リユースEV運用実証に関する連携協定の締結について
ID:1748325590187
提供年月日:2025年6月10日
担当課:経済観光部 スマートエネルギータウン推進室
担当者:大角・大坪
外線番号:0857-30-8288
内線番号:7516
鳥取市、智頭石油株式会社及びSMAS(住友三井オートサービス株式会社)は、2025年6月10日、「リユースEV運用実証に関する連携協定」を締結しました。
1 連携協定の目的
鳥取市は、2023年4月に環境省の「脱炭素先行地域」に選定され、2030年度までに電力使用に伴うカーボンニュートラルと地方創生を同時に実現するため、若葉台地域と佐治町において、地域脱炭素に関するさまざまな取り組みを進めています。本協定は、モビリティ分野の脱炭素の取組の観点から、脱炭素先行地域でリユース(中古)EVをリース導入し、車載蓄電池の劣化モニタリングを行い、EV利活用の選択肢の拡大等リユースEVの促進に向けた考察をすることで、本市のゼロカーボンシティの実現に資することを目的とするものです。
2 協定項目
(1)次世代自動車導入による低炭素型・循環型まちづくりの推進に関すること
(2)脱炭素先行地域で取り組むリユースEVのリース事業、充放電設備導入等によるEV化の促進のための提案
(3)公用車へリユースEVを導入して行う「リユースEVの運用実証」に関すること
(4)その他、本協定の目的を達成するために必要なこと
3 協定期間
令和7年6月10日~令和9年7月31日まで(この度導入予定のリユースEV車両のリース期間終了まで)
4 協定に基づく取組内容
(1)取組内容
リユースEVを脱炭素先行地域エリアである佐治町総合支所に1台導入します。(導入予定車両:日産自動車リーフ)
(2)3者の役割
・鳥取市:定期的に稼働データ(バッテリー残量、走行データなど)をSMASに提供
(※佐治地域は冬季の降雪量が多く気温が低い地域であり、エアコン使用によるバッテリー劣化具合など他地域では得られない情報を提供します。)
・智頭石油株式会社:リユースEVの貸出、SMASとの仲介・連携
・SMAS:リユースEVの調達、市から提供を受ける各種データの分析とリユースEVの利活用および導入促進に関する総合コンサルティング
5 今後の予定
令和7年8月5日に佐治町総合支所で納車式を予定しております。詳細が決定次第、改めてプレスリリースでご案内いたします。