平成27年8月7日の市長定例記者会見録更新日:
平成27年8月7日午前11時から、市役所本庁舎3階市政記者室
はじめに
記者発表項目
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2 ジャマイカ陸上チームの鳥取キャンプ開催について
資料1-1(PDF/181KB)
資料1-2(PDF/2,769KB) -
3 砂の美術館第9期展示のテーマ決定について
資料2-1(PDF/195KB)
資料2-2(PDF/238KB)
資料2-3-1(PDF/332KB)
資料2-3-2(PDF/683KB) -
4 鳥取着全5便の搭乗者への移住定住の呼びかけについて
資料3-1(PDF/148KB)
資料3-2(PDF/506KB)
質問項目
はじめに
1 鳥取自動車道の4車線化について
市長
まず、先般の鳥取自動車道の交通事故について、少し触れさせていただきます。
8月4日に鳥取自動車道で、大きな事故が発生をいたしました。大変残念なことで、心よりお悔やみを申し上げますとともに、お見舞いを申し上げる次第でございます。
この鳥取自動車道につきましては、従来から4車線化について要望してきており、我々もその実現に向けて取り組んできたところでございますが、鳥取道整備・沿線振興会の会長といたしまして、改めて関係先に4車線化の実現や付加車線の早期供用についてお願いをしてまいりたいと思っているところでございます。
記者発表項目
2 ジャマイカ陸上チームの鳥取キャンプ開催について
市長
いよいよジャマイカ陸上チームの鳥取キャンプが近づいてまいりました。今月8日土曜日から18日火曜日までの11日間、71名の選手、コーチの皆さんが鳥取へお越しになります。この期間中には幾つかの行事が予定をされています。
まず、9日日曜日、午後7時から歓迎レセプションがホテルモナーク鳥取で行われることになっています。鳥取の食や芸能でおもてなしをしたいと考えています。
また、11日火曜日、15日土曜日、両日、練習公開とサイン会が行われることになっています。時間等につきましては、資料をお配りさせていただいておりますので、詳細をごらんいただきたいと思います。
鳥取市独自の取り組みといたしまして、ジャマイカ給食の日ということで、12日水曜日に、市内の保育園、計46園でジャマイカ料理を提供することになっています。ジャマイカ料理として、36園が共通のレシピで、ジャークチキンとカリーシュリンプを提供していくという取り組みです。
また、同日、ジャマイカの選手の皆さんが鳥取市の河原町、あゆっこ園を訪問され、園児の皆さんと交流をされることになっており、当日は、私も給食の時間に御一緒させていただきたいと思っているところです。
同日、12日水曜日には、地域支援総合センター、しらはま交流センターを訪問され、障害者の皆様と交流をされることになっています。
そして、16日の日曜日には、コカ・コーラウエストスポーツパーク陸上競技場で県内の中高生の皆さん、また指導者の皆さんを対象とした陸上教室が開催をされることになっています。
同日、16日日曜日の午後7時には、鳥取市民会館の大ホールで県民大壮行会が開催をされることになっており、ここで大いに盛り上げていきたいと思っています。
同日、8時には市民会館におきましてジャマイカ陸上チームの公式の記者会見も開かれることになっています。どうぞよろしくお願いを申し上げます。
当日の選手の参加状況等々につきまして、詳細はまた当日に決まることもあろうかと思いますが、大体こういった予定で各行事が開催をされることになっていますので、よろしくお願いを申し上げます。
3 砂の美術館第9期展示のテーマ決定について
市長
砂の美術館の第9期の展示テーマの決定についてと、あわせまして3Dプロジェクションマッピングの開催について御報告させていただきたいと思います。
まず、第9期の展示テーマでありますが、テーマは「砂で世界旅行・南米編~繁栄の記憶を留める奇蹟の新大陸を訪ねて~」ということで南米をテーマとして、来年の4月16日から再来年の29年の1月3日まで、今回と大体同じような期間で開催をさせていただくこととしています。
この南米編を選択した理由、背景でありますが、御案内のように、来年8月にはブラジルを舞台にオリンピックが開催をされることになっており、世界中からブラジルが注目をされるわけであります。日本からの移民の方も多いですし、従来から、鳥取市、鳥取県は、ブラジルとの交流を盛んに行ってまいりました。とりわけ鳥取県から移住された方々が発足されたブラジル県人会も設置から60年以上経過しておりまして、しゃんしゃん祭等も含めた、さまざまな交流を重ねてきたところでございます。そして、何よりも南米には世界遺産や古代文明遺跡等、世界的に非常に人気のある観光スポットがたくさんありますので、そういったものを一つのテーマとして、この9期展示を開催してまいりました。
詳細の砂像等につきましては、茶圓総合プロデューサーが今、検討をしておられるというようなことでございますので、具体的な内容等が決まった段階で、また御報告させていただきたいと思っています。
3Dプロジェクションマッピングでありますが、今日の午後4時から、また4時半から内覧会を開催させていただくことになっています。また、オープニングセレモニーを8月8日土曜日、明日14時50分から行うこととしています。開催期間は8月8日土曜日から8月16日日曜日の9日間ということで、大体上映時間が1回約10分強だというふうなことでございまして、一日12回の公演を予定しています。開催期間中は、この3Dプロジェクションマッピングで約2万人の来場者にお越しいただきたいと思っているところです。
4 鳥取着全5便の搭乗者への移住定住の呼びかけについて
市長
移住定住の呼びかけを、この盆の期間中に行っていきたいと思っておりまして、8月12日に鳥取空港で行ってまいりいます。全5便の搭乗者の皆様に呼びかけをすることとしていますが、私も14時20分到着予定の1101便に参加をしたいと思っています。このときには鳥取ふるさとUI(友愛)会の会長さんや会員の皆さんと一緒になって呼びかけを行ってまいりたいと思っています。パンフレットとかUターン支援登録制度の申し込み、また先ほど申し上げました3Dプロジェクションマッピングの資料をお配りさせていただき、呼びかけをすることにより、この移住定住の促進を図っていきたいと思っています。
この移住定住につきましては、平成18年度から鳥取市は非常に力を入れて取り組んできていまして、現在、1,740名、874世帯の皆さんにこの鳥取へお住まいいただいているところでございます。地方創生の取り組みもいろいろあるわけですけれども、これから鳥取のよさを大いにPRしながら、移住定住の促進に強力に取り組んでいきたいと思っているところです。
質問項目
5 砂の美術館第9期展示のテーマ決定について
阿部記者(朝日新聞)
砂の美術館の9期展示テーマのことなんですけど、砂像については決まってないっていうふうにおっしゃったんですけど、例えばどの文明とかを使ったりとかする、そういうところまで、そういう大きなところでもまだ決まってないということですか。
市長
はい、まだ総合プロデューサーのほうがいろいろプランニングをされているような状況でございまして、私たちも早く知りたいのですが、まだそこまで固まっていないようです。
例えばマチュピチュの遺跡とか、そういうものもひょっとしたらテーマになるのではないかとか、リオのカーニバルなど、そんなことを我々が今想定をしているというような段階で、もう少し具体的なものがこれからプランとして出されてくるのではないかなと思っています。
阿部記者(朝日新聞)
南米といっても、全部、全体をということですね、エクアドル、ベネズエラ、ブラジルやら……。
市長
ひょっとしたら中米のあたりも対象になるかもわからないですね。「南米編」と銘打っていますけれども。
岡本記者(NHK)
素朴な疑問で、砂の美術館のテーマは、ブラジルに限らず南米というふうに広げたのはどういう狙いがあったんでしょうか。
市長
そうですね、ブラジルに限らず、南米には先ほど申し上げましたように、非常に世界的に人気のある観光スポットとか世界遺産、古代文明遺跡、そういったものがたくさんございますので、むしろブラジルに限定しないほうが、テーマとしては多様であったりおもしろかったり、そういうことだと思いますね。
岡本記者(NHK)
やはり鳥取市としても、来年への機運を高めていきたいという思いがおありになるという。
市長
はい。テーマが決定したというところからがスタートでありますので、観光商品を造成していただく、そういったことはこの開催期間に先駆けて、いろんな仕掛けや取り組み、鳥取市として進めていく必要があります。これから来年度の入館者増に向けて、まさに取り組んでいく、そういった時期にあると思います。
高力記者(NCN)
関連しまして、ブラジル県人会の方、こちらを会期に合わせて招かれたりだとか、そういったことは。
市長
まだそこまでは考えていないのですが、近々ブラジル県人会の会長さんも恐らく鳥取のほうにお越しいただけると思っていますので、そういった機会をうまく活用しまして、PRをしていきたいと思います。
真下記者(毎日新聞)
あわせてなんですけども、特に規模に関して大きく変更があるとか、そういったことは今のとこは、大きくなったり小さくなったり……。
市長
砂の美術館の規模を大きくするというようなことではありませんが、内容等につきましては、さらなる充実を図っていくことが入館者をふやしていくためにも必要ではないかと思っています。
6 鳥取着全5便の搭乗者への移住定住の呼びかけについて
阿部記者(朝日新聞)
SUMO(住もう)デーなんですが、これは深澤市長が好きな相撲とかけてSUMO(住もう)ですか。
市長
「住もう鳥取」というようなことで従来から鳥取市も取り組んでいますし、わかりやすさといいますか、そういう取り組みとして、銘打っているところであります。
阿部記者(朝日新聞)
「SUMO鳥取」というのは、昔から「住もう鳥取」だった、それは変わらないんですか。
市長
そうですね。
阿部記者(朝日新聞)
これに合わせて、何か例えば「SUGO!USAGI」に大イチョウを結わせてみるとか、そういうことは特にはしない。
市長
おもしろいアイデアだと思いますが、まだそこまでは考えていないです。空港で、お盆に帰省客の皆さんがたくさん帰ってこられるのではないかと思いまして、従来は空港、鳥取駅でふるさと納税の呼びかけをさせていただいたのですが、今回は移住定住、鳥取にお住まいいただくような取り組みを初めてやろうかということで考えたところです。
阿部記者(朝日新聞)
もともと鳥取出身の方で、恐らく県外か東京、関東のほうにいらっしゃる方だと思うんですが、それに、多分恐らくこっちに住みたい人も多いだろうという想定のもとということですかね。
市長
そうですね、はい。お盆の帰省客の皆さんを対象にと、念頭にというようなことで、こういう取り組みをやってみたいということですね。
7 アロイ工業の事業縮小について
中村記者(日本海新聞)
アロイ工業が事業縮小ということが先週末ですかね、報道されまして、鳥取県はもう早くも企業立地事業補助金の一部返還をアロイ工業側に求めてるわけですけども、鳥取市も2億円ぐらい、補助金、助成されてますが、鳥取市としてはどのような対応をされますか。
市長
まだ現段階で返還を求めるというような判断はしていません。むしろ職を今失っておられる方をどう対応、手当てをしていくかというようなことや、アロイ工業さんのほうの再生を図っていただく、そういったことがまず急がれるのではないかなというふうに思っていまして、これから経営状況を回復していかれることを今願っているところでございます。
中村記者(日本海新聞)
これは、返還を求めようと思えば求められる助成ということですよね。
市長
そうですね、状況によりますね。まだそこまでは、鳥取市としましては判断をしていません。
中村記者(日本海新聞)
それは、経営再生の見込みがあるというような判断からということですかね。
市長
そうですね。
中村記者(日本海新聞)
過去にもああいう、鳥取市内に進出していて、撤退、または事業縮小した企業もあると思うんですけども、デンバジャパンさんでしたか、過去に鳥取市として助成金の返還を求めたというような事例はありますでしょうか。
市長
そうですね、ちょっと確認をさせてください。私の記憶しているところでは、返還を求めたというのはないと思いますが、ちょっと確認をさせていただきたいと思います。
企業立地・支援課
平成26年に1件の事例がありました。
中村記者(日本海新聞)
今回のアロイ工業のケースは、助成金の返還を求めるにはまだ当たらないというふうに判断されたということですね。
市長
はい。
中村記者(日本海新聞)
アロイ工業の件でもう1点なんですけども、若桜町さんとの、この件では何か連携といいますか、お話し合いなどはされてるんでしょうか。
市長
いや、特に連携とか話し合いということはやっていません。
記者
そうしますと、今後の経営再生に期待を持つというのは、あくまで鳥取市さんの判断ということですね。
市長
はい。
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