活用の可能性 （2）施設整備・運営手法（事業スキームや事業範囲）、運営期間など （3）利活用の可能性を高めるための重要な視点や課題、資金計画など （4）周辺施設等との連携の可能性(リゾートホテル、ビジターセンター西側施設（仮称）・休憩舎、砂丘東側施設等) （5）子どもたちの宿泊・自然体験活動や地域学習などの場としての可能性 （6）滞在型観光施設としての新たな可能性 （7）自然環境への配慮、地域貢献の考え方 （8）行政支援等の要望

活用案及び検討事項

活用案

【主な活用案】　キャンプ・グランピング、青少年の宿泊、砂丘に関する学習、アウトドアアクティビティの拠点、サイクリングの拠点　など
【特長的なもの】　星空観察（宇宙体験）、自然環境保護（SDGs）活動、こどもの国等周辺施設との連携　など

検討事項

 【施設整備関係】　（1）サイクリングターミナルの扱い （2）両キャンプ場の一体利用を図るための整備 （3）ビジターセンター西側施設（仮称）・休憩舎へのアクセス改善 （4）境界整備、こどもの国キャンプ場への進入路整備　など
 【ソフト事業関係】　（1）民営化後の学校利用の扱い （2）柳茶屋キャンプ場の無料キャンプ場としての扱い　など

公募方針

上記の活用案及び検討事項を踏まえ、今後、公募方針を策定します。

スケジュール

令和3年度中　　公募型プロポーザルの実施 （予定）
令和4年度中　　事業着手 （予定）