令和6年度第3回佐治地域振興会議登録日:
令和6年度 第3回佐治地域振興会議 が下記のとおり開催されました。
日時:令和6年7月23日(火)午後6時30分~
場所:佐治町総合支所 2階 大会議室
[出席委員]10名
小谷繁喜、田中早雄、岸田みち代、谷口輝男、井上茜、下石聡子、無替幸夫
田中精夫、中家孝、小林憲二
[スマートエネルギータウン推進室]1名
保木本主査
[事務局]5名
下田支所長、下石副支所長兼地域振興課長、上田市民福祉課長、飯田産業建設課長
倉持地域振興課課長補佐
[日程]
1.開会
2.あいさつ
3.協議・報告事項
(1)脱炭素先行地域について
(2)「株式会社八芳園及び長谷収氏よりの寄附金」及び「買い物環境の整備」
意見書の回答について
(3)「鳥取市新市域振興ビジョン」推進計画進捗状況について
(4)その他
4.閉会
[議事概要]
3.協議・報告事項
(1)脱炭素先行地域について
【スマートエネルギータウン推進室】(以下【推進室】)資料に沿って説明。
佐治川の水力発電事業計画の進展と補助金採択。選定委員会の開催や事業者の決定が予定されている。また、昨年度の台風被害により中止された基本的な調査の実施もあり、流量などの調査等を進めていく。
「維持流量」として農業や他の事業、釣りなどに必要な水の量を残しながら水力発電に利用できる水量を調査し、設計を進め、事業の可行性を判断するための調査を行い、補助金申請を行う予定。
地権者との交渉や水量の計測、許認可などを行いながら、地域の意見を聞きながら事業を進める予定。地元の説明会を開催し進捗を報告し、具体的な工事計画や費用の問題なども懸念されているが、事業者との協議を進めながら進行していく。
工事には多額の費用がかかる見込みであり、木合谷川の幅が狭く、岩盤が出ている箇所もあり、道路の拡幅が必要になる可能性がある。昨年の台風被害から土砂災害のリスクが依然として存在し、その対策にも費用がかかることが懸念される。
また、現時点では具体的な事業者の参画が明確ではないため、課題となっている。この脱炭素先行地域では、佐治川と木合谷川の両方において発電設備を検討しているが、木合谷川については道路の改修が難しいため、小水力発電の導入が困難である可能性がある。
現在、佐治川全体の事業費を詳細に調査し、環境省からの支援を受けながら設備の導入計画を進めている。これにより、リスクに備えつつ、最大限地域に貢献する設備の導入を目指している。
【委員】木合谷川の進捗度が違ってきているが、その辺の説明をお願いします。
【推進室】4月に木合谷川上流まで上がってみましたが、土砂の流入がひどく、状況が変わっています。以前わさび田だった部分も全部石で埋め尽くされている状況でして、少し道の状況も変わってるような部分があります。
以前に調査をした時より、物価上昇や人件費の上昇によりコストが厳しい状況もあり、災害時の保険をかけるような対応も必要なので、そういったコスト上昇の懸念があるというようなご意見をいただいております。現状、「やります」と手を挙げてくれる事業者が明確に今出てきていただけてないというところも課題です。
【委員】見込みが難しければ、木合谷川での小水力発電はちょっと出来ないかも知れないという認識でよいか。
【推進室】率直に申し上げるとそうです。
【委員】水位計といったものは、例えば、これから大雨で去年の台風7号のような豪雨のようなことがあった場合に壊れないのか。
【推進室】水位計は一時的な水位上昇では問題ありませんが、大洪水時には撤去する必要があります。簡単な脱着ができず、埋設と撤去には費用がかかります。撤去するのは、大洪水が予想されるといった特殊な状況かなとは思っております。
(2)「株式会社八芳園及び長谷収氏よりの寄附金」及び「買い物環境の整備」
意見書の回答について
【事務局】資料に沿って説明。
【委員】災害に強い佐治町創り事業実行委員会には、どういった形で支援するのか。
【事務局】補助金を出す形で支援します。補助率は10分の10です。
(3)「鳥取市新市域振興ビジョン」推進計画進捗状況について
【事務局】進捗状況説明。
【委員】目標はよいが、産業振興の面で実態が伴っていない部分がある。
【委員】五しの里さじ地域協議会は、民泊事業も先細りしている。実施主体に支援がないと存続が難しくなる。
【委員】集落支援員制度等を使って五しの職員の人件費に充てれないか。
【委員】地域未来プランでは、特にこれらの支援を盛り込んでもらいたい。
(4)その他
[1]スーパーアプリの実証実験について
【事務局】資料に沿って説明。
【委員】対象者はどのような人を想定しているのか。
【事務局】主に見守り世帯の高齢者ですが、対象集落を決めて、そこの全世帯に配ることも考えられます。
【委員】デイサービスに来た人に、こんなことが出来たら使ってみたいですかと尋ねると、80代、90代でも興味のある人は多い。しかし、一人で操作するのは不安に思う人がほとんどなので教えてくれる人がいればやると思う。
【委員】タブレットを渡しただけでは、だれも使わない。隣で操作を手伝ってくれる人がいないと難しいだろう。支援員を置くとか、集落内で使いこなせる人に手伝ってもらうとか、その辺に留意して進めてもらいたい。
[2]第4回佐治地域振興会議(第9回南ブロック合同会議)
【事務局】日時の案内と出席のお願い。
4.閉会
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