「第2期鳥取市子ども・子育て支援事業計画」の改訂について登録日:
1.改訂の概要
本市では、子ども子育て支援法の規定による「鳥取市子ども・子育て支援事業計画」を策定し、子育て支援の総合的な計画として取組を進めています。令和2年4月からは「第2期鳥取市子ども・子育て支援事業計画」(計画期間:令和2~6年度)を策定し、子育て支援の取組を継続して推進しています。
今年度はこの計画期間の中間年にあたることから、子育てに関する量の見込みと提供体制の確保方策等を実績に応じて見直しを行ないました。
見直し後の計画期間は、当初の計画期間(令和6年度まで)とします。
<主な改訂内容>
(1)教育・保育事業等の量の見込みと確保方策の見直し
- 教育・保育の量の見込みと提供体制の確保の内容及び実施時期について、量の見込みを下方修正(72頁~75頁)
- 子育て短期支援事業の確保量について、実績に基づき修正(79頁)
(2)基本目標に基づく具体的施策の見直し
- 保育所等の整備について、その事業区分を「拡充」から「維持」へ(55頁)
(3)基本目標に基づく具体的施策の追加
- 多様なサービスの充実について、途中入所児童の受入れ体制強化を施策に追加(57頁)
(4)担当課の更新
- 計画を展開する施策担当課について、「中央保健センター」、「鳥取市保健所(家庭支援課)」を「健康・子育て推進課」、「保健医療課」、「保健総務課」へ変更(47頁~70頁)
2.改訂の考え方
(1)教育・保育事業等の量の見込みと確保方策の見直し
- 「量の見込み」に10%以上の乖離が認められたことから、保育の入所児童数の実績に基づき、「量の見込み」の数値を入所児童数の減少トレンドを踏まえて下方修正
- 「確保方策」については、コロナ禍での不測な動向等にも対応するため、令和4年度を基準として令和6年度まで体制(数値)を維持
(2)基本目標に基づく具体的施策の見直し
- 令和元年度をピークに、本市の入所児童数が減少に転じたことから、保育の受け皿である施設整備を拡充から維持へ
(3)基本目標に基づく具体的施策の追加
- 年度途中の入所希望児童に対応するため、職員確保による途中入所児童の受入れ体制強化を施策に追加
(4)担当課の更新
- 組織再編による施策担当課の更新
3.改訂経過
(1)関係課からの報告
鳥取市関係課へ中間見直しの照会
令和4年7月~令和4年8月
(2)鳥取市社会福祉審議会児童福祉専門分科会での審議
令和4年11月22日(火)
(3)市民政策コメントの実施
実施期間:令和5年1月6日(金)~令和5年1月27日(金)
実施結果について:意見、提案の総数2件(1人)
頁 |
意見等の概要 |
考え方 |
57頁 |
「途中入所児童の受け入れ体制強化」について、新たに加筆したことは評価します。「体制強化」につながる指導、裏付けとなる制度を県に求める(3カ月分の補助だけではなく期間延長を求める)とともに、市独自でも補助制度を作って、申請が徹底されるよう望みます。 |
児童の受け入れ効果を期待する事業や制度については、今後も引き続き県に求めてまいります。また、本市においても事業の見直しや拡充等を行うことともに、その効果検証を行うことで「受け入れ体制強化」につなげていきたいと考えています。 |
77頁 |
「職員の確保や適正配置による受け入れ体制の強化に努めます。」 「職員の確保に努めます」と言い切ったのではないところに意図があるように想像します。やはり必要な文言なのでしょうか?「職員の確保に努めます」と努力してほしいです。 |
途中入所の希望があった際は、その児童を受け入れるために国の配置基準を満たす職員を適正に配置する必要があります。途中入所にも配置基準を満たす職員を配置できるよう職員の確保に努めていきたいと考えています。 |
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