令和3年度 第2回国府地域振興会議議事概要 登録日:
令和3年度 第2回
国府地域振興会議議事概要
日 時:令和3年5月31日(月) 午後1時30分〜
場 所:国府町総合支所 第1会議室
出席委員:森原喜久、山崎豪太郎、山田準二、福田克彦、磯見義隆、森田わか子
木下敏明、矢芝好美、岸本武司、山本暁子、木下裕一朗、松島冷子
企画推進部:渡辺次長
事 務 局:湯谷支所長、前田副支所長兼地域振興課長、川口産業建設課長
植村市民福祉課長、吉田地域振興課課長補佐
◎会議次第
1 開会
2 会長挨拶
3 報告事項
(1)旧本庁舎等跡地の活用について
(2)鳥取市新市域振興ビジョン及び推進計画の改訂について
(3)鳥取市新市域振興ビジョン推進計画の進捗状況について
4 その他
(1)地域特定課題と視察研修について
5 閉会
【議事概要】
3 報告事項
(1)旧本庁舎跡地の活用について
<政策企画課が資料1で説明>
(委員)
旧本庁舎の跡地については、すぐに何かを建てるのではなく、とりあえず緑地などの費用のかからない形にして、その活用についてじっくりと考えた方が良い。
新市域には危険な廃校舎などもあり、財政的な理由でそれらの取り壊しも後回しになっているというのに、急いで跡地に何かを建てようとするのはいかがなものだろう。
(政策企画課)
庁舎の解体が終わり次第、直ちに整備に取り掛かるというものではなく、財政的な面も考慮して進めていきます。
(委員)
このコロナ禍の中でこそ、自然に囲まれた鳥取の持つ強みが発揮されていると思う。
人々の価値観も自然に回帰する傾向にあり、今更コンクリートのジャングルを造る必要はない。
(委員)
行政が市民の意見を募る際に、市民アンケートや市民ワークショップというものが行われているが、これらの対象者はどのようにして選出されているのか。
こういうものに答える人というのはだいたい決まっていて、本当の市民の意見とは言えないのではないか。
(政策企画課)
ワークショップは公募で集めました。意見を言いたい人が参加されるので、ある種のバイアスがかかっているのも否めませんが、そこで出た意見を専門委員会で確認をすることで、公平性を保っているといえます。
アンケートについては無作為で2,000人を選んで行いました。
(委員)
全体の計画として、どれくらいの期間を考えているのか。
(政策企画課)
方向性が決まらないと、事業の期間も見えてきません。
まずは方向性を示したいと考えます。
(委員)
これから具体策を見出していくということだが、その過程では外部の人を入れた委員会も持たれるのか。
(政策企画課)
その過程では、外部の人による専門委員会に意見をいただくことになっています。
大学生や税理士、シンクタンクといった6名の方で構成される専門委員会です。
(2)鳥取市新市域振興ビジョン及び推進計画の改訂について
<前田副支所長が資料2で説明>
(委員)
新しい振興ビジョンの「地域別の現状と課題、めざす将来像」について、国府町の記載を見ると、(3)中山間地域の振興の部分で空き家対策について簡単に触れている。そこで福部町の記述を見ると、空き家対策について努力をしているのが読み取れる。
国府町は空き家が多くなっているので、福部町の事例を参考にしながら取り組んでほしい。
(委員)
改訂前の振興ビジョンの「地域の特性」の(6)が、改定案では削除されているが、その理由はなにか。
(事務局)
(6)は、人口の減少傾向について述べた部分であり、地域の特性については、前向きな事柄だけにしては、という考えで削除しました。
(委員)
人口の減少も現実のことなので、落とすべきではないと思う。
(事務局)
表現を考えた上で、再度掲載します。
(委員)
国府町は、中央や関西に抜ける道がある訳でもなく、地域のビジョンを描くための要素がなかなか見つけられない。
その要素を見つけることに努力をするべきだと考える。
(委員)
振興ビジョンの中にはジオパークという言葉があがっている。私は、いま岩美町でカヤックの講習を受けているが、沢山の人が遊びに来ている。これを見ると、これからは体を動かすことや体験することを作っていく必要がある。
(委員)
振興ビジョンと総合計画との関係はどうなっているのか。
(事務局)
総合計画とは鳥取市全体の計画で、振興ビジョンは、合併した8地域の振興を進めていくために作成されたものです。振興ビジョンは、総合計画の範疇をはみ出すものではありません。
(3)鳥取市新市域振興ビジョン推進計画の進捗状況について
<各課長が資料3で説明>
(委員)
新たな特産品開発として、どのような成果があったのか。
(事務局)
万葉べっぴん鍋を開発しました。
(委員)
令和3年度でバス代替事業の予算が増えているが、この要因はなにか。
(事務局)
人件費改善による賃金の上昇と車両を購入したことが要因と思われます。
4 その他
(1)地域特定課題と視察研修について
<資料4・5で吉田課長補佐が説明>
これまでの地域特定課題の会議の経過についてとりまとめ、委員に提供することになった。
(2)捕獲鳥獣減容化施設について
(委員)
岡益の減容化施設についてだが、施設を設置することについての地元の理解は得ているのか。
(事務局)
候補地としてあげた段階で、影響が考えられる地域には説明をしています。
(3)あおば公園の遊具について
(事務局)
前回の振興会議で質問された、あおば公園への遊具設置の経緯について説明します。
これは、新型コロナウイルス感染症対策地方創生交付金が国から降りてきたため、本庁でこれを健康器具系施設整備事業として各中学校区に1カ所ずつ健康器具を設置することとしました。国府地域では、面積の大きいあおば公園について、令和2年度のあおば公園愛護会会長に設置を打診したところ、了解を得ることができました。
設置の位置についても協議のうえ決めております。
(4)その他
○国府町の振興というわりには、山間部の資源を十分に活用していない。現に県と市が持つ広大な土地があるのに、残土置き場としか使われていない。
○地域振興ビジョン推進計画についても、計画の成果の検証と見直しというサイクルで回していくことが必要である。
※次回の地域振興会議は、7月29日(木) 13:30分〜
会場は国府町総合支所
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