鳥取市

令和7年5月16日市長定例記者会見録登録日:

令和7年5月16日午前10時から、麒麟Square2階 多目的室1

令和7年5月16市長定例記者会見

 

 

はじめに

会見項目

1 麒麟のまち「鳥取東部エリア・兵庫北部エリア アンテナショップ」リニューアルオープンについて!

資料1(PDF/1MB)

2 鳥取市公認インターネットショップ「とっとり市(いち)」のリニューアルについて

資料2(PDF/180KB)

3 クルーズ船「ル・ソレアル」が鳥取港へ寄港します!

資料3(PDF/127KB)

質問項目

4 「とっとり市(いち)」のリニューアルによるインバウンドの期待感について

5 新たな文化施設の整備について

 

 

はじめに

 

市長

 まず、会見項目の前に2点、感染症に対する注意喚起と、6月定例市議会について触れさせていただきます。

 まず、感染症についての1点目ですが、現在、全国的に百日咳が流行しています。鳥取市保健所管内においては、全国よりも少し早く流行が始まり、昨年の7月以降に患者が継続的に発生していて、ピーク時の昨年10月には、1か月で105名の患者が発生したと報告されています。その後減少傾向にありましたが、今年2月以降、再度増加傾向に転じ、現在も毎月報告数が増加している状況です。

 この百日咳は、ほぼ百日咳菌によって感染し、特に夜間には特有の激しい咳が出たり、また、長く続く咳が特徴で、どの年齢でもかかる可能性がありますが、現在の流行は主に学童期以降の小児が中心となっています。

 特に注意が必要なのは1歳未満、特に生後6か月以下の乳児で、母親からの抗体が十分ではないため新生児期からかかる場合があり、かかると重症になりやすく、場合によっては死亡する場合もあり、注意が必要です。発症、また重症化予防の観点から、定期予防接種の対象月齢に達した乳児は、速やかに百日咳ワクチンの接種を受けていただくことが大変重要です。また、咳などの症状がある方は、乳児や妊婦に近づかないようにしていただき、咳エチケットを守って早めに受診していただきますようお願いします。

 感染症についての2点目で、今月12日に鳥取市内において、県内で今年第1例目となる重症熱性血小板減少症候群(SFTS)が発生しました。これは、マダニが媒介する感染症の一つで、毎年春から秋にかけて発生が多くなっています。近年、御自宅の庭、また田んぼ、畑のあぜなど、大変身近なところで感染したと思われる事例が多い傾向にあります。これから農業が本格化する季節となりますが、山林や草むらなどで作業される場合には、肌を出さないように、長袖、長ズボン、手袋を着用して、熱中症にも注意していただき、マダニに刺されないように十分注意していただきたいと思います。

 マダニは、主に葉の裏側に隠れて、人や動物を待ち受けている習性があるようです。万が一マダニに刺されたと疑われる場合には、速やかに医療機関を受診していただくよう、改めてお願いします。本市としても、様々な形で情報提供、注意喚起等を行っています。

 次に、6月定例市議会について、少しだけ触れさせていただきます。

 現在のところ、6月10日から開会予定であり、今、一般会計の補正予算の計数詰めを行っている段階ですが、現段階で大体、補正予算規模が10億5,000万円余となる見込みです。主な取組としては、防災行政無線の整備事業で、J-ALERTのシステム更改に伴う改修に係る経費、物価高騰に伴う低所得者等への光熱水費の助成事業、緊急に浚渫が必要となっている漁港の浚渫に係る維持管理事業、また、小・中学校の体育館の空調整備についての調査・設計を行う経費について補正予算として計上していきたいと考えています。

 

会見項目

 

1 麒麟のまち「鳥取東部エリア・兵庫北部エリア アンテナショップ」リニューアルオープンについて!

 

市長

 既に5月13日に資料提供でお知らせしていますが、平成29年4月に大阪市中之島に開設したアンテナショップ「麒麟のまち」のリニューアルオープンを5月14日に行い、当日は多くの皆様にお越しいただいたと報告を受けています。

 今年4月からは、新しい管理運営業者となり、麒麟のまち圏域の情報発信や飲食の提供、物産の販売、また移住相談等を行い、圏域の魅力を今後もより一層発信していきたいと考えています。

 資料に内容を挙げていますが、1市6町、圏域内の食材を使用した料理の提供について、特に今回は鳥取御出身の料理長がいらっしゃるということで、鳥取市の食材、また、この麒麟のまち圏域の食材を使用した料理等を提供していただくことに、大いに期待しています。また、1市6町の地元産品の展示販売等も行っていきますし、観光情報の発信もこれからさらに力を入れていきたいと考えています。皆様も大阪に出張等の際には立ち寄っていただければ大変ありがたいなと思っています。

 

2 鳥取市公認インターネットショップ「とっとり市(いち)」のリニューアルについて

 

市長

 麒麟のまち圏域の特産品をインターネットで購入できるインターネットショップ「とっとり市(いち)」が、来週、5月20日火曜日にリニューアルオープンする予定です。また、今回のリニューアルを記念して、今年1年間を通じてお得に商品を購入していただける様々なキャンペーンを予定していますので、ぜひこのリニューアルを契機に、この「とっとり市(いち)」を御利用いただきますようお願いします。

 今回リニューアルする点ですが、まず、越境EC機能により、世界228か国で、全部ではありませんが一部商品を購入していただくことが可能になりました。また、5か国語に対応し、利用していただきやすくなります。商品についても、従来と比べて、見ていただきやすく、買っていただきやすいようにデザイン等の刷新を行いましたので、ぜひ多くの皆様に御利用いただきたいと思っています。

 また、購入しようとした際に品切れの場合には、再入荷のお知らせをメールでお知らせすることもできるようになりました。直近のキャンペーンの実施として、サイトリニューアルのキャンペーンで、来週、5月20日から7月17日まで、会員の皆様対象に3,000円以上の注文で何度でも使える1,000円オフのクーポンや、メルマガの登録者を対象に30%オフ、また、夏の贈り物キャンペーンでも、6月2日から8月28日の間、会員を対象として商品の30%オフといったキャンペーンも行う予定です。このリニューアルを契機として、多くの皆様に「とっとり市(いち)」を御利用いただきたいと思っています。

 

3 クルーズ船「ル・ソレアル」が鳥取港へ寄港します!

 

市長

 フランス・ポナン社のクルーズ船である「ル・ソレアル」が鳥取港に6月1日日曜日に寄港することとなりました。この「ル・ソレアル」の寄港は、昨年4月15日に続き、今回で3回目です。6月1日当日は午前8時より歓迎セレモニーを行う予定で、この6月1日に1日停泊いただき、鳥取砂丘や砂の美術館、民藝等についての現地ツアーも行われます。また、当日は鳥取港で様々なブースも設置され、乗客の皆さんをおもてなしします。

 これからも鳥取港振興会を中心にクルーズ客船の誘致に取り組んでいきたいと考えています。

 

質問項目

 

4 「とっとり市(いち)」のリニューアルによるインバウンドの期待感について

 

中村記者(日本海新聞)

 公認インターネットショップ「とっとり市(いち)」のリニューアルについて、今、インバウンドのお客様が増えている状態だと思うのですが、その方々が自国に帰られた後でも鳥取のものを注文できるのは、すごいいい取組だと思いますが、それへの期待感、インバウンドの皆さんへの期待感をお願いします。

 

市長

 今、インバウンドが非常に好調で、多くの外国の観光客の皆さんが、日本に、またこの山陰、鳥取にお越しいただいていますので、それを一つの契機として、地元産品等を、お帰りになられた際にも購入いただける、そのような仕組みとして利用していただくことを期待しています。また、多言語対応等もできますので、大いに御利用いただくことを願っています。

 

5 新たな文化施設の整備について

 

桝井記者(山陰中央新報)

 ちょっと会見項目にないことを聞いて恐縮ですが、市民会館などが古くなって、新しい文化施設を造ろうという検討が進んでいて、昨日、有識者会議の会合があり、ここで一応、基本構想案が示された格好になったのですが、何かこの有識者会議の1月頃の会合で、今後の方向性について3つのシナリオが出ていて、どういう位置にどういう形で、分けて整備するという内容で、割と踏み込んだ内容を出しておられるなと思ったのですが、それが何かちょっと引っ込めるというか、取りあえず一旦置いた状態になって、何かあまり、今後どうなるのかよく分からない状態で構想案が出てきていて、どうなるのかなと思ったのですが、お尋ねしようと思っている一つが、途中で、今後こういう方向が例えば考えられると出していて、それを、最初、その中から絞り込んでいくはずだったのですが、そういうことをされずに、取りあえず置いた状態になって、私は後退した印象を受けたのですが、なぜそういうことになったと言ったらいいのでしょうか。

 

市長

 まず、後退したということでなく、例えば基本構想、それから具体的にその整備を進めていく、スケジュール感や規模感、具体的な内容等についての基本計画、そういうことがあろうかなと思いますが、現在は基本構想をまとめていく段階です。先ほど1月の時点での会で、具体的な3つのシナリオがあったということですが、そういうものは議論の過程で当然具体的に出てくるものであろうかと思います。それについて3つのシナリオをもう少し精査して1つに絞っていくという議論もあろうかと思いますし、また、そういうものを含めた表現にしていくことも、進め方としてはあるのではないかと思いますので、またさらに基本計画の議論の段階でこういう点についても議論が深まっていく、具体的なものになっていくと考えています。

 

桝井記者(山陰中央新報)

 もう1個いいですか。いい言い方が思い浮かばず、ちょっと変な聞き方になるかもしれませんが、何というか、鳥取市さんがもう少し踏み込んで、例えばこういうことが考えられますよと市民の皆さんに示してもらって、むしろ市民の方の意見を聞きながら議論を促すことがいいのではないかなと思うのですが、ちょっと慎重なというか、遠慮しているような印象を受けます。もっと踏み込んで、鳥取市としては例えばこういうことを考えているがどうですかと踏み込むべきだと思うのですが、それについてはどうでしょうか。

 

市長

 まず、鳥取市がこうしたいと思っていますがどうですかという点についてですが、これについては、既に御承知かと思いますが、市民会館、福祉文化会館、文化センター等、いずれも建設時から年月が進み、老朽化も進んでいて、近い将来にどうするのかを考えていかなければならないことについて、どのような形で改修や整備を進めていくのかが、まずスタートであったと考えています。

 それについて議論を進めていくということで、今回も、例えば絵画や演劇、音楽など、様々な分野の専門の方にメンバーとなっていただき、フリーハンドで自由闊達な議論を進めていただくということで、この会がスタートしたと認識しており、その中で色々な議論も出てくると思いますし、また、ワークショップ等で具体的に市民の皆様の御意見も伺うという機会もあります。それから、まだ構想そのものは現時点で成案、決定稿となっていないわけであり、15日、昨日、各委員の皆様からいただいた御意見等を反映させた形にして、それでパブリックコメントを行っていくという手順もあります。また、議会からも色々な御意見をいただくこともありますし、様々な形で市民の皆様から御意見もいただきたいと考えており、そういった過程に今あると認識しています。進め方として、鳥取市は具体的にこういうものを造りたいがどうですかという投げかけの方法もあろうかと思いますが、もう少し自由闊達な意見をいただきたく、そのようなプロセスを経ていきたいと判断しています。

 

中村記者(日本海新聞)

 その件に関して、重ねて色々質問したいのですが、昨年2月につくられた基本方針でしたか、ホール、文化施設の在り方に関する方針の中には、おおむね10年以内に再編を目指すと書かれていて、この1月の3スケジュールの案が出たときには、短期、中期、長期で、5年、10年、15年でどういった整備が考えられるかみたいなことが出たと思います。まず、方針に出されていたおおむね10年以内の整備というのは、現時点で実現可能なものなのかをお尋ねします。

 

市長

 これは実現可能かどうかということですが、先ほど申し上げたように、いずれも建設されて年月が経過している施設ばかりですので、将来に先送っていくことはなかなか難しい状況にあると考えており、おおむね10年を目途に整備していくといった基本的な方針については変わっていません。

 

中村記者(日本海新聞)

 そうすると、もう待ったなしの状態だと思うのですが、今後、立地やスケジュールに関しては、基本計画に落とし込んでいくことをおっしゃられていましたが、この基本計画の策定をいつから着手するのか、いつぐらいまでに、どういったスケジュール感になるのかがまだ分からないというのは、ちょっと市民の皆さんも、じゃあいつできるのだということになると思うのですが、この辺はいかがでしょうか。

 

市長

 まず、いつできるのだと、色々思っていらっしゃる方もおられるかと思いますが、やはり大きな施設をこれから計画して整備を進めていくことになると、十分に市民の皆さんの御意見やお考えを反映させていくことが、これは欠かせないと考えていて、何か鳥取市がこういうものを造りたいけどどうですかということではなく、幅広な議論を経て、このおおむね10年というスケジュール感を持って進めていくことであると考えており、いずれも老朽化が進んでいる施設は待ったなしですし、今、駅周辺の整備等もこれから進めていこうとしています。また、時代も大きく今変わっていこうとしていますので、その辺りをしっかりと見極めながら、この取組を進めていくことが、まず求められていると思っていますので、そのような考え方でこれからもしっかりとスケジュール感を持って進めていきたいと考えています。

 

中村記者(日本海新聞)

 ちなみに、昨日の会議、私も取材したのですが、好意的な意見の委員さんもおられましたが、厳しい意見としては、基本構想として不十分、どのような事業を進めたいのか、事業計画がそもそもない構想案って何なんだという意見とか、具体的なイメージが湧かない、わくわくしないなど、かなり厳しい意見も出されました。このような意見に関して、市長の受け止めはいかがでしょうか。

 

市長

 そういう意見はしっかり受け止めていくことが、まず第一に必要であると考えています。様々な文化芸術の分野の専門の方にメンバーとなっていただいていますし、御専門の領域以外からも色々な御意見をいただいてこの議論を進めてきたところですので、我々としても、市民の皆さんがわくわくするような案であってほしいと考えています。そういった、昨日いただいた意見も反映させてパブコメをしていきたいと考えています。色々な御意見もあろうかと思います。むしろそれが当然だと思いますので、しっかり受け止めさせていただき、この事業を進めていくことに尽きるのではないかと思います。

 

中村記者(日本海新聞)

 方針から構想に、方針のときにも私は取材させていただいて、どちらも計画を見ているのですが、方針のときには10年以内という何となくのスケジュールが出ていたのが、構想になると、そのスケジュール感がほぼ出ていないというか、今後こういって進めていきたい、検討しますとなってしまい、数字的なものがあったほうが私はいいなと思っているのですが、数字的なものが一切なくなってしまったのは、これを市民の方が、私たちが見てもいつになるのだろうと思うのですが、市民の方々が見たときに、鳥取市は一体どういうふうに、何をしていきたいのだろうと、ちょっと分からなくなるのではないかと思いましたが、そこら辺の懸念はいかがでしょうか。

 

市長

 もし、そういう御意見があれば、当然基本的におおむね10年を目途に整備を進めていくことは方針的に変わっていませんので、そう改めてお示しすることと、それから、こういった文化芸術施設が、鳥取市に必須な、必要な施設であるので早く進めるべきではないかと、そのような御意見が多くあれば、そのように進めていくことになろうかと思っていますので、やはり市民の皆様のお考え、思い、そういったものを基本に進めていくことではないかと思っています。

 

中村記者(日本海新聞)

 市立美術館をつくる会の皆さんが多分この件に関して非常に注目されていると思うのですが、この文化施設が市立美術館と言われるのかどうかも含めて、色々と注目されていますが、市長、市立美術館は鳥取市にとって必要だというお考えは今も変わらずお持ちということでよろしいですか。

 

市長

 それは変わっていません。やはり文化芸術施設の一つとして、鳥取市の市立美術館かどうか分かりませんが、美術館があってほしいという思いは従来と全く変わっていません。ですが、この議論は、先ほど申し上げたように、美術館について議論していくことではなく、福祉文化会館、市民会館、文化センター、いずれも施設が老朽化していて、早い段階から将来どうするのかという議論を具体的に進めていくことが必要であるということでスタートしたわけであり、その議論の過程の中で、例えば展示機能等の中で、そこの充実を図っていくことで美術館機能になることは可能性としてあり得ると思いますが、この3施設についての、例えば複合化、統廃合、そういったことをスタートとして議論されてきたものですので、美術館をどうするのかという議論とは少し違うのではないかと考えています。重なる部分もありますが、美術館をどうするのかという議論ではないと改めてそのようにお話させていただきたいと思います。

 

桝井記者(山陰中央新報)

 また同じテーマで重ねて聞いてすみません。

 多分あまりないと思いますが、ちょうど今の大きなプロジェクトで、鳥取駅周辺の再開発にも取り組んでおられて、そこにも複合施設の中に文化的なものが入ったらいいなと想定されているのですが、結局、駅のその話があることが、今回のこの新しい文化施設をどうするのかという議論の、ちょっとこれもいい言い方が思い浮かばないですが、その足かせになってなかなか進まないみたいなことになっているのかなとちょっと想像するのですが、それについてはいかがでしょうか。

 

市長

 いや、そういうことではないですね。両方の議論が、お互いに足かせになるということではなく、関係する部分もあるし、独自にそれぞれ整備について進めていかなければならない部分もありますし、そのような関係にあると考えています。

 また、一方では、中心市街地の活性化、にぎわいの創出、リ・デザインについて、やはり国を挙げて人口減少の状況に今あるわけであり、そうなると、まちのありようは、公共施設等も含めた色々な機能を中心市街地に集約していくまちづくりのコンセプトに変わってきていると考えていますので、外縁的にまちが広がっていく高度成長期のまちづくりのコンセプトではなく、中心市街地に機能を集積して、それを効率よく利用していただける、そのような考え方になってきているのではないかと思っており、そういった大きなまちづくりの流れも、我々は踏まえて議論していかなければならないと思っています。いずれも関係がある取組であるということは、そのとおりです。何かそれが足かせになっていくということではなく、両方うまく議論を進めていくことではないかと思います。

 

桝井記者(山陰中央新報)

 もう1点お願いします。

 これもちょっといい言い方が思い浮かばないですが、昔、この市役所本庁舎を新築移転するかどうかという議論の頃に、色々市民の中から反対の声も出たりして住民投票になって、市役所の皆さんも市民の皆さんも色々な御苦労や大変な思いもなさったと思うのですが、結局ああいう経験があったことが、何でしょうか、懲りてと言ったら言い方が失礼かもしれませんが、それで、何か物を進めるときにあまり市役所が先走らないほうがいいかなという気持ちが鳥取市役所の中にあるということはあるのですか。

 

市長

 先走るというのがどの程度なのか分かりませんが、やはり先ほども申し上げたように、市民の皆さんの色々な考え方、御意見をしっかりと踏まえていくことは、庁舎の問題があった頃と変わらないわけであり、そういったことに我々が意を用いていくことは、これからも大変重要なことであると考えており、その辺のバランス感覚は必要だと思います。

 

中村記者(日本海新聞)

 すみません、最後に1点質問させてください。

 先ほど市長は、市民の皆さんの考え方、意見を踏まえながら、この計画を進めていくということでしたが、改めて、市としてこの4文化施設の再編統合、そして新たな施設の整備を、できる限りで構わないですが、どのようなスケジュール感で今後進めていきたいか、その思いを聞かせていただけますか。

 

市長

 まず、このいくつかの施設、それぞれ老朽化の進み具合は異なっていますが、やはり待ったなしのところもあります。例えば市民会館については空調がもう限界になっていますし、福祉文化会館についてもやはり老朽化が非常に著しい部分が散見されますので、こういったことを勘案すると、この整備については、そう先送りできる状況にはないと認識しており、しっかりと具体的に進めていくように、スケジュール感もお示しできるようにしていかなければならないと考えています。それについては、基本構想の次の基本計画を策定する段階で具体的にお示ししていくことになろうかと考えています。

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