大規模イベントへのお出かけを予定されている方へ ~知って安心!感染症の対処方法~ 登録日:
大阪・関西万博等の国内で開催される大規模イベントには、国内・国外から多くの方が集まることが予想されます。こうした人の大移動により、感染症の発生や流行が懸念されていますが、むやみにおそれる必要はありません。
イベントを安心して楽しむために、感染症に対する情報や適切な対処方法、必要な準備を知っておきましょう。
また、出かけた先や帰宅後に発熱、下痢、発疹等の症状が出たときは、早めに医療機関を受診してください。
感染症を予防し・拡げないために
1出かける前や出かけた先で気をつけること
国内の感染症情報や予防策を確認しましょう。
- 蚊対策
蚊が媒介する感染症:デング熱、チクングニヤ熱、ジカ熱など
予防:蚊に刺されないようにすること!!
屋外では虫よけ剤(スプレーなど)を使用したり、水場や草木の多い場所では、熱中症に注意しながら、必要に応じて長袖と長ズボンを着用し、なるべく肌の露出を少なくしましょう。
- マスクで予防!
飛沫による感染症:インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、百日咳、髄膜炎菌性髄膜炎、風しん等
予防:人ごみなど人と人の距離が近い場所に行く時、狭くて換気の悪い場所に行く時などは、熱中症に注意しながら、飛沫感染予防にマスクを着用しましょう。
- ワクチン(予防接種) ※定期接種の対象者の方以外の接種は任意です。
ワクチンで予防できる感染症:麻しん、風しん、百日咳、髄膜炎菌性髄膜炎(任意予防接種)等
任意の予防接種を希望される場合は、早めにかかりつけ医に相談してください。
※参考:任意予防接種の実施医療機関一覧
- 手洗いで予防!
感染症の予防の基本は手洗いです。
手洗いで予防できる感染症:
・ノロウイルスなどの感染性胃腸炎
・新型コロナウイルス感染症、溶連菌、アデノウイルス、麻しん、風しんなども接触・経口感染する感染症です。
☆食中毒予防のため、食品に触れる前、トイレの後には手を洗いましょう。
2 出かけた先や帰宅後に症状が出たら
楽しかったイベントが終わった後や帰宅後に、一時的な疲れなどから体調を崩すことはあり得ます。
しかし、様子を見ても改善しない、感染症を疑うような症状が現れ、受診が必要になったときは、
まず受診前に医療機関へ電話し、次のような項目を伝え、医療機関の指示に従って受診するようにしてください。
- 症状(いつから、どんな症状があるか)
- 旅程、行動歴
- 飲食歴(症状から必要に応じて)
- 発疹が出た時は、麻しんや風しんの予防接種を受けているか
- 一緒に行動していた人たちにも同じ症状がないか?
など
海外での感染症流行状況
海外の国や地域における、現在の感染症の流行状況等を調べることができます。
国内での感染症の流行状況 ※随時更新されますので、お出かけ前に必ず確認しましょう!
麻しん、風しん、百日咳の流行状況
鳥取県内の感染症流行状況
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