令和3年11月開催 第5回 福部地域振興会議登録日:
日時 令和3年11月29日(月) 9:00~11:00
会場 福部町総合支所 2-2、3会議室
出席委員 南部敏、上山弘子、坪内悟、河口孝行、岸本正枝、小谷孝文、西尾祥幸、濱田香、岩崎幸子、加藤美幸、谷岡陽一、中川玄洋
(順不同敬称略)
校区審議室 横尾室長、竹田主幹
事務局 平戸支所長、角野副支所長兼地域振興課長、湯谷市民福祉課長、森産業建設課長、河本地域振興課課長補佐
1 開会
2 会長あいさつ
3 議題
(1)「鳥取市立学校の適正規模・適正配置基本方針」及び「学校のあり方を考える会設立」について(教育委員会教育総務課校区審議室)(資料1)
校区審議室より説明
【意見、質疑応答】
委員 |
未来学園の小学生は今136人だが6年後には114人に、中学生は69人から75人になる模様。いずれにしても子どもの数が減っていくのは間違いない。統廃合により地域から学校が無くなることは寂しいことだ。「学校のあり方を考える会」はPTA会長が中心となって進めると思うが、我々も協力して進めたい。 |
委員 |
福部でもやりたい部活がある他の学校へ通っているという実態がある。部活を学校単位で運営していくことが困難になってきている。統廃合するにしても通学距離と通学時間の限界値を示してもらわないと議論のしようがない。 |
委員 |
福部では、地域の宝である子どもたちを、地域に誇りを持ってもらえるような人材に育てることを目的に未来学園を作った。地域に誇りを持ってもらえるような地域にしていきたい。 |
委員 |
グランド、学校周辺が汚いので、市として学校周辺の環境整備もしてほしい。 |
委員 |
子どもの数が減少していくのは分かっていることなので、国の基準を変えてもらうことが必要では。鳥大附属小中学校は国立であるが、希望者が多く、入試で選抜する状態なので、国と地方のずれがあるように思う。 |
委員 |
3.ブロック別で対抗戦などを行う予定があるのか。 |
教育委員会 |
1.特に期限は決めてないが、20年後に良い方向になっていればと思う。緊急性の高い地域は具体的に基本方針に記載している。 2.私立小学校はなく、私立中学校が1校あり1学年80人程度。現時点で私立のことまでは考慮していない。 3.教員も働き方改革で、様々な大会を縮小したり、部活のあり方も少しずつ教員から社会体育への移行を考えている途中。新たにブロック対抗は難しいが、今あるものを充実したい。 |
委員 |
ここ4年らっきょうの花のプランター配布で市内の全小学校を回った。全校で数十名の学校もあれば、1クラス30人超の学校もあり、同じ市の中でも差がある。教育は地域の根幹で、そこに投資しないと地域がすたれるので、現状を把握した上で重点を置いてほしい。 |
委員 |
学校は地域の核や防災の拠点でもあるので、統廃合によりどこかの学校がなくなるとすれば寂しい。私の子どもが鳥大附属中学校に通ったが、距離が遠いのでかなり交通費がかかった。現在、私立中学校に通う生徒の保護者も同じ苦労をしていると思う。通学距離、時間の基準を示してもらわないと、統廃合の検討に入れないのではないか。様々な家庭があるので、家庭の事情も考慮して欲しい。 |
教育委員会 |
通学の目安として中学校で6km、1時間以内という基準がある。スクールバスを出すことにより地域交通が衰退するので待ってほしいと言われる地域もあるので、個々の学校の状況について、それぞれで学校のあり方を考える会を立ち上げて話し合っていただきたい。 |
委員 |
自分が子育てしていた時に比べ、家の周りで子どもの声が聞こえなくなった。以前と比べ、教育、子育てにお金がかかるので、出生数も減っているのだと思う。教育費、子育てに関する支援を充実していかないと、ますます人口減少が進むと懸念している。 |
委員 |
統廃合により通学距離が長くなり、学年によって下校時間も異なりそれぞれの対応が必要である。現時点で、旧市の学校の統廃合の話を聞いていたが、なかなか難しいようなので、早い時期に調整が必要ではないかと思っている。 |
委員 |
福部が「福部の未来を考える会」を立ち上げたとき、他の地域もといって10年以上経っている。今もこういう話をしているということは、なかなか進まないことだと思う。生徒数が減少した時、他の学校と一緒に話をしようというところまで行きついていないように思う。家庭の事情や通学距離のことがあるからこそ、考える会を立ち上げて検討していかなければならない。教育委員会が一方的に決めることではなく、地域と学校が話し合いをしながら、そこにコーディネーターとして教育委員会も入って、一緒になって良い学校、良い地域を作っていこうという考え方だと思う。今までがこうではなく、前向きに考えていかないと、良い学校、良い地域づくり、新しい学校を作っていこうという考えには行きつかないと思う。個人の思い、地域の想い、学校の想いを一緒になって考える場所が無かったと思う。福部では、「福部の教育を考える会」が立ち上がったので話をすることが出来たが、それでも不足の部分はあったかもしれないが、福部未来学園を作ることが出来た。個人の思いも大きな場所で言わないと反映できないし、それ以上に教育委員会に斟酌してもらうことは間違いなので、地域ごとに話をして土台を作ることを進めるべきだと思っている。 |
委員 |
福部未来学園を作る際の要望書には、端的に言うと「すばらしい学校を作ろう」と書いた。小規模校転入制度を活用し、旧市内、岩美町からでも通ってもらえるような特色のある学校にしようということで、福部未来学園を卒業した際、全員が日常英会話ができる学校を作ろうということを目指した。以前、卒業生の半数が東西高校に進学していたが、そういう学校にすれば外から生徒が入ってくると思った。いじめや不登校もなく、非常に良い学校なので、魅力ある学校を作り生徒数を増やすこと考えたが、実際は増えていない。 |
(2)第2期実施計画の策定について(資料2)
事務局より説明。
事務局 |
「No.8地元の小学生へのPR」、「No.9首都圏でのPR活動及び市場調査」については、平成29年から行っている事業なので当計画に載せるかどうか委員の意見を聞きたい。 今日議論いただき、最終案を作成し各団体に再確認してもらい、今年度最後となる次回の第6回で実施計画を決定する。 |
委員 |
未来へつなぐらっきょう将来ビジョン研究会の代表だが、No.8、9は以前から行っている事業。No.8は小学校にらっきょうの花のプランターを持って行き、食育活動を行っている。具体的には、畑の場所、栽培方法、らっきょう切りなどについて説明し、らっきょうに興味を持ってもらうのと、農業にも興味を持ってもらい将来一緒にらっきょうを作ってくれる仲間が出来ればと思い、活動している。 No.7のらっきょうの自動販売機設置についても3~4年継続して検討している。GIの商品であるらっきょうを自動販売機で売るという目新しさで取り組んだが、コロナの影響で自動販売機が品薄状態。売店が閉まっている時間でもらっきょうが買える環境を作りたいという発想で、鳥取駅、鳥取空港、砂の美術館、鳥取砂丘ビジターセンターと交渉したが、いずれも困難な状況。継続して来年も検討していく。 No.8について大きな予算は必要ないが、団体で直接学校とやり取りするより市を通じて実施した方がスムーズなので、市の協力をお願いしたい。 →No.8,9について計画に載せることとなった。 |
委員 |
No.17大人の多様な学びの環境の創出とはどういう事業か? |
委員 |
旧中学校の校舎を借り、子ども向けの木工教室などを行っているが、大人でそういうことをやりたい人が出てくるのではないか、地域で技術を持った人に教えてもらう場を作りたいことから考えた事業。 |
委員 |
遊休農地を活用してという記載があるがどういうことか。 |
委員 |
私の家が所有している遊休農地があるので、そこを活用して何かできないかという意味である。 |
委員 |
No.7~9までの細施策に「(1)砂丘らっきょうや梨等販売店舗の充実」と書いてあるが、「地域特産品の販売活動の充実」に修正した方が良いと思う。 |
事務局 |
細施策は基本計画で定めているので、基本計画を修正する。 |
委員 |
No.14の福部未来学園PTAのコンテナを設置して資源回収を行うことだが、設置費用はどの程度かかるのか。 |
委員 |
業者2社から設置の打診があったが、設置費用はかからない。現在設置場所を探している。これまでPTAと子どもで年2~3回、廃品回収を行ってきたが、コロナの影響で実施範囲を縮小している。子どもが少ない集落では実施が難しい状況となっていることからこの事業を考えることに至った。他校区での設置事例も参考にしながら設置場所を検討していきたい。 |
4 その他
(1)福部駅の美観整備及びイベントの開催について(浜湯山・多鯰ヶ池活性化委員会)(資料4)
事務局より説明
【意見】
委員 |
浜湯山・多鯰ヶ池活性化委員会は強い想いを持ってこの事業を行う。主力メンバーは10名程度と少ないので、皆さんにも協力をお願いしたい。 |
委員 |
福部中心部の活性化、拠点づくりとして我々も取り組んできたことなので、協力したい。 |
(2)福部フォーラムの開催について(とっとりふるさとリーダーアカデミー)(資料4)
事務局より説明し、質問、意見はなかった。
5 閉会
ダウンロード
このページに関するお問い合わせ先
電話番号:0857-30-8662
FAX番号:0857-74-3714