令和5年2月開催 第6回 福部地域振興会議登録日:
日時 令和5年2月3日(金) 9:00~10:18
会場 福部町総合支所 2-2、3会議室
出席委員 上山弘子、中川玄洋、宇山英俊、谷口孝義、河口孝行、岸本正枝、小谷孝文、西尾祥幸、濱田香、谷岡陽一(順不同敬称略)
欠席:岩崎幸子、加藤美幸
鳥取市 市民生活部地域振興課 山名地域振興課長補佐、小野主任
事務局 平戸支所長、森副支所長兼地域振興課長、湯谷市民福祉課長、山根産業建設課長、山田地域振興課長補佐
1 開会
2 議題
(1)鳥取市過疎地域持続的発展計画の取り組み状況について(地域振興課)(資料1)
市民生活部地域振興課より説明
【意見、質疑応答】
会長 |
只今報告のありました内容で何かお聞きしたいことがありますか。 |
委員 |
産業事業の件ですが、単年度で計画を立てながら実施されているが、継続の管理体制はどうなっているのか。例えば浜湯山の活性化委員会が駅の事業にかかりつつありますが、年度が替わっても継続して管理していただけるのか。 |
地域振興課 |
浜湯山の福部駅の活性化については3年間の補助事業です。補助事業の意味合いで言いますとスタートアップを支援するもので、ずっと継続して維持費を補助するものではなく、3年間の年限になります。その他の施設についてもそれぞれですが、過疎計画としてあたっている道路は整備にかかる部分で維持費までは含まれていないものもあります。 |
委員 |
浸水想定区域図作成業務についてですが、既に鳥取市は防災マップやハザードマップを作成しているが、新たに作成されてどのように活用されるのか。防災アプリにも防災マップがあり、新たに作成される区域図を地域住民はどのように活用したらいいのか。どういった効果があるのか教えてほしい。 |
地域振興課 |
浸水想定区域の作成については青谷と河原で作られていて、福部の方は担当課の報告では現在あがってないです。意味合いについては短期間に水量が増水して被害が住環境とかに影響が出そうな部分について早めに住民に注意喚起を払うためにこのエリアは危険ですよと言うところで、浸水被害の避難を早めに出来るように浸水被害の軽減を図る対策のために作られたものであると言う事です。過去に浸水被害が発生して住環境に被害が生じた経緯も踏まえて作成された物だと聞いております。福部は令和4年度です。それを作って地域住民に周知するものだと思います。 |
支所長 |
過疎計画の担当課が来られていますが、各セクションから集約しているだけで、ある程度の事は掌握されていますが詳細については分かりませんので、次回活用方法について確認し報告させてもらいます。 |
会長 |
その他にはございませんか。 |
委員 |
拘るわけではありませんが、現在、塩見川の改良が進められている中で浸水区域図を作っても変わってくる。後ろ向きな発言ではないがタイミングが。作成が大変だと思う。 |
委員 |
浜湯山はまだ被害がありますので。塩見川が良くなってもまだまだ課題はあります。 |
会長 |
そう言う事も含めて次回にと言う事でさせてもらっていいですか。 他にはどうでしょうか。では、無いようなので次に進めさせてもらいます。 |
(2)地域振興会議のあり方検討について(資料2)
事務局より説明
【意見、質疑応答】
会長 |
前回、皆様からいただいた意見を事務局の方でまとめていただいておりますが、追加でありますとか疑問点等ございましたら発言をお願いします。 |
委員 |
委員の人数では地域の実情に合わせて柔軟にとあるが、委員の構成では現行のメンバーで良い構成となっていて整合性をとった方がいいのでは。 |
支所長 |
委員の人数の柔軟なと言うのは12名を指しているのではなく、条例では公募委員を4名と示されていて、公募委員が集まらない所もあったりして、そこは実情に合わせてと。福部ではこのままでも良いと言う意見ですが、実情に合わせてされてもいいのではないかと言う意味合いです。 |
会長 |
いかがでしょうか。ありませんか。 |
事務局 |
今見ている資料の裏面の参考・記入例にある組織の形態のその他の部分で新たな会議体を持つのであれば、条例での位置付けまでは不要ではないかとあります。前回の地域振興会議の時に支所長からも条例設置でいくのかそこまで固くない要綱設置でいくのかを次の地域振興会議で皆様の意見を伺いたいと投げ掛けていましたので、この場で意見を伺い追加していこうと思います。条例設置であれば議会の承認が必要ですし、要綱設置であればそこまで固くはない形にはなります。 |
委員 |
テクニカルな話になると思うのですが、我々の話した意見が重く捉えてもらうには条例設置がいいが、事務方には大変なことが増える事もあるので要綱設置の方がいいのではないかとなると思う。我々に議論を振ってしまうと、ちゃんと取り上げてもらった方がいいとなる。我々にとっては地域側の意見をちゃんと受け止めてもらえたらいい。 |
支所長 |
基本的には条例設置も要綱設置でも目的とかこの会としてどうあるべきかは示されるので、それに基づいて進めていくのは変わりないですが、条例設置でいくと対外的にバチっと固めて、議会の承認を得てちゃんと手続きを踏んだ会になる。中身を変えるにしても全て議会を通さなければならない部分ではデメリットで、対外的に認められた会であると言うところはメリットであると思う。要綱設置の場合は、中身の変更手続きは議会にかけるよりはしやすい。事務局としては内容を審議するのに条例でなくてはならないとは考えていません。地域審議会の流れでちゃんと位置付けられた部分では条例設置かなと思いますが、協議の面ではそこまで拘らなくてもいいのかなと思います。本課の方はどうですか。 |
地域振興課 |
そうだと思います。同じ考え方です。ただ、他地域の地域振興会議の意見も踏まえながらとなりますのでどうかと言う事になりますが、考え方としては支所長が言われた通りだと思います。 |
会長 |
設置の仕方が違うだけで、審議した内容が以前とは違う捉え方をされる事はなく今までと同じと認識していいですか。軽んじられることはない。 |
地域振興課 |
軽んじられることはないと思いますが、条例として設置されていた意味合いとしては付属機関と言って市長が諮問してこれについて議論してくださいと言った事に対して議論し回答する機能も条例で定めていて、そう言ったことが無く、地域の振興について意見交換するのであれば要綱設置でも十分機能は果たせると思います。 |
会長 |
福部で諮問は無かったですが、今後無いとも言えない。福部では要綱設置をしているので諮問を一切受けないって言う事ができるのか。 |
地域振興課 |
諮問はまた別なので、別の話になりますが、市側でこういう事を検討して意見をまとめてくださいと言った性質のものです。地域での議論と言うのは別物です。地域振興について議論することは出来ると思います。 |
支所長 |
今聞いた中身で、福部が条例と言っても、他の7支所が要綱だと言えばそのようになる。メリットデメリットを図りながら最終的な案を来年度にはお出しするのでそれを見てもらって、ただ今の時点で福部は条例だよと言う事であればそれもありですし、最終的な案は違うものが出てくるかもしれませんが、今の福部の地域振興会議の意見としてまとめてもらえばいいです。 |
委員 |
振興会議の元々は諮問機関と言う事で。今度はどういう体で地域毎の会議が出発するかと言う事ですか。 |
地域振興課 |
皆さんに意見を出していただいているのは、その前段階の話で具体的な鳥取市全体として新たな会議体を設けるのであればこういった形の物ですよと言った形を作るための意見を出してもらっているプロセスです。今の段階でどういった物になる言う事を申し上げることは出来ません。 |
委員 |
どういう形態の物で再度出発するのかと言う事ですね。 |
地域振興課 |
どういった形が望ましいのかと言う事です。 |
委員 |
条例になると運用が面倒くさいと言う事ですね。 |
地域振興課 |
議会の承認のプロセスがいると言う事です。 |
委員 |
段階を踏んだ手続きが必要になると言う事ですね。例えば福部でメンバーを減らすとか増やす運用がそれぞれの会議では出来ず、上にあげていかないと出来ないと言う事ですね。 |
地域振興課 |
難しくなりますね。要綱設置の場合、内容の変更等が割とスムーズにできると言うところです。 |
地域振興課 |
今と同じように8地域で統一的な形でないと運用できないような形になると思います。 |
委員 |
市自体がどうしたいのか見えてこないと我々も判断できない。 |
支所長 |
これまで4期地域振興会議がやったことを振り返ってもらえばわかるように、各地域振興会議はそれぞれの支所でカラーが違い、福部でも前半と後半でもカラーが違います。条例か要綱設置かは対外的なもので地域振興会議として何をするのかは明確に自分たちで決めなければならない。国府で言うと委員の要望について協議し、福部で言えば前半は本課からの意見を聞いて、計画の進行管理をするなど形式ばった事しかしていない時期もある。例えば過疎債でこういう地域の事業があればこれにのるのではないかとかは支所として発信していく。そう言う位置付けの会であってほしい。地域なり対外的に取り組んでいくなら交通政策を掘り下げようと言う事であれば担当課を呼んで意見を出し合ってそれを組み立てて本課に申し上げる。条例設置でも要綱設置でも会議としてやろうと思えばやればいいので、条例だから大変だ要綱だから大変ではないと言った話ではなく、しっかりと取り組んでいただきたい。先程から条例設置と要綱設置の違いを話していますが、ある程度の趣をもって今まで通りやると言う事であれば条例設置でも構いませんが、手続き上の話や融通の利くのであれば要綱設置の方が取り組みやすいのではないかと個人的には思います。委員としてどうするのかはこの場で決め福部地域振興会議の意見として出していただきたい。 |
委員 |
この3月までに方向性を決める必要があるのか。 |
支所長 |
福部としての意見を出して、支所単位で変えるわけにはいかないので、5年度に協議して最終的には6年度に決める。骨子を作る前段階の意見集約。皆さんが意見を言えるのはまだ何段階かありますので、とりあえず今の段階でどう思われているのかを出していただければと思います。 |
地域振興課 |
今皆さんに意見を出していただいているのは振り返りなり課題なりこう言った地域振興をしていきたいと言った意見を出していただいています。今日まとめていただいたものを全支所から出していただき集約して、鳥取市として新たな会議体が必要と言う事でしたらたたき台を来年度作ります。来年度から新しい委員さんの任期が2年間ありますのでその2年間でたたき台を基に意見を出していただく。たたき台が出てきた段階である程度市の方向性は見えてくると思います。それに対して意見をいただくことになります。再来年度の頭くらいにまでにある程度形を決めて、最終年度には会議体が出来るとなれば要綱化するとか条例化するとか選択肢はあるかと思います。再来年度の初めまでには鳥取市としての方向性を決めていく流れになります。 |
会長 |
前段の意見を皆さんに聞きたいと言う事ですね。 |
地域振興課 |
そうです。 |
会長 |
どうでしょうか。議会承認がいると言う事はある程度認められた会議体であり、何の権限で決めたのかと言われた際には議会で承認を受けた会で決めましたと言えるかどうか、また地域で柔軟な人数を変更しやすくするのであれば要綱設置とか。様々な意見を踏まえ、今のやり取りの中でどうでしょう。 |
委員 |
どっちでもいいと思います。どちらにもメリットデメリットがあり、どちらにしても皆さんの要望は聞いてもらえる。 |
会長 |
どちらでもいいはありですか。 |
地域振興課 |
決めなくてはいけないわけでないです。そこはどちらでも。 |
委員 |
合併してから十数年経ち、各支所、各地域はどうするのかと言う投げ掛けの中の話だと思うので、福部的にはしっかりやっているのでどちらでもいい。 |
委員 |
私個人として会議体は残して欲しいと思います。後は条例か要綱かと言うところですが会議そのものは続けていただきたい。 |
支所長 |
中身的には継続と言う事で進めていきますので、あると言う事が前提です。これまでは10年間は法律に基づいた地域審議会があり、次は条例設置の地域振興会議があり、次の段階の会議体を条例にするのか要綱にするのか。法律はもうないので。今までは事務局が決めて進められていたので問われても困ると言う事、また、判断材料が分からなくて判断しにくいと言う事ですので、ここではどちらでもいいと言う事で出させていただきます。今後骨子を作った段階で事務局の説明を聞いたうえで意見を言うと言う事で進めさせていただきます。 |
委員一同 |
はい。 |
委員 |
地域振興会議で今までいろいろな事が話されてきたと思いますが、話された内容は地域振興課の方にデータとして残されているのでしょうか。 |
地域振興課 |
議事録は、はい。 |
委員 |
それを、どのように活用されていこうと思っておられますか。結構ボリュームのある内容だと思うのですが。 |
地域振興課 |
議事録はHPに残っていますので、過去の物も見ることは可能です。案件によっていろいろだと思いますが、例えば本庁所管課との話であれば、地域振興会議からこう言った意見が出ていると言った事を踏まえて、その意見を本庁所管課がどう対応したかと言う動きはそれぞれあると思います。そう言った部分でのそれぞれの事業についての地域の意見はこうだと言うところでの役割はあったのかなと思います。 |
委員 |
言い方は悪いかもしれませんが、ただの意見として止めてしまう事の無いようにお願いします。 |
会長 |
他に、これだけは言っておきたいと言う事があれば。また、議論する場が出来ると思いますのでその時にお願いしたいと思います。 他にはどうでしょうか。福部地域として取り扱う課題・内容についてとか成果であったり課題であったりの辺で何かご質問はありませんか。 |
事務局 |
会長、宜しければ、先程の浸水想定区域図作成業務の件で回答をいただいたようですので、 |
地域振興課 |
皆さんが活発な議論をされている間に、都市環境課の方に聞きました。活用の仕方は危機管理部局の方とどういう風に市民公表するのか協議中。防災マップもありますので、混乱をきたさないように検討しているところのようです。活用の仕方の一つは周知することで住民の避難行動に役立ててもらう。もう一つは浸水エリアに対して市として対策を講じるための基礎資料とする2つの側面があります。 |
会長 |
回答をいただきました。今日の議題は二つと言う事ですが、何かありますか。議題の(2)の資料2についてはこれでいいでしょうか。 |
委員一同 |
はい。 |
会長 |
ではこれで進めてください。 |
事務局 |
はい。ありがとうございます。 |
3 その他
福部地域の振興にかかる事業構想について
事務局より説明
4 閉会
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