令和5年度 第3回気高地域振興会議登録日:
日 時 令和5年7月28日(金)午後2時00分から午後4時20分
場 所 気高町総合支所 2階会議室
〔出席委員〕
河根裕二、渡辺雅子、地原伸、吉浦郁夫、塩田則夫、片山敬子、
鈴木陽子、宇津原あけみ、木村明則、近藤可菜、武田敏男、田中敦志、
以上12名(順不同敬称略)
〔事務局〕
中原支所長、久野副支所長兼地域振興課長、久田市民福祉課長、
武田地域振興課長補佐
〔鳥取市教育委員会事務局教育総務課校区審議室〕
松本主幹、堀村主任
[傍聴者]
なし
◎会議次第
1 開会
2 協議事項
(1)気高地域学校統合に向けた現在の状況について
(2)気高地域振興会議独自の議題・テーマについて
新市域振興ビジョンの目標:交流のまちづくり
3 その他
・貝がら節祭り2023の開催について
*次回の日程について
4 閉会
◎議事概要
1 開会
2 協議事項
(1)気高地域学校統合に向けた現在の状況について
【鳥取市教育委員会事務局教育総務課校区審議室】気高地域学校統合にむけた現在の状況について、資料に基づき説明。(略)
【委員】測量、地質調査など実施されると思うが、もう少し具体的にどのようなことをするのかを含めて説明があると質問しやすい。
【鳥取市教育委員会事務局教育総務課校区審議室】実際には、事業者が決定していないので具体的に説明できることが限られてきますが、事業者が決まりましたら統合準備委員会や関係者会議の参考資料を考慮いただきながら、候補地の測量、地質調査にあわせて、まずは児童の安全と良好な教育環境の確保について検証を行いながら、造成に関する検討を行うとともに候補地に向けたアクセス道路などについても考えていく必要があると思います。これらの内容を事業者には行っていただきたいと考えています。
内容やスケジュールがさらに具体的に決まりましたらあらためて委員の皆様に報告させていただきます。
また、騒音や臭気についても調査に合わせて庁内でも検討してまいりたいと考えています。
【委員】地質調査はどのくらいの広さをされるのか。
【鳥取市教育委員会事務局教育総務課校区審議室】敷地面積はまだはっきりは決まっていません。地質調査を進めながら、これまでに新設で整備した学校の敷地面積等も参考にしながら検討していきたいと考えています。
具体的な施設についても、事前調査と併せ庁内の方でも検討するように考えていますし、今後さらに検討していきたいと思っています。
【委員】場所を選ぶ時、もし、防災面で何か問題があった時は場所にこだわることなく検討してほしい。子どもの安全、地域の皆さんの避難地でもあると思ったときに今まで以上想定を越した想定しておかないと異常気象の防災に対して機能が発揮できない気がする。特に防災面で十分検討し安全性を要望する。
【委員】予算化されて事業者が決定されると思うが、それは今年度中と考えているか。また、最近は異常気象のこともあって、特にここの地域は低地とあり冠水の恐れが非常に高い。嵩上をして、かなり学校施設を高くするということだが、それを踏まえて内水の排水対策をしっかり検討していただき、学校ができる周辺の集落の排水対策のことも合わせて検討していただきたい。
【鳥取市教育委員会事務局教育総務課校区審議室】
事業者が決定したら年度内に終わるように話はしますが、具体的には事業者が決定してから事業内容とそれに関わる期間を調整していきたいと思いますので次回説明させていただくまでにお伝えできるようにしたいと思います。
【委員】付帯関連施設等の必要性を検討とあるが、コミュニティセンターなどを含めた施設も考えての整備なのか。
【鳥取市教育委員会事務局教育総務課校区審議室】周辺に対する影響、排水等の影響を踏まえて検討してほしいとの要望をいただいており、付帯関連施設に関しましては排水に関する施設という所を考えております。
【委員】スクールバスの利用、それに伴うアクセス道路のことも併せて考えていく必要があると思うがどうか。
【鳥取市教育委員会事務局教育総務課校区審議室】通学の負担軽減のためには公共交通機関の活用、スクールバスの導入など負担軽減についてさらに検討が必要と考えています。この度の事前調査では工事車両がアクセスできるのか、またそれに耐えられる道路なのかを検討していきたいと思います。通学方法については、事前調査では検討はしませんが、具体的な通学方法については、候補地が決まってから保護者や、学校、地域の皆様と検討していくことを想定しています。
【委員】学校にアクセスする道路も含めて、学校の事だけではなく、付帯関連施設とか、その場所が市道かどうなのか、アクセス道路の設置によって、住宅、店など色々な観点で変わってくる。そのようなことも含めたまちづくりを検討されているのか。
【事務局】まちづくりに道路はとても大切なことだと考えております。学校整備にあわせて考えていきたいのですが、簡単に道をつけることは難しい面があります。工事車両の関連、スクールバスを運行するなら運行上の確保というように整備を進めていくべきだと思います。
【委員】後付けで道路をつくることは大変なこと。学校をつくるということは避難場所となるなど、今は必要ないではなく、将来的なことを考えそのためにどんな道をつくっておいた方がよいのか、それを将来発展的にどのように使う事ができるのかという所まで視野に入れすすめていただけるとありがたい。
【委員】スクールバスについて、検討されているか。できれば検討していただきたい。
【鳥取市教育委員会事務局教育総務課校区審議室】現在、鳥取市ではスクールバスの導入はしておりません。児童の負担軽減のためには、公共交通機関の活用やスクールバスの負担軽減策について、地域の交通の実情や、子どもたちだけではなく地域のニーズなども踏まえて検討していきたいと思います。
(2)気高町地域振興会議独自の議題・テーマについて
交流のまちづくり
【委員】(1)小さな拠点づくり支援事業の拡大のための方策について提案委員より内容説明。(略)
【委員】瑞穂地区は、公民館とまち協が一緒になって一本化でやろうとスタートし、昨年までの事業と継続しながら進めているが、まちづくりの主体となる柱がなかなか見つけられないのが実態。高齢者を含めた交流の場となることを望んでいるが、どうしたら活性化するのか検討しながら少しずつ形を作っていこうと思っている。
【委員】この事業の活用を考えているか。
【委員】今はまだ考えていない。
【委員】酒津はどうか。
【委員】この事業を使って現時点では何かしようとは思っていない。
【委員】今やっている事業をこの事業に結びつけ、さらに充実していくよう説明等の協力をしていただく事は難しいか。
【事務局】小さな拠点づくり支援事業ですが、県と市が補助金を出し、実際に実施するのはまちづくり団体となります。地域、地区のビジョンを話し合っていただきその課題の解決に向けて取り組みたい場合には、説明にも伺いますし、県の担当者とも一緒に出向くことも可能です。
【委員】(2)キャッチフレーズ「気ぶん さい高 ときめきの町」の生かし方の工夫について提案委員より内容説明。(略)
【委員】最近はキャッチフレーズの使用頻度が低くなっているように思う。他の地域ではキャッチフレーズが書かれたのぼり旗を色々な所に設置し盛り上げている。「貝がら節」や、「ときめきMy Town」のBGMを流したり、今流行のダンスなどの動画配信をすれば子どもたちも興味を持ち広がるのではないか。道の駅などでも積極的にアピールすべきだと思う。
【委員】(3)子どもたちが喜ぶ「ゆるキャラ」を開発。(イベントの充実)について提案委員より内容説明。(略)
【委員】大人があまり関わらず、中学生などの若者に考えてもらい気軽に発信していかないと発展性がない。盛り上げる工夫をしよう。
【委員】小、中学校の生徒会などの経験者12名で「未来の浜村を考えよう」という次世代リーダー育成研修会が行われ、そこではどのような話が出てきたのか、町をよくすることで活かせるようなアイデアがなかったのか。
【事務局】それは、浜村地区公民館の主催事業で、これからの町はどのような町がよいのかを、小、中学生が話し合ったとのことですがまとまった内容は聞いていません。
【委員】良い意見が出ていても、うまく繋がる事ができていない。
【事務局】リーダー研修なので、参加者がリーダー的存在となって、まちづくりを引っ張っていく観点もありますし、そこで出された意見を実現に向けてやっていくことも大事なことだと思います。
【委員】新しいゆるキャラを考えるのもよいが、「けたかぐらむ」を活用して発信してみてはどうか。例えば、商工会の「カイちゃん」を使って、「ピアノがうまいカイちゃん」「ダンスがうまいカイちゃん」などカイちゃん動画で発信してみる。新しいものを作らなくても、既存のものを活用してもよいのではないか。
どこかで話題が上がればそこに注目が行くと思うので、きっかけを皆で出し合い盛り上げてみてはどうか。
【委員】今あるものを活用し、時代に合わせて少しずつ改良する。盛り上げていけるものは新しく作っていく。ただ、それをやっていける組織があればよいが。
【事務局】新たなゆるキャラを作成となると時間と経費等がかかるので検討が必要となります。
【委員】(4)地域の活性化について提案委員より内容説明。(略)
【委員】路地裏をめぐって歴史や文化を学ぶ「とっとりリーダーアカデミー地域実践ゼミ」があり酒津路地をめぐる機会があった。普段見慣れていて何もないと思っていたが意外と意識することで新しい発見もあった。また、酒津マルシェを開催し野菜や、魚を販売した。そんな方法で工夫するのも面白い。
【委員】地元側のつながりとして、事業内容や、それをベースに見える形にならないか。こういった活動をしてよかったなど情報を知る方法はないか
【委員】(5)交流のまちづくりについて提案委員より内容説明。(略)
【委員】気高町の復興として、魅力を感じ住んでみたい町、住んでいる人が、住んでよいと感じる町にするには、どんなことをしたらよいかを「子ども」をキーワードにして考えてみてはどうか。直接体験ができる場所が少なくなる中で突破口として、都会にはないが、気高にあるものでなにかできることはないか。地区にこだわらず地域の枠を超えた繋がりが求められる。
【委員】統合した後、廃校した学校を体験施設のようなことに使えたらよいと思っていた。
【委員】子どもたちが、地域のすばらしさを改めて発見していくような民泊体験のようなことを実施したことがあるがいろんな体験ができ貴重な経験となったので検討の意味はあると思う。
【委員】(6)気高ジオパークサイクリング大会について提案委員より内容説明。(略)
【委員】(7)ジオパークを活用したイベントの新規開催「気高サイクルツーリズム」について提案委員より内容説明。(略)
【委員】子どもを主人公とし、子どものサイクリングにすれば大人はついてくる。
気高町内の子どもたちが楽しむルートをつくり大人も子どももサイクリングが楽しめる気高町にする。親子で楽しめるサイクリングツーリズム的なものが検討していけるとよいと思う。ルートマップ、取り組み体制、走行環境、受け入れ環境など整備することはいろいろあるが、各公民館単位やったことを繋げて町全体で整備していくと住民が楽しめるのではないかと思う。気高町一周サイクルツーリズムができれば県の事業とも関連性ができる。
【委員】(8)気高町のホームページについて提案委員より内容説明(略)
【委員】現在のホームページではわくわく感が感じられない。古いまま変化のないものが放置されていると活気がなく、魅力のない町だと感じる。流行もあるが常に新しい情報にすることが大事。
【委員】ホームページも大事だがSNSで配信することも考えてみたらどうだろう。
ただ、予算の問題がある。
【委員】(9)人流増加から定住促進への取り組みについて提案委員より内容説明(略)
【委員】いかにウェルカム要素をつくってそれをどれだけ配信していけるのかを考える。町の特徴や資源を住民も把握して町の誇りとして再発見していかないと配信すらできない。
【委員】個人が知っていることがどの様に繋がり、知らせる手段は何かが重要となると思う。ツイッターや、インスタグラムを使ってハッシュタグで繋げる方法もある。
【委員】次回の議題は、2 新しい風のまちづくり、3 地域産業のまちづくりを話し合うこととします。
【委員】本日話し合った内容は今後どうなるのか。
【委員】提案された意見の行き先を見える化してほしい。
【委員】まち協、商工会、公民館等の横のつながりが連携できるとよいと思う。そこで募集、提案、気高のお知らせなどはできないか。
【委員】会議内容全部ではなく、こんな話があった、貴重な意見がでたなど、言いっぱなしで終わりにならないように何かできることがないか。
【委員】毎回ではなく、「地域振興会だより」がつくれないか。
【委員】会議で出された意見の中で、地域でこれが必要、是非やりたいと思うものをまとめ、例えばそれを会長より市長へ意見を言っていただく方法もあると思う。
【事務局】お便りが出せるか、支所だよりをもっと充実させるかを検討します。
【事務局】会議の内容等は支所だよりやホームページにも載せていますし、ペーパー化にしたとしても結果的にお知らせになってしまうので、どのようにすべきかを話し合い課題を整理し次回示したいと思います。
3 その他
・貝がら節祭り2023の開催について
【事務局】8月5日(土)、貝がら節祭りが開催されます。ゲスト安来のおじによる芸能ステージ、またヤサホーパークでイルミネーションがあります。
【委員】特に意見なし
・7月13日の大雨災害の件について
【事務局】町内では、床下浸水 8件 土砂崩れ 13か所
大きなところで、気高中学校のグラウンドが含まれますが、現在、通学路が変更になっていますが、夏休み明けには通学できる予定です。
【委員】特に意見なし
※次回日程について
令和5年9月1日(金)午後2時からの開催予定
4 閉会
以上
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