河川と池(公共用水域)の水質について更新日:
水質の状況
国と鳥取県及び本市は、鳥取県が毎年作成する「公共用水域及び地下水の水質測定計画」に基づき、令和4年度の公共用水域の汚濁の状況を調査しました。
主要な河川及び池の水質状況は次のとおりでした。鳥取市内の各河川及び池の水質はこちら(経年変化図)をご確認ください。
【千代川】
千代川は、有富川との合流点から上流は類型AA(BOD1mg/L以下)、下流は類型A(BOD2mg/L以下)の環境基準があてはめられています。市内の6地点のBOD(75%値)は、 1.0~1.5mg/Lとなっており、2地点で環境基準を超過していました。
千代川は、経年的にみるとほぼ環境基準を満たし、清浄な水質を維持しています。
【袋川】
袋川の水質は、5地点でBOD 0.6~1.4mg/Lとなっており、経年的にみると同程度の水質で推移しています。
【湖山池】
湖山池は、湖沼類型A(COD3mg/L以下)及び湖沼類型 (窒素 0.4mg/L、リン0.03mg/L以下)の環境基準が定められています。第4期湖山池水質管理計画において、目標値(令和13年度までにCOD4.4mg/L以下、全窒素0.60mg/L以下、全リン0.061mg/L以下)を定め、段階的な水質の改善に向けて取り組みを進めています。
4地点の水質は、COD(75%値)5.6~6.0mg/L、また、赤潮等の発生の因子である全窒素、全リンについては、全窒素の上層の年平均値が0.49~0.56mg/L、全リンの上層の年平均値が0.065~0.075mg/Lとなっており、昨年度に比べて目標値達成に向けて改善が見られています。
塩化物イオン濃度(Cl-)の全層の年平均値については、湖山池将来ビジョンに基づく目標値(2,000~5,000mg/L)の範囲内である3,000~3,100mg/Lとなっています。
【参考資料】
2.公共用水域及び地下水の水質測定計画(鳥取県HP)
4.過年度の水質測定結果(鳥取県HP)
3.水質の環境基準(環境省HP)
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