みなさんは日頃、健康について考える機会はありますか?「健康増進普及月間」は生活習慣病の特性や、生活習慣の重要性について一人一人に理解を深めてもらうため、全国的に啓発普及活動を行う期間です。5年後、10年後も笑顔で楽しく生活するために、健康づくりをできることから始めてみませんか?
日本人の平均寿命は世界でも上位にありますが、がんや循環器疾患などの生活習慣病にかかる人の割合は増加しています。本市でも亡くなる人のおよそ6割が生活習慣病が原因で亡くなっている現状があります。
単なる長寿ではなく、健康で自立した生活を送ることができる期間を意味する「健康寿命」を延ばすためには、運動や禁煙、食生活の見直しなどが大切です。日々の生活の中でできることから取り組んで、健康寿命を延ばしましょう。
日頃運動習慣がない人が、すぐに「運動」を始めるのは難しいものです。そこで、
たばこの煙に含まれるニコチンには依存性があり、自分の意志だけではやめにくいものです。禁煙外来などを利用し、自分や周りの大切な人の健康を守るために禁煙に取り組みましょう。
※雨天の場合は参加者全員が散策コースを歩きます。
※荒天(台風など)中止の場合は、当日午前7時頃に本市公式ホームページでお知らせします。
厚生労働省では、成人の一日の食塩摂取目標量を、高血圧予防の観点から、男性8g未満、女性7g未満と設定しています。しかし、鳥取県民の平均は、男女共に目標量をおよそ2g上回っています。日本の食生活では、醤油や味噌、漬物など塩分の多い調味料や食品も多く、気付かないうちに塩分を摂りすぎていることが考えられます。また、カップ麺などの加工食品も思いのほか塩分が含まれています。香味野菜や低塩の調味料を使用する、加工食品は栄養成分表示を見て選ぶなど、無理な減塩をすることなく、適度に塩分を摂る「適塩」で徐々に薄味に慣れていくことが大切です。
生活習慣病は自覚症状がなく進行し、放っておくと重症化します。そうなる前に生活習慣病の芽を見つけるのが「健康診断」です。
本市では、「個別検診」と「集団検診」のいずれかの方法で健康診断を受けることができます。健康診断の受け方は、本市公式ホームページ、またはとっとり市報2019年5月号をご覧ください。