鳥取市

令和4年11月開催 第5回 福部地域振興会議 登録日( とうろくび )

日時     令和4年11月29日(火) 9:00~10:30

会場     福部町総合支所 2-2、3会議室

出席委員     上山弘子、中川玄洋、宇山英俊、谷口孝義、河口孝行、岸本正枝、小谷孝文、濱田香、岩崎幸子、加藤美幸、

       谷岡陽一(順不同敬称略)

鳥取市    市民生活部地域振興課

事務局    平戸支所長、湯谷市民福祉課長、山根産業建設課長、山田地域振興課長補佐

1 開会

2 議題

 (1)地域振興会議のあり方検討について(資料1)

 (2)福部駅の利活用について(資料2)

  事務局より説明

 【意見、質疑応答】

会長

只今説明がありましたように、今回の振興会議で皆さまからご意見をいただき、2月末には福部町地域振興会議の意見を取りまとめたものが皆さまのお手元に届くかと思います。それに当たり地域振興会議を振り返ってと言うことで、振り返りシートを皆さんに記入してもらうわけではなく、意見を言っていただけばまとめてくださるようですので、是非何かありましたらドンドン発言をしていただけたらありがたいです。

支所長

ちょっと補足説明をいいですか。資料の中に空欄の振り返りシートが入っています。裏には参考記入例としてフォーマット的に4項目をあげさせていただいており、それについてまとめていくことになります。これに拘らず、視察を充実して欲しいとか4項目以外でも思われているものがあれば意見を言っていただければと思います。まずは4項目の組織の形態について、会議の回数、委員の人数、構成、その他気が付いた点をこのような視点でまとめていただき、次の会議で取り扱う議題・内容については、これまでこんなことをしていたけど諮問があった方がいいとか意見を言っていただき、地域振興会議の成果については、参考例にもありますが普段から思われていることを言っていただき、課題につきましても、今後の課題としてどういったものがあるのか、例示を参考にしながら参考例以外にもいろいろあると思いますのでご意見をいただき、1項目ずつ潰していってもらえたらと思います。よろしくお願いします。

会長

まずは1項目ずつ潰していくと言うことですね。

では、1番目の組織の形態、会議の回数、委員の人数、委員構成などについて何かご意見はございますか。いかがでしょうか。

委員

福部自体は元々旧福部村一個でまとまりがあり、小学校区も1つで、非常に良い構成メンバーであると思います。規模もこのくらいが議論しやすいと思います。現状12人で他の地域でもあると思いますがやり手がいない問題で公募委員の枠はあっても平日昼間に出れる人は限られるため、その辺は柔軟でいい。この会議で何を話す場なのか、機能は何なのかをはっきりさせた方がいい。

委員

この会に参加するようになって間がないので余り意見はありません。こういう人に出てもらったらいいとかも思い当たらないですが、人数は適当ではないかと思います。

会長

会議の回数はどうですか?議題も有りや無しやで無理やり開催するのもどうかと思いますし・・・。

支所長

参考までに、地域振興会議が設置されて8年目を迎えていますが、6年目頃から議題がないとか多いのではないかとの意見もあり、予算の関係等もあり8回が6回に凝縮した経緯があります。地域振興会議の取り組みで違うと思いますし、全体的に6回となった。今の6回を良しとするか拡大する方がいいとかを整理してもらったらと思う。

委員

この会議体が何をするかによって時期の問題があると思いますが、例えば西尾さんを中心にらっきょう農家がこんなことをしたいですとなった時、今ぐらいの時期に具体的な話をして来年度予算を要求するのはすごく大事な段取りだと思いますが、ゼロから予算が付くのは難しく、市で整ったことをこうなりますがいいですかの確認作業が多い機能であり、6回でチェックしながら話を聞くという会議体になる。今後は地域の課題・困りごとについて現場の皆さんも多くおられるため、こういった事を支所としても考えたいと言うのであれば、その辺のスケジュールを逆算した形で会議体として管理する機能もあると思う。どういった機能を持つかによってスケジューリングが変わってくると思います。

支所長

何を中心に話していくかは2番目の欄になってくると思いますが、これまでまちづくり構想を29年に作って、それに基づく基本計画・実施計画を会議体として福部の活性化に向けてどういった取り組みをすべきかの計画を、この会議でまとめていった経緯があります。まちづくり構想等の進捗管理と市全体の振興ビジョンの管理もこの会議に担っていただいています。また、地域活性化に係わるテーマを決めて視察に行って意見交換をしたり、澤寿運輸の取組みの意見を聞いて、皆さんと意見を交わした事もあります。地域活性化に繋がる内容について中心に話してきたのがこれまでの経過です。これからはもう一歩進んで関わるのかこれまで通りなのか、皆さんに意見をいただけたらなと思います。

会長

そうしますと、一番最初の組織の形態については内容等を話した後、その内容をクリアするために上限6回でどうかと決めた方が良さそうですので、次の2項目の会議と取り扱う議題・内容について移ってもいいでしょうか。4つほど記入例があがっていますが、どうでしょうか。この内容についてご意見があるでしょうか。

委員

そもそも、まちづくり構想がよく分かっていないのですが・・・何が書かれているものなのでしょうか。

委員

24ページから成る資料です。

委員

そうですか。

支所長

宇山さんと谷口さんは途中で変わられたのでお渡しできていないので、また後でお渡しますが、元々作ることになったのはICを要望するのに、いかにまちづくりをしていくかがない中で、IC要望はおかしいと言われ、ICが出来たらこんなまちづくりが出来る、こう言う取り組みがしたいとかをまとめていったものがまちづくり構想。それと併せて福部地域の活性化をどういう風に進めていくかを検討していった。当時、鳥取大学の教授の方に助けていただきながら基本計画や実施計画を作っていった経緯でございます。

会長

私がこんな事を言ってはいけませんが、振興会議がどれだけの権限があって、例えば鳥取市からの諮問についてこう答えましょうととりまとめたものが福部町の総意なのかというと、この振興会議の存在を知らない方達もたくさんおられて、私達はこの中で情報は貰うけど貰った情報を抱え込んでいていいのかとか。必要な所に出さないといけないのかとか。その辺が個人に任されていると思っていて。進捗管理をしましょうと言われるが、私達の中ではまちづくりに対してどこまでのものになっているのか曖昧で、話のとりまとめはさせては貰うけど活かしきれていないのではないか思う所があって、その辺についてはどう思われますか。

委員

私もそう思っていました。ビジョンを作るのはいいですが、その結果とかビジョンを作れば1年や2年では出来ないと思いますが、委員の方がハード面ソフト面で汗をかいていない。今までから私も長い間委員会の委員をしていますが結論が出ないような会議で、いい発想はするが支所長が言われるように道の駅を作るのも山湯山と大岩の所にあるから出来ないと打ち切りになった。地産地消で売店を作ったり、県から駅前までのフラワーロードにプランターを置いたらどうかとか意見は出ていたが、これから話があると思いますが福部の駅前を活性化委員会の飼牛明君が元気出して構想を練っておられるのは大変いいことだと思いますが、そういった団体をまちづくりの会長さんもおられるが瑞風が通る時にまちづくりの方に話があり、プラットホームをきれいにしてほしいと話でプラットホームにらっきょうの花を植えてはと考えたがトップカーの乗り入れは止めてほしいとJRからストップがかかり立ち切れになった。福部の中で頑張っておられる団体があるので協力して汗を流す事は今まで無かったのでソフト・ハード面で強力体制をもっと作って行けたらと思います。

会長

ありがとうございます。どうでしょう。

委員

今大きな項目でこの会議について話されていると思いますが、小さな事でもここで出た話について、結果はこうなりましたと回答をいただく機会が欲しい。今回話した事を次の会議で回答を求めるわけではなく、ある程度方向性が決まってからでいいので報告を受ける機会が欲しい。

委員

谷岡さんの仰るとおりだと思います。本来であれば、福部町の振興会議なので市全体の課題を共有し、意見を述べる事も大事だと思いますが、福部の課題・問題があれば、それをしっかり共有する場であるのが理想だと思う。ここで出た意見はちゃんとフィードバックされる組織にしていかないといけないと思います。

会長

私達はお金を持っていない会。机上での会議しか出来ず、小谷さんが言われる汗をかく団体、実際形にしていく所との連携が今一つ取り切れていない。この振興会議でこんなことを話したと言う内容を福部の皆さんにお知らせするような物を作ることは問題ないですか?

支所長

ここで話された内容は、支所だよりに議事録が載っており、全く報告してないわけではございません。HPにも載せていまので、そちらの方で見ていただきたい。お金をかけなくても手作りすればいいですし、どうしても必要と言うことなら検討は出来ると思う。ただ、今までにここで話して連携したものと言えば防犯灯があります。まちづくり協議会で取り組んでもらえないかとなった時に、会長さんが受けられて進んだ連携もありますし、学校がどう進んでいるか問われれば報告もしていますので、全くゼロではないですが、少し足りなかったと言う事であれば、その意見も参考に次回の会議体の意見として取りまとめていきたいと思います。

委員

支所だよりが4ページだった頃はもっと詳しく書かれていたが、2ページになってからは簡素な報告になっている。町民の中にも地域振興会議が何なのか認知されてない状況も伺えるので、もっと分かりやすい広報をした方がいいと思います。

委員

HPに掲載されると言う事ですので、会議終了後速やかに掲載していただき、町民に分かりやすく周知していくことが大事になってくる。

委員

ここで議題になった防犯灯の事も、こういう課題があって解決したとか、駅前の再振興も中川さんのとなりの学校が整備し、その後に多鯰ヶ池さんが輝く中山間地域創出事業でしっかりお金を確保して進められている事が町民にとってキャッチーな話題で何かしら成果が分かればこの会の意義もある。PTAの資源回収、澤寿さんの買い物困難者への支援など、こう言ったことが実現しそうだとかこの会で話されたことの周知をしていけばいいと思う。町民にとっては正直なところ市の政策は余り興味がないところだと思う。何にウエイトを置くかだと思います。

会長

ショックだったのは、駅の活性化についてみんなで話し合って構想を練り、絵本作家さんにイラストを描いてもらってはどうかとか話し合ってもそれ以上の事には進めなかった。予算があるわけでも皆で汗かくような会でもなく、そんな中多鯰ヶ池活性化委員会があっという間に駅の整備をしてしまった。私達の構想から派生してこうなったのなら頑張った感があるが、後方からパッと出て整備されてしまい、私達は何をやって来たのだろうかと言う気になる。駅が活性化されるのはありがたい事だが、ちょっと悔しい気持ちもある。私達の意義はどこにあるのだろうと言う気になってしまう。おそらく地域の課題解決の会にシフトしていった方がありがたい気がします。市全体の情報も当然いただくことになると思いますが、福部町の事に対して頑張れる会にしたいと思います。

支所長

今のは課題ですね。

会長

課題です。

委員

福部はオール福部で臨みやすい対象で、この会の機能は相当高いと思います。公民館が複数あるエリア、小学校区が複数ある所は、自分のエリアの話に一旦集約してしまうと引っ張られがちであるが、福部は機能している方だと思う。ポイントは地域振興課さんに頑張っていただきたいのは、今までは市が全体を決めて各地域に似たようなパッケージを配ってやってねと言ったのがこれまでの施策だと思うが、それ自体が今回地域振興会議をやって、とあるエリアでは小学校区内の議論を一旦集約してしまうと引き戻すのに大変で、旧〇〇町的な話がなかなか出来なかったとか、福部みたいにある程度一体的に出来た所もあったと思うので、地区ごとバラバラな動きになることはある程度許容していただかないと、皆のための良い制度が皆のために機能しない事が今後おこりうる話で、ここがこういう会であるべきだとなった時、しばらく走ったらどこも使いづらいとなりかねない。たぶん全部の地域の意見を集約してしまうとこれが良くなかった、出来なかった事の方が目立ってしまう。各地域によってどうゆう風にこの会議体を、例えば福部であれば地域の事のために動いてみたいとなった時、小学校区1個でまとまっているからみんなでやろうと言う話になると思うが、複数の小学校区があった場合、先ず、どこからと言う話になると支所としてもやりづらくなってしまう。各振興会議エリア毎にどういった事を選ぶか一定程度委ねてもらった方が結果いいのではないかと思う。後は前回の会議でグラウンド改修、過疎地指定になったので予算がつき直りましたが、地方に財源特性が変わってくる事を住民は知らない。それにより得られるカードは増えたはずなのに我々はそこまで分からない状態でこの会で話しても解決できる財源があるのに取ってこれないと言う話もあり得る。福部でこう言ったことをやりたいですと地域振興課に挙げても全市的には無理ですと断られるパターンがあり、皆がやる気になって、財源も確保し、こういう手順でやればいいとどこかが光を見せれば他も上手く試せると思うので、そこを全部集約してしまうとどうしたらいいのか。例えば鹿野町のように地元でNPOを立上げ財源は国や県から取ってくるので大丈夫ですと言うやり方もあるかと思いますが、そこに至るまでに20年かかっていますから、間に合わないと思います。おそらく会議体の議論は各地域毎にどれだけ自主的に動けるかみたいな裁量のバランスが出てくる。ただ名前が振興会議だから、振興していないと言われるとしんどい。振興に向かって動けるであるとか財源をくれとかの議論ではなく、選択肢があるとか飼牛さんのようなプレーヤーが居れば市として更に駆使して行けると言う通な話ですが、特に福部ではオール福部で行ける事は多いと思うので、選べるような話にして、我々がモデルとして使ってもらい、こういう合意形成であればいけますよと同時並行で話していただいた方がこの会議体の意味が出来るのではないかと思います。

会長

課題の方に進んでいますが、皆さんの思っていることを言ってください。ご意見があれば発言をお願いします。

委員

まちづくり構想の話で、いつになるのか分かりませんがICが無くなったとしたら次の構想も練っていかなければならない。いったん決めたら終わりではなく変更していくのだと思いますが、小谷さんが言われたように多鯰ヶ池活性化委員会さんにこの場に出ていただいてディスカッションとか話をする機会があってもいいかと思う。

会長

ICも別にボツになったわけではない。区長会さんからも要望していただいていており、引き続き要望していただいています。

いかがですか。

委員

地域振興会議の会長さんの会が年に何回かあると思いますが、その会の報告を今まで聞いたことがない。これからの課題ですけど。福部は山も海も川もあり、区長会でも各集落の要望とかあると思いますが、出来る事出来ない事があると思いますが。活性化委員会の方でも要望を議題にして進めていくような事も今までなかった。これからは地域振興会議でも幅広い意見を聞いて、町全体で小さな意見でも取り上げてみてはどうかと昔から思っていた。

委員

小谷さんが言われた件は年に1回集落から市や県に対する要望としてあげられており、支所から本課へ振り分けられて担当課から回答していただき、各区長にその回答が戻っていますので、聞いていただいたら分かると思います。地域振興会議で細かいことを取り上げるのがいいのか分かりませんが。

支所長

小谷さんから活性化委員会の話が出ましたが、基本的には令和3年から始まっていまして、初年度が計画、今年度と来年度が事業実施となっています。地域振興会議で全く取り上げてない訳ではなく、去年の11月29日の第5回目の地域振興会議で情報提供は行いましたが、一歩踏み込んで話を聞いてみるとかのレベルまでいっていなかったので、聞くだけだと、スーッと抜けてしまうのかもしれません。これから先に取り組む時にはそれに繋げた施策が出来るのではないかと掘り下げて聞いてみるとか必要なのかなと話を聞きながら思った所です。

委員

駅の再振興について話し合っている事を20代の娘に話したら、植田正治写真美術館みたいに映える背景を置いておけば写真を取りに来る人がいるし、それだけで十分だと思うと話していた。この場で話していてもいいアイデアが浮かばない。小学生でも中学生でもこんなのあったらいいのではないかって。駅前のトイレの名前を募集した時に山湯山のサトシさんの所の息子さんがエントリーされ「とっといれ」で佳作になった。県外の方が採用されたが、小学生でもなかなかいいアイデアを出すので、福部の駅前のトイレを「とっといれ」にしてもいいと思うくらい。楽しく建設的な話し合いとか情報を町民に提供して、皆でノリノリでアイデアを出せたら、楽しいものになるのではないかと思う。

会長

この会議だけではおそらく難しいので、派生的に必要ならここのメンバーが入りながら進めるとかもう少し柔らかい会が出来ればと思う。

委員

横の連携とか、情報共有とかプラスになるような構造がこの組織にあったらいい。

委員

駅の話に戻りますが、こちらからの発想があって、明さんもいろいろな会に出ているので聞いて頭の中にインプットされて予算化になって摘まんで、ゼロイチはここだと思う。

会長

そうであれば嬉しいけど。

委員

ただ、明さんの実行力が抜群にあると言う事。僕らでは追いつかない。だからゼロイチは僕らのこの会議からの発想から出て、イラストレーターはやっぱり今風ですよ。彼女の作品は東京でもあるし、BSSのニュースのオープニングでも使われており、それを見つけてくる明さんは流石だと思う。何だかんだ言って実行を誰がするかで、いろんな事を。これが一番難しいハードル。皆さんがお忙しい中なかなか動けない状態があり、それを踏まえると僕も忙しい時はこの会さえも出れず、それ以外の事は協力したいと思いますが、やっぱり難しいのかなと。そこを踏まえると、ここはある意味予算もなく、ゼロイチを作る所で、末端の最後の出来るよと言う成果ではなく、こう言う事が出来るか出来ないかを投げかける所に徹してもいいと思います。勿論出来る事はやればいいし、そう言う所でもいいと思います。

会長

繋げる事をテーマにと言う事ですね。

委員

そうです。

委員

駅の振興のきっかけ作りはここからも出ていると思うので実行は活性化委員会がされてもいいと思います。この前足を運んで見に行きましたが、町民の方がどれだけ足を運ばれているかと言う思いがある。住民の方は駅を利用する機会が余り無いので。いいイラストが描かれているのに。新聞にも出ていて知っている人も多いかもしれませんが。裏はまだ何も無かったのでもうちょっとインパクトのある絵を描いていただけたらと思います。駅にいいイラストが描かれているのに、住民の方がどれだけ関心を持ってくれているのか、いい活動していただいているのにと言う思いがあります。

会長

来年度もいろいろウオーキングや料理講習等計画をされているようなので。

委員

植込みの伐採とか夜学生が乗り降りするのに危ないので、紅葉を植えたりうっそうとした大きな木を切ったり、そう言った整備も含めて。

会長

人が集まれば何か動きが出来るのかと思ったりしますが。

委員

ここの会議の議題は全体に係る大きなことなので、私達委員の発想と言うより市からの投げ掛けでどうでしょうかと言う事の具体的な対応しか出来ない。自分達が発想するのは個人的な事に囚われる可能性がありなかなか難しい。前にICの整備の話で道の駅でらっきょうを自動販売機で売ろうかとなった時、実現できそうだけど、なかなか成果としてあがらない。前回も言いましたがこの場で検討した事の結果、澤寿さんが提案された買い物困難者の移動車について報告して欲しいのですが、今回も無かった。なかなかちょっと私達の立場も微妙な所だと感じています。

委員

課題に話が変わっていますが、改めて考えると移住定住とか大分中川さんにしていただいているのですが、それについて掘り下げて、もっと住民の方のための内容でプラスになるように力を入れていった方がいい。地域振興会議でどこまで出来るか分かりませんか。西尾さんが言われたゼロイチでいい、実行までできなくても課題をちょっと具体的に浮き彫りにしたりとかでもいいと思います。

会長

ありがとうございます。河口さんどうですか。

委員

よく分からないです。何が良くて悪いのか分からないです。皆さんが言われるように予算の無い会ですし、実行力のある所が予算を確保して実行すればいいと思う。

会長

課題・これからの進め方についてはたくさん意見をいただきましたが、地域振興会議の成果については何かありますか。

先程西尾さんがゼロイチと言う事を踏まえれば、地域振興の一役は担わせてもらっているのかなと思う。

委員

空き家も実際活動してもらいました。

会長

そうですね。この会が無ければ進められなかったと思えば成果としてもいいのかもしれない。

委員

そうですね。現場の状況を伝えて地域の課題、学校関係の困り事を会議で取り上げて動いていただいてありがたく思います。

会長

成果について思っている事があればご発言ください。

委員

1ついいですか。移住とかの情報がよく分からないのですが、例えば空き家がどれくらいあって何人ぐらい就農とか移住とかの実績がどうなのか数字がありますか。

委員

空き家調査している所で、去年今年で地図に落としている感じ。移住希望の方が居られたら去年まではお試し住宅があったので希望者の対応をしていましたが、いろいろあって今年から福部のお試し住宅が無くなり、コロナ禍でお試し住宅を開くのが難しいところがあって。

委員

浪花団地に入っていただいてもいいのではないかと思いますが。

産業建設課長

浪花団地の建替えの計画がありまして入居の方はストップしています。

会長

建替えはしばらくかかるのでしょう。

産業建設課長

これから計画を作るところなので相当先です。

委員

今年度お試し住宅が使えなくなると分かり、浪花住宅を管理するので使用できないか相談しましたが、最大1か月間しか住めない方はダメですと断られた。福部の住宅政策的な話をすると、次男三男がそう言った所に入る風習があったがそれが無くなり、今は建てる土地もない。保育園や小学校の保護者から土地がありませんかと尋ねられる事があるが、じるい田んぼはあるが、実際福部に住めないため、浪花団地の建替えの話は若年層には響くと思う。福部に住みたい方の受け皿がないので急いでいただきたいと思う。建てたいが土地がない問題は保護者間で聞く。岩美町からの移住者の相談はちょくちょくある。空き家が無いかと口コミがあるが、紹介できるまでには至っていないが隠れたニーズはあるので、公営住宅の情報は大事だと思う。

委員

そう言う情報は惜しいですよね。

委員

オール福部を考えるとそうですよね。住みたい方が居られて、住んでみると街中も近いし住みやすさはある。

委員

浪花団地の建替えの話があったのは不見識でしたが、新しいものが建てば福部の活性化になっていいと思う。古いしきたりがある所に入るのはなかなかね。土地があっても村づきあいとかややこしそう。浪花団地とかであれば古いしきたりとかもないだろうし、是非早く進めてほしいと思います。

委員

ICと並行して。順番があるならICより先にしてもらってもいい。

委員

要望みたいな格好ですが、以前にもこの会議かまちづくり協議会だったか話したと思いますが、福部は日本一のらっきょうの産地。前は海士のところに日本一のらっきょうの生産地の大きな看板があったが今は撤去になっているし、バイパスが出来たので県道になっている路線バスのバス停をらっきょうのデザインした物を貼り付けるとか、砂丘から浜湯山の辺は梨のデザインした物を貼り付けるとか海士から細川までなららっきょうのデザインした物を建替える事は出来ないから、日本のどこかでかぼちゃのバス停とかナスのバス停とかがあったと思う。建替えまでは出来ないけど、らっきょうのデザインを自家用車とからっちゃんバスとかで通った時、県外の観光客がここはらっきょうの産地の町だなと分かるような広報宣伝があってもいいと思う。前にこの会で話したが立ち切れた。駟馳山を降りたところから海士のところに大きな看板でもしたらいいのにと思う。

会長

賜りました。

委員

要望書みたいなものを地域振興課として出してますか。

会長

それは出してないと思う。意見は出ていたけど、それを次にどうしようかと言う所に繋がっていない。

委員

要望を予算化できるような機会が設けられたらいい。それが一番まとめて出せたらいい。お金ないと出来ないですし。

会長

助成金の有無や飼牛さんにも聞きながら、やろうと言う人と話を一緒に進めていけたらいい、今出た意見が立ち切れにならないようにしないといけない。

委員

日本一の看板とかは止めた方がいい。新聞に出ていましたが岩美町がカニでやられていた。報道で叩かれることがある。

委員

日本一ではないかもしれないので。らっきょうも収量が一番ではない時がありますよね。

委員

収量は鹿児島、二番は宮崎、三番が鳥取。でも、日本一の産地ですよ。あんな一個にまとまったところは日本中探しても無いです。

会長

と言うような事もどこかでしましょう。

委員

ここが、鳥取砂丘の砂丘浜がバックグラウンドにあり、そこは強みだと思うので、植田正治記念館みたいな人が集まれるツールはあるので、それを前面に出していけば。

会長

それはこのメンバーと言うわけではなくて、メンバーも入れながら専門の方も興味のある人とも一緒にやって、その報告はここで受ける。あくまで地域振興会議の役割だと思うので。

委員

振興に向かっていけばいいのではないかと思う。

会長

ありがとうございます。他にはどうですか。思い残すことはありませんか。

委員

砂丘やらっきょうは福部の特色だと思うので、福部町名をよく知っていても、更にPR出来るように材料はたくさんあると思うし。それから多鯰ヶ池周辺、西口周りにリゾートホテルが出来るとか、かなり活性化する材料はあるので、これに乗っかり観光振興、らっきょうの振興に結び付ける、移住定住も乗っかり砂丘の地で農業とかされる人が手を挙げる事も出来ると思う。

会長

ちょっと未来が明るくなってきた。そう言う事の発想元の会でありたいと思います。もちろん全市的なものについての情報も当然しないといけない事も出てくると思いますので、その辺も踏まえた所で、ちょっと新しい形の振興会議になったらいいなと思う。こんなところでいいですか。

支所長

次回は、いただいた意見をまとめた確認と、一番根本的な事が話されていないのですが、この会議を存続しますよ。やっぱりこう言う会議体が必要ですよと言う部分と、どういう形態がいいのかと言うのを、若干補足的に意見を聞きながらまとめていきたいと思います。

委員

この地域振興会議は令和7年3月いっぱいで終わる。今支所長さんが言われたように、会議体をどうするかでいろいろな意見が出ましたが、いろんな団体の方が居られ、住民の意見も反映させたりとか、総合支所と一緒になって今後も今あるような地域振興会議、それが形が変わるのかもしれないが、それは各地域の課題とかがあるので、今後の会議体の形はわかりませんがそれを続けていってほしいと思う。

支所長

では、そう言う風にまとめてお聞きしますので。

会長

会議の回数はどうですか。6回。くらいが妥当だと思いますか。

委員

上限でどれくらいであるとか。人数についても今1号・2号・3号の委員さんが居られるので、上限の人数とかを決めて、その中でそれぞれの地域の実情に応じた形でいいのではないか。

支所長

おおまかにいうと、まちづくりの会長さんや区長会長さんは1号委員と言う位置づけ、後の6名が学識経験者でいろんな方面から出てもらっています。それと地域の意見を聞くと言う事で公募委員が4名、全体で12名。この構成のあり方もどうあるべきかと言う事もありますが、中川さんが言われるようにいいメンバーで構成されていると言う事であれば変えなくてもいいですし、公募委員を増やせと言うならそれもありだと思う。今まで聞いた意見の中で、これまでの状態でいいと言う事と、会議体は残すと言う事。後は今は条例設置ですが、拘らなくても要綱設置でもいい、堅苦しくなくてちゃんと会議として成り立てば要綱でもいいと言った所を次回整理させていただけたらと思う。今日いただいた意見をまとめ、資料にして事前にお配りしますので、それを見ながら当日意見をいただき、今度はまとめると言う事でお願いしたいと思います。

会長

この時間で皆さんの言いたい事はお聞きできたと思いますが、言い忘れた事があれば事務局へなるべく早く言っていただけたらと思います。次回は2月になりますので、その時に支所長さんが言われた事を確認しながら決定し福部としての意見を取りまとめていく流れになります。それでいいでしょうか。

支所長

はい。

会長

たくさん意見をいただきました。ちょっと先が楽しくなるような前向きな意見をたくさんいただいたので、取り組んでいけたら思います。次回の開催は2月3日9時からを仮で押さえておいてください。事務局の方で何かありますか。

事務局

無いです。

委員

終わりになってから、福部駅の件ですが来年度も飼牛さんの方で何かされるようですが、福部駅の向かって右側の自転車置き場や駐車スペースをSNSで映えるような情報発信を誰かが行えば広がっていくし、山陰線の西側、浜坂までの乗車率も悪い。人が集まるなり乗車する人が増えればいいですが、市の土地を気軽にイベントで使えるように、支所でも考えてほしい。例えば食べ物でも出来るような事も支所の協力をお願いしたい。

会長

では以上を持ちまして第5回地域振興会議を終わります。長時間ありがとうございました。

3 その他 

4 閉会

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