令和6年度 第3回気高地域振興会議 登録日:
日 時 令和6年7月4日(木)午後2時00分から午後4時30分
場 所 気高町総合支所 2階会議室
〔出席委員〕
河根裕二、渡辺雅子、地原伸、吉浦郁夫、八田孝敏、片山敬子、鈴木陽子、
宇津原あけみ、木村明則、近藤可菜、武田敏男、田中敦志
以上12名(順不同敬称略)
〔欠席委員〕
なし
〔事務局〕
中原支所長、久野副支所長兼地域振興課長、伊藤産業建設課長、久田市民福祉課長、
小宮地域振興課長補佐
〔鳥取県東部行政管理組合消防局〕
岩見係長
〔鳥取市危機管理部 危機管理課〕
北村課長補佐、岸本主任
〔鳥取市教育委員会事務局 教育総務課 校区審議室〕
山下次長兼課長、松本主査
[傍聴者]
なし
◎会議次第
1 開会
2 報告事項
(1)気高消防署の移転について
【危機管理課】消防業務は鳥取県の東部広域行政管理組合が、担っておりますけれども、各消防署の立地する自治体が消防署の土地の確保を行っているということで、一市四町と消防局での取り決めを昭和53年頃から交わしており、この度気高消防署の移転をするということで、我々としても移転に必要な土地の確保等を進めてきており、4月に移転先の土地を所有者の方の同意をいただいたので改めて説明するための時間をいただいた。
【消防局】本組合では、地域の防災拠点として、有事の際は消防活動に万全を期すことを目標に、老朽化および耐震基準を満たしていない庁舎の建替えを順次行っている。現在の気高消防署は耐震性の不足に加えて、周囲が急傾斜地警戒区域や一部特別警戒区域を含んでおり、土石流警戒区域に指定をされていることや、敷地が狭隘であり、業務を継続しながら、建て替えを行うことが困難であるため、移転して建替えを行う。新消防署は大規模災害時の防災活動拠点機能を増強するため、インターチェンジの最寄りに移転するとともに、ヘリポートや自家発電設備等を整備する計画としている。造成工事については、鳥取市で行い造成工事完了後、東部消防局で建築の工事を行う。構造としては、鉄筋コンクリート造の2階建て庁舎で延床面積は約1200平方メートルである。ヘリポート、車いす用駐車場、来客用駐車場、駐輪場、自家発電設備やホース乾燥柱などを計画しており、工事のスケジュールは令和7・8年度の2年で新築工事を行うようにしており、新しい消防庁舎の運用開始は令和8年度末予定である。場所は現在から500メートルほど東側に移動した位置を考えている。
◆質疑応答
【委員】ヘリポートの建設とあるが、これは今吉岡のチェーン着脱場のところにドクターヘリが来ているが、そちらも変わりなく運用したうえで、ドクターヘリが新設消防署にも来るのか。あと統合小学校が、もしも近くに建設された場合にヘリコプターの頻度や騒音の問題が発生する。それはある程度想定に入っているのか。
【危機管理課】ヘリポートが一つ増える認識です。現場に近ければ、救急車が吉岡まで行かなくても、新設の消防署に救急車が来ればドクターヘリが来ることになる。統合小学校については、場所が正式決定されてないので、そこまでは想定ができていない。ヘリが来ることで、それなりの音は出るが、実際にある程度距離があれば、そこまでとは認識していない。
【委員】消防団の操法練習を中学校裏のテニスコートとプールの間でやっているが、実際暗かったりすることがある。せっかく消防署を新設するので、敷地内に操法練習ができる場所を想定に入れてほしい。
【危機管理課】各団が工夫しながらいろんな場所でしているのが実際だと思う。新設消防署についてもヘリポートという場所なので、常に場所を確保しておかないといけないところもある。運用面でも考えていかないといけない。その辺りは確認させてほしい。
【委員】地域の防災拠点としてとあるが、消防署が移転するという話で、気高町に限らず、東部一円の防災拠点として、県や自衛隊等のいろんな拠点として考えてもよいものか。
【消防局】今回は消防署だけの新設工事ということになる。これまで市内西側にこういった大きな拠点になるようなところがなかったことでの新設工事となり、インターチェンジから近い場所でということになるのでなおさらである。
【委員】無線などを使って連絡事項等をどこが発信するのかも含めて、情報をキャッチすることや、本部から情報が入らなければならないし、単に消防署という機能だけではいけないと認識しているが、そのあたりはどのように考えているか。
【消防局】まず無線のことになるが、東部消防局は鳥取市吉成の消防本部に通信司令があり、そこから東部管内全消防署に連絡が入る仕組みとなっている。消防署だけの機能ではなく、施設が時代に合ったものとなるので、より地域に開かれたものにしていきたい。
【委員】新築移転で大きく違うのはヘリポート新設ということだと思う。すぐ近くに比較的交通量が多い県道があり、電線とかもたくさんあり、安全面で地域住民への説明とか、沖縄でも数年前に学校にヘリが墜落した事例もあるので、地域住民にはとても恐ろしいというか、本当に大丈夫なのか。その辺りの説明が必要と考えるがそのあたりの予定を教えてほしい。
【危機管理課】当然地元への説明は大切だと考えているので、今日こちらへ来ている。特に候補地に隣接する鹿野町梶掛集落には、先日説明に行ったところであり、鹿野町地域振興会議にも説明に行く予定になっている。新築工事のイメージ図で留まっているので、消防局で正式なものができれば、同席して説明する場を設けることを考えている。
【委員】施設として新しくなる部分は他にもあるのか。もう一点は、現消防署の跡地利用についてなにか考えているのか。
【消防局】施設については、現消防署に比べるとよりバリアフリーに対応した施設となる。障がいをお持ちの方が使いやすいような大きな洗面所を配置する予定であり、消防機能としては、自家発電を整備して電気の供給を行う。昭和50年代の建物から令和の時代に対応した建物に切り替わるということが一番大きなことになる。跡地利用については、現在どのように活用できるかを消防局内で協議している段階であり、どういう形で利活用するかはまだ決まっていない。
【委員】新設された場合に幼児や児童生徒の訪問があり、いろんな話を聞かせていただくこともあるので、活用がしやすいよう考えてほしい。駐車場も広くなり、ヘリポート新設による緊急的な対応がどのようにされるかということもあるので、新設時どのように施設を活用するかも進めてほしい。
【委員】新設を機に消防署が大きくなるが、隊員は現在よりも増えるものか。
【消防局】現時点では人員等については、不透明である。
【委員】せっかくであれば現状維持かそれ以上にしてほしい。いずれにしても隊員がいなくて困ったということのないようにしてほしい。
(2)気高地域の小学校の新設統合について
【校区審議室】令和5年11月から令和6年3月にかけて、新設統合小学校候補地であるJR浜村駅南側でボーリング調査等を実施した。調査結果の報告を受け4月に庁内関係部署による検討委員会開催を踏まえ、事前調査結果による検討のポイントということで3点挙げている。
1つ目の地盤対策や用地造成による近隣施設や住宅への影響については、ボーリング調査の結果、比較的浅い地層に支持層が確認され用地造成の影響により、地盤対策が可能であると見込まれている。2つ目の浸水リスクなど防災安全上の課題については、造成高で対応することや候補地を通る既設の基幹排水路の整備により、水害リスクが軽減されることが見込まれている。3つ目の通学路安全確保への道路整備の必要性等については、通学路の検討や引き続き様々なソフト対策もあわせて必要な整備の検討を進めていきたいと考えている。今後関係する部署との協議を踏まえた上で、総合的に判断し学校候補地として適地となれば、地域住民への説明も実施することや文化財の試掘調査など実施を検討している。
◆質疑応答
【委員】候補地は、ほぼ決まりという認識でいいのだろうか。
【校区審議室】先ほども申しあげたとおり、課題の整理をしていかないと教育委員会だけで決定できるという話ではない。土地の造成や周辺の道路整備もあるので全体として検討したうえで決定したい。
【委員】今回と同じ資料が25日にも町内全戸配布され、これを見た時にいろんな人から意見を聞いた。記載のとおり、これまでの経緯は大切であるが、最も大切なのは、裏面の今後についてであり、この内容ではどうするのかが全く見えてこない。
【校区審議室】現在候補地の段階で精査をしているところで、ある程度固まって、予定地としてここでいきますということ段階になれば、その後の工程や完成する時期やそれまでの工程を示すことができるが、今はまだ予定地として決定していない段階なので示すことができない。
【委員】いつの段階でそれを示せれるかくらいは出していかなければいけない。もうしばらくお待ちください。これが行政の一番悪いところである。これだから町民は諦めモードになってしまう。一定のロードマップくらいは出すべきである。まちづくりと一緒に学校統合を考えていこうという方向性がどんどん入ってしまったがために、本来やらなければならなかった学校の統合が後回しとなり、子供たちや保護者に一番迷惑がかかってしまった。町民はいつまでに結論を出してくれるかみんなが待っている。
【会長】私も先日市の方に意見書を出した時に早急に整備をという話をしたので、なかなか校区審議室だけでは即答しかねると思う。思いはわかるがここで結論を出すことは難しいと思う。
【委員】以前から協議してきた段階で6年7年といったスケジュールはあったが、当初から比べるとスケジュールが遅れている。変わったら変わったで、新しいスケジュールを出していかなければならない。これは私だけではない、町民からもこういった意見が出ているということをここで伝えたい。
【委員】地質調査によって支持層が出たので、近隣施設に影響がないのであれば地盤対策としては可能である。造成高への対応は当然ながら田んぼであるため、造成することが必要である。資料を見る限りでは、既設の用水路整備等で対応すればいいと読み取れる。当然ながら市の土木関係の部も含めて各部署で取りかかる必要がある。もう一度スケジュール感も含め、何をどうするかを住民に説明しなければいけないと思う。
【校区審議室】事業規模が大きなものになるので、費用も含め庁内で精査が必要である。例えば費用を少しでも抑える工法があるのかといったことも踏まえ、全体の事業規模がどのくらいかということを調整したうえで検討していきたいと考えている。
【委員】用地が決まってないと協議をしても結局は意味がない。将来のことも含め非常に不安なことやわからないことばかりであるため、今何が問題でもっと明確にしてもらわないと納得のしようがない。やはりはっきりしていただきたいという思いがある。
【委員】スケジュールが遅れた大きな原因の一つというのは、学校統合だけではなく、まちづくりを加味していくと事業費も膨らむし計画期間も長くなる。この地域振興会議でも、まちづくりという観点から学校統合に関する意見書を提出して、早くしてほしいと話をしているが、市も大変苦慮されているのではないかと思う。その辺を明確にいつ頃工事にかかれるとか、この部分がこうなったらこのように進めるといったものを示してほしい。
【校区審議室】今の段階で具体的になかなか示しづらいというのがあるが、庁内で議論が進んで、具体的に示していけるような段階になれば、もう少し詳しい説明をさせてほしいので、現時点ではご容赦いただきたい。
【委員】明確なスケジュールが示せないのはまだ仕方ないかなとは思いながらも、何が原因で正式決定が遅れているのか、説明では納得がいかないところである。調査も終わり予算等についても当初見込んでおられたが、正式決定が遅れると、スケジュールがどんどん遅れていくことの説明があったが、まだ納得がいかない。
【校区審議室】費用も含めて総合的な検討であるため、結構な時間がかかっている。既存校舎の建て替えではないので、用地取得から浸水リスクを軽減するための造成高も詳細な検討が必要であり、それによっては費用が変更になる。周辺の道路整備もどの程度まで整備が必要かそれによっても費用が変わってくる。そのようなことを含め、庁内関係課と協力し精査を行っていく。
【委員】学校統合問題の始まりは、小学校の小規模化が背景にあった。付随してまちづくり分野でも構想が膨らむことによって、当然事業規模と費用が大きくなる。関係機関との調整が必要となる。方向性としては間違っていない。ただ、本来子供たちが教育を受ける環境のことをもっと真剣に考え、早急に計画を進めてほしい。候補地についても浜村駅周辺とあるが、このことを知らない町民も一定数いることをわかってほしい。目先のことだけではなく、将来を見据えたものにしてほしいし、将来は西部地域全体に関わってきそうなそんな思いもある。そういった意味でも今の候補地が現実としてよいと思う。とにかく計画を一刻も早く進めてほしいということをこの会議として要望したい。
(3)気高地域の新設小学校建設に係るまちづくり構想について(意見書)
【会長】皆さんのご意見を伺いながら、修正を重ねて6月24日市長に提出した。本会議では、まちづくりという観点から項目ごとに説明を行った。意見書については真摯に受け取ってもらったと感じている。その際、調整が必要な部分があるので、若干時間がかかることもあるが、しっかりと取り組むということで、回答については、時期は未定であるが、後日書面で返事があるのでその際には本会で報告したい。今後統廃合をしていくなかで、まちづくりの確保を検討していくことが必要ではないかという意見もあったので、今後まちづくり計画や地域未来プランでも議論したうえで、取り組んでいきたい。
【委員】意見書については、何度も修正が入って、いろいろな意見が反映されたものとなり、最終的にはいいものができたと感じているが、もう少し提出が早くできなかったのか反省点として残っている。景観にマッチした学校づくりについては、県産材をふんだんに使うといった文言を入れており、県東部森林組合にも今後協力をいただければと考えている。
3 協議事項
(1)鳥取市新市域振興ビジョン推進計画について
【事務局】貝がら節まつり、気多の市、ときめき祭りなどのイベント支援、空き家の活用、特産物活用、地域交通の維持・確保、避難行動の要支援者支援制度の利用促進について資料2に基づき説明。(略)
計画自体が平成26年から令和5年度までということで、五つの柱で取り組んできた。掲載されている31事業のうち25事業については、達成や概ね達成ということで、8割以上は実現ができたのではないかと認識をしている。一方でふるさとリーダーアカデミー参加者増加、農産物加工施設の利用促進そういった部分が未達であるため、次期の地域未来プランに引き続き取り組みをしていきたいと考えている。
【委員】未達部分の改善点について、表現が曖昧なところがある。次期計画に向けては、前年踏襲ではなくて原因をしっかり把握して、他のアプローチが入るようなそういった書き方になることを期待したい。
【事務局】12番については、全く参加できていないわけではなく、前回の地域振興会議で地域おこし協力隊の山本隊員から取り組みの話があったが、地域の特産物をいかした商品開発、観光スポット写真を撮影してSNS等で積極的に発信していけば、地域で募集をして、参加していく取り組みに繋げていくことで、リーダーアカデミーも今後継続して実施されるので、声掛けをしていただき参加者を増やしていきたい。
【副会長】10年の節目で振り返るのは、次の地域未来プランにどう引き継いでいくかというところが一番大切ではないかと感じる。特にその2割未達成をそのまま引き継ぐのか、切り口をやっぱり変えていかないと、これでは駄目だなっていうところで、見直しを図ってから位置付けていくのかっていうところが大切ではないか。
【委員】安心安全のまちづくりについては、防災や要介護支援への対応など、地区で継続してやらなければならないものは書きようがない。未達成とはならないが、例えば要介護支援者名簿を作成するだけで達成とは到底ならない。非常に難しいがトータルでやらないといけないと感じている。先ほどの統合小学校の話に戻るが、新しい小学校ができただけで目標達成というわけではなく、まちづくりも含めての小学校統合だと考えている。そういったものとリンクする形で新しいプランを考えていってほしい。
(2)気高地域未来プラン(たたき台)について
【事務局】地域未来プランについては、これまでの新地域振興ビジョンにもあった特色ある地域づくりや課題解決に向けての策定作業を進めていく。計画期間が令和7年度から令和11年度までの5年間で、途中進捗管理などを行いながら必要に応じて見直しも行う。目指す将来像は、引き続き「気ぶん☆さい高、ときめきのまち気高町」を掲げていきたいと考えている。地域の現状課題については、これまでの地域振興ビジョン同様5本立てとし、情報発信力を向上するため、ポータルサイトの創設や観光ルート開発として、今年度予定されているポタリングイベントなどを皮切りに新たな交流拠点の発掘や温泉水を使った野菜栽培など特産品を商品開発し紹介すること、来年秋に予定されているNHK朝の連続ドラマで小泉八雲が取り上げられるのをきっかけにゆかりの地としてPRすることも考えられる。さらには小学校統合によるまちづくりや民謡貝殻節・踊りの保存伝承など地域伝統文化の保存継承や担い手育成などの実現が考えられる。その他にも地域が直面している課題として人材バンクや共助交通についても重点的に取り組む必要があると考える。
◆質疑応答
【委員】ここでは現状と課題と記載があり、その前にめざす将来像がある。本来の順番としては、現状と課題が来て、それから未来(めざす将来像)が来て具体的にどうするのだろうという流れが一般的だと思う。
【事務局】地域の現状と課題、その後にめざす将来像がくるよう見直しを行う。
【委員】町の人口について、最新のもので出ているが、特に義務教育での学年別人口を見たいので、3月31日または、4月1日現在のデータがほしい。
【事務局】次回の地域振興会議の資料として出したい。
【委員】地域の現況、地域の特性・資源について、もうちょっと踏み込みが足らないと思っている。地域の資源としても特産品が日光しょうがとあって、何十年も前から同じであって、他にも特産品としてあげられるものがなかったのかなと感じた。観光資源は布勢の清水やヤサホーパークがあるが、この辺ももう少し踏み込みがほしい。地域の歴史や特性についてももう少し小学生中学生が親しみを持てる内容にしてほしい。この地域未来プランについても、本会議以外のまち協や公民館、区長会にも投げかけて、議論できるものであった方がよい。
【事務局】そういった活発な意見を次回以降の会議で出していただき、議論してほしい。事務局としても積極的に介入していくが、最終的には本会議委員の総意で新しい地域未来プランが策定されることを理解してほしい。
【会長】修正があればどんどん意見として出してもらうようお願いしたい。最初に小泉八雲の話があったが、浜村温泉にとって大きな財産であることは歴史的事実にある。来年NHK朝ドラで放送されるので、そういった時期も踏まえて新プランを考えていきたい。
【委員】地域産業のまちづくりで、農業関係ばかりが書いてあるので、将来この地域に工業が発展すればよいが、例えば耕作放棄地の増加とあり、これも課題ではあるが、消防署とか企業誘致とかと連携しながら明るい視点でお願いをしたい。安心・安全なまちづくりのところで防災とあるが、近年注目されている部分であるので、現状と課題の項目を具体的にあげた方がよいのではと感じている。
【委員】情報発信について前回ポータルサイトの話があったが、大々的にリニューアルというところまでではなくても、観光協会の今あるHPを改修するだけでもよいと思う。映画を通じた文化芸術の推進については、生活の多様化で今の若者は2時間の映画を見るだけでも疲れるといった話を聞いている。貝がら節や酒津のとんどなどいろんな5分程度のショートムービーを地元中学生や小学生などと一緒に取り組み動画を作成して、気高グラムに載せることで地域の魅力発信に繋がる。
(3)気高地域振興だよりについて
【事務局】第4号地域振興会議だよりの案について、内容は今年度第1回・2回会議の概要を掲載している。今後若干の修正をしたうえで、7月25日に全戸配布予定とする。
(4)その他
【委員】部活動の地域移行が進むなかで、中学校にボランティア部と伝統芸能部を作ってみてはどうかというもので、近く中学校に行く機会があるので、皆さんにご意見を伺いたい。
【事務局】全国いろいろなところで、部活動地域移行の話が出ているが、背景として学校の負担が非常に多いため、指導者を地域に求めるという流れで本市も文部科学省よりも1年前倒しで令和5年から取り掛かり、令和7年末までの3年間学校の部活動地域移行を検討する取り組みをおこなっている。気高も部活動改革協議会を設置して、関係者が集まって検討を進めており、実際地域クラブ化されている部活動もある。既存の部活動を地域移行する一方で新しい部活動は設置しない方針もあるので、例えば逢鷲太鼓は逢坂地区公民館の方に連があり、貝がら節踊りに関しては保存会があるので、後継者の育成も含めて、部活動だけで考えるのではなく、グループの中に入り幅広い世代で活動する方法も考えられる。気高中学校の場合は、総合学習の中で貝がら節を踊るので、地域の伝統文化との連携という意味では取り組んでいるところである。
【委員】先ほどの地域振興ビジョンにも保存伝承活動の充実といった項目があるので、そういう面でも目標として達成するような取り組みができればという思いも込めて提案をしたい。
4 その他
※次回日程について
令和6年8月29日(木)14時からとし、後日改めて連絡する。
5 閉会
【副会長】前回地域おこし協力隊の話を聞いた時にアイデアや分析方法が勉強になり、気高には宝がたくさんあるはずなのに、机上の空論で終わってしまっている部分があり残念に思っていた。貝殻節のレコード販売から100周年を迎えるにあたり、せっかくの機会を活性化に繋げるよう醸成していったらいいのではないかと話があったところ、浜村地区活性化委員会がトークイベント、貝がら節の歴史を学ぶトークイベントを開催し、実現に繋がっていくのがとても嬉しいと感じた。我々の仕事はグランドデザインをつくるような気高町の未来に繋がるそういう計画的なところで終わる役割であるため、どうしてもすっきりとしない場面が多い。一方で実現に繋がったことを体感しながら話し合いができると、生き生きとして楽しそうに意見を出し合えることができた。地域未来プランについて、事務局からたたき台が出されたが、これに対して各委員で意見を書き込んで提出をすることで、少ない回数でよりよいものができるのではないかと思うので協力してほしい。
以上
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