★元号でたどる鳥取しゃんしゃん祭★
昭和 鳥取しゃんしゃん祭の誕生

昭和36年に商工振興を目的に誕生した「鳥取祭」は、神輿行列などの市中パレードが主であったため、市民が参加する機会が少ないものでした。そこで、より盛り上がりが得られるよう、鳥取県東部に古くから伝わる「因幡の傘踊り」を誰でも簡単に踊れるようにアレンジして大衆化しました。祭りの名称を広く募集したところ、「しゃんしゃん祭」が選ばれ、昭和40年に『鳥取しゃんしゃん祭』が誕生しました。はじめは「きなんせ節」1曲のみでしたが、第6回(昭和45年)に「鳥取しゃんしゃん傘踊り」が加わり、バリエーション豊かになりました。


平成 さらなる飛躍と挑戦

平成に入り、第26回(平成2年)に「平成鳥取音頭」、第39回(平成8年)に「しゃんしゃんしゃんぐりら」が加わり、創作踊りを取り入れたことで、華やかでエネルギッシュな踊りが披露されました。
第1回は約千人だった踊り子は、第42回(平成18年)に初めて4千人を突破しました。またこの年に「すずっこ踊り」が取り入れられ、年を追うごとにお祭りが盛り上がっていきました。
第50回(平成26年)記念大会では、一斉踊りとして世界記録に挑戦し、総勢1688人が同時に舞う『世界最大の傘踊り』として記録を達成しました(当時)。


令和 歴史を次世代へ

令和2年は新型コロナウイルス感染症の流行により、鳥取しゃんしゃん祭の長い歴史の中で初めて中止となりました。令和3・4年はヤマタスポーツパーク陸上競技場で開催し、昨年、4年ぶりに中心市街地での一斉傘踊りが復活。まちなかに傘の花と踊り子の笑顔が咲き誇りました。
市民が楽しむ小さな夏祭りとして始まった鳥取しゃんしゃん祭が、今年、第60回の記念大会を迎えます。これまでの歴史に感謝し、伝統ある祭りを次世代へつなげていくため、より魅力あふれる大会にしたいと思っています。


8/13(火)18:00〜21:00
★前夜祭

JR鳥取駅前風紋広場
- 第60回鳥取しゃんしゃん祭記念式典
- しゃんしゃん傘踊り
- すずっこ踊り
8/14(水)18:30〜21:00
★一斉傘踊り

中心市街地(若桜街道、智頭街道、バード・ハット、駅前通り など)
- 一斉傘踊り
- 傘踊り体験コーナー
- 智頭街道にぎわいイベント
- 自衛隊音楽隊パレード(18:00〜18:20)
8/15(木)20:00〜
★市民納涼花火大会

千代河原市民スポーツ広場
打ち上げ花火 約5000発
※少雨決行・荒天中止・延期日なし
クラウドファンディング型ふるさと納税
8月15日(木)まで募集中
https://www.furusato-tax.jp/gcf/2969
熱中症対策に、クールシェルター協力施設をご利用ください。
各内容に関して、詳しくは鳥取しゃんしゃん祭公式ウェブサイトをご覧ください。
雨天時の問い合わせ先(8/13・14)
050-3665-9650