2024.12.16　新型コロナワクチン後遺症患者救済について登録日： 2024年12月24日

受付日： 2024.12.16 　　分類： 健康保健・保健・その他

タイトル
新型コロナワクチン後遺症患者救済について

市政提案の要旨
予防接種健康被害救済制度について、ホームページや幅広い広報媒体で分かりやすく案内する事。
予防接種健康被害救済制度申請希望者に、分かりやすい書き方案内を作成し、希望者に案内を配布、ホームページや幅広い広報媒体で周知する事。
市内全ての病院に対して予防接種健康被害救済制度を希望される患者さんに、受診証明書の記載やカルテの写しの拒否をしないように通達を出す事。
病院用に「受診証明記載マニュアル」を作成しホームページ広報で案内する事。また作成したマニュアルを医師会、各病院に分かりやすく案内、周知する事。
ワクチン接種記録の保管期限延長、若しくは接種者手帳の発行を国に働きかける事。
市内の小中学校に通う、ワクチン健康被害の児童・生徒に対する、教育を受ける機会の保持の為、被害を把握するための調査を行い、各学校に体調不良で通えなくなった子供にオンライン授業を検討したり、出席日数に関して、診断書がある場合出席停止扱い等を検討したり、進級卒業に関し柔軟な対応を行うよう各学校に通知する事。
ワクチンによる健康被害によって職を失った方、体調不良による再就職の難航者に対する生活の救済の為、調査を行い必要な処置を行うよう、国に働きかける事。

回答
　予防接種健康被害救済制度について、本市では市報、接種券に同封している案内文書、公式ウェブサイト等でご案内を行っているところですが、他自治体のウェブサイトも参考にしていきたいと考えています。
　また、予防接種健康被害救済制度で請求を行われる方、制度を知りたい方には、窓口などで記載例や必要書類の一覧などを活用し、丁寧にご説明するよう心がけています。
　医療機関で受診証明書の記載やカルテの写しの拒否をされたという事例は、現在まで本市は確認していません。また、今までに請求された方から、受診証明書等を取得しにくかったという相談も受けていませんので、医療機関で適切に対応していただいているものと考えます。引き続き、医師会等に制度や様式等の周知を行ってまいります。
　なお、国はワクチン接種記録の保管期限につきまして、現行の5年を延長するよう検討されていますので、引き続き、国の動向を注視して、国の規定に基づいて保管していくものと考えます。
　予防接種により健康被害にあわれた児童・生徒につきましては、接種券に健康被害救済制度の案内を同封しています。相談・請求等がありましたら丁寧に対応を行っていきます。また、健康被害の状況により、必要に応じて教育委員会と連携することも考えています。
　ワクチンによる健康被害によって職を失った方等については、国が制度を確立することが望ましいと考えます。
　引き続き、健康被害救済制度の請求をされる方へ、分かりやすい対応を心がけていきます。

【本件に関するご質問・お問い合わせは下記まで】
　　健康こども部　鳥取市保健所　保健医療課
　　　電話番号：０８５７－３０－８６４０
　　　E-mail：iryohoken@city.tottori.lg.jp