令和6年8月23日市長定例記者会見録更新日:
令和6年8月23日午前10時00分から、麒麟Square2階多目的室1
令和6年8月23市長定例記者会見
会見項目
1 保育所等への入所申込のオンライン化・窓口相談のオンライン予約について
2 クラウドファンディング型ふるさと納税を始めます!「飼い主のいない猫も幸せに暮らせるまちへ!!」【第2弾】について
4 ねんりんピックはばたけ鳥取2024鳥取市おもてなし事業について
5 デジタルを活用した生活支援サービス『スーパーアプリ』の構築に向けた実証実験の進捗について
質問項目
市長
皆さん、おはようございます。会見項目に入る前に、何点か触れさせていただきます。
まずこの猛暑について、連日、最高気温が35度を超える猛暑日となり、危険な暑さが続いています。昨日は鳥取市で県内の観測史上最高となる39.4度が観測され、今日も予想最高気温が39度となる見込みです。熱中症に十分注意して、予防に努めていただきたいと思います。不要不急な外出はできるだけ控えるなど、十分な対策を取っていただきたいと思います。室内を涼しくし、小まめに水分補給をしていただくとともに、バランスのよい食事、適度な休憩、十分な睡眠、日差しを避ける、家族や地域での声かけ、また、天気予報や熱中症警戒アラートなどに注意していただくことをぜひお願いします。
次に、佐治復光祭の開催について、鳥取市佐治町地域において、昨年の台風第7号による災害の発生から1年が経過したこの時期に、みんなで喜び合うお祭り「佐治復光祭」が、8月25日の日曜日、午前10時から佐治小学校内にある佐治町文化ホールと、その周辺を会場として開催されます。この復光祭は、台風による災害を乗り越え、未来に向けて光り輝く佐治町となるように、地域住民の皆さんで組織された、災害に強い佐治町創り事業実行委員会の皆さんが、地域住民の皆さん、また関係団体の皆さんの協力をいただきながら、鳥取県の補助事業を活用し、企画されたものです。災害の発生から1年たつ今、災害を乗り越え、前を向き進んでいくための元気を佐治地域の皆さんにお届けするこの祭りは、非常に有意義なものであると考えています。皆さんもぜひ、この佐治復光祭にお越しいただき、元気な佐治町を御覧いただきたいと思っています。
昨年の台風第7号に係る農地や道路などの災害復旧工事ですが、着実に現在まで進めてきており、現時点で把握しているところでは、約7割が着手済み、または完了となっています。8月28日、来週の水曜日には災害復旧・復興本部会議を開催し、災害復旧の進捗を共有して、防災体制の強化に向けた取組を進めていきたいと考えています。
次に、9月2日開会予定の9月市議会定例会に上程予定の補正予算の概要について触れさせていただきます。補正予算規模は、10億2,600万円余となる見込みです。主な一般会計補正予算の内容ですが、防災関係について、防災情報統合DX化の事業に係る経費、また、感震ブレーカーの設置促進に係る事業費を上程します。また、現在まで取り組んできている旧本庁舎跡地の利活用について、いよいよこれから具体的な工事を進めていく段階になりますので、この旧本庁舎跡地の、緑地広場の愛称を募集していきたいと思います。この愛称募集に係る経費も、9月定例市議会の補正予算に計上していきたいと考えています。また、今、脱炭素先行地域に選定されて以降、若葉台地区と佐治町地域を中心に、この取組を進めていますが、このたび、このスマートエネルギータウン構想を推進していくための新たな事業体を設立して取り組んでいくこととしており、この新しい事業体の設立に係る経費も、この9月定例市議会で関係予算を計上したいと思っています。また、自動運転バスの実証事業について、今年度も引き続き行うこととしていて、これに係る予算等も計上しています。また、今年6月、それから7月にも大雨が降りました。これにより被害が発生していますので、被災した施設の復旧に係る経費も、9月定例会で補正予算として計上したいと思います。また、例年、この9月定例市議会では、前年度、令和5年度の決算認定について審議していただくことになっています。この補正予算等の詳しい内容については、議会運営委員会でまたお知らせさせていただきます。
それから、第60回しゃんしゃん祭について、改めて報告させていただきます。
8月13日から15日までの3日間、天候にも恵まれ、第60回鳥取しゃんしゃん祭を盛大に開催することができました。8月13日に風紋広場で開催された前夜祭では、11団体214名の踊り子の皆さんによる、すずっこ踊りと傘踊りを元気いっぱいに披露していただき、この前夜祭では1万2,000人と多くの皆さんに御参加いただき、オープニングを盛り上げていただきました。また、14日の一斉傘踊りでは、自衛隊のパレードでにぎやかにオープンして、97団体2,762人の踊り子の皆さんによる華やかなしゃんしゃん傘の一斉美が、沿道に集まった多くの観客の皆さんを魅了し、中心市街地が活気とにぎわいに満ちあふれました。この一斉傘踊りには24万1,000人、これは過去最多となり、多くの皆さんに御参加いただきました。
また、市民納涼花火大会は、これは5年ぶりに開催され、10万人と多くの皆さんが参加されました。
また、初めての取組で、このしゃんしゃん祭に係るクラウドファンディングを行い、県内外の多くの皆さんから御寄附をいただきました。心より感謝を申し上げますとともに、これからも多くの方に愛され、楽しんでいただける、そのようなしゃんしゃん祭になるように取り組んでいきたいと考えています。
会見項目
1 保育所等への入所申込のオンライン化・窓口相談のオンライン予約について
市長
保育所等への入所申込みについて、これまでは紙の入所申込書による申込みを行っていましたが、来年4月入所申込みからの分について、オンラインでの受付を開始します。これまでは入所申込書に記載して、入所希望の保育所へ提出していただいていましたが、このオンライン化により、スマートフォンやパソコンで24時間申込みが可能となり、保護者の皆様の手続の利便性向上や負担軽減が図られるとともに、事務作業の簡素化により、入所の結果通知についても、これまでは1月下旬頃でしたが、1月中旬になり、2週間ほど早めることができるようになると考えています。
また、保育所の入所等に関する窓口相談のオンライン予約による運用も開始します。これにより、窓口での待ち時間が解消されると考えています。
入所申込みのオンラインによる受付は、10月21日月曜日から11月13日水曜日までとさせていただき、この結果通知は、先ほど申し上げたように、1月中旬頃に通知させていただくことができると考えています。なお、従前の紙の入所申込書での提出も、これまでどおり可能です。また、保育所の入所等に関する窓口相談のオンライン予約は、来月、9月24日火曜日に開始させていただく予定です。
これらについては、とっとり市報10月号や公式ウェブサイト、公式LINE、各保育施設の保育支援システムやFM鳥取などでお知らせしますので、新しい、オンラインによる手続をぜひ行っていただければと思います。
2 クラウドファンディング型ふるさと納税を始めます!「飼い主のいない猫も幸せに暮らせるまちへ!!」【第2弾】について
市長
「飼い主のいない猫も幸せに暮らせるまちへ!!」、これは第二弾となりますが、来月、9月6日から12月4日まで、クラウドファンディング型ふるさと納税の寄附を募集させていただきたいと思っています。本市が目指している人と動物の調和の取れた共生社会の実現に向けての取組で、飼い主のいない猫の不妊・去勢手術を支援するための取組です。寄附目標額は160万円です。ぜひ多くの皆様に御参加いただきたいと思っています。
市長
第16期展示テーマは、「砂で世界旅行・日本」です。16回目となる「砂で世界旅行」の、次の行き先は日本となります。
来年は大阪・関西万博が開催され、世界中から日本が注目されますので、この日本をテーマに選定しました。日本を象徴する富士山、京都などの景勝地をはじめ、寺社建築や浮世絵などの芸術文化、誰もがご存知の歴史の一場面などが砂像で表現されます。
現時点では、まだ具体的な砂像の内容等は決まっていませんが、こういった形で日本についての魅力を多角的に紹介していく第16期展示となると考えています。開催期間は令和7年4月25日から令和8年1月4日までとしています。ぜひ御期待ください。
4 ねんりんピックはばたけ鳥取2024鳥取市おもてなし事業について
市長
このチラシの通り、こういった形で鳥取市としてのおもてなし事業を実施します。10月19日から22日まで開催予定のねんりんピックはばたけ鳥取2024まで、いよいよあと57日となりました。このねんりんピックでは、60歳以上の選手の皆さんが各種スポーツや文化種目で交流されることと併せて、選手、関係者をはじめ、大会期間中に本市を訪れていただく方が、本市の魅力を満喫していただけるように、鳥取駅前の風紋広場や各種目の会場において、このおもてなし事業を実施することとしています。
まず、1点目は、10月18日から21日の4日間、JR鳥取駅の風紋広場でにぎわいの拠点となるイベント「あおやかみじろうのもぐもぐグルメ市」を開催します。魚介を用いたバーベキューや、市内のカレー店の味がワンプレートで楽しめるカレーバー、ホルモン焼きそばや素ラーメン、ご当地麺コーナーなど、県外の選手の皆さんが鳥取を味わっていただける内容となっています。
また、ステージイベントでは、ミュージシャンの皆さんの出演が決定しています。これらのイベントは夕方に予定されており、試合後の選手の皆さん、また市民の皆様にも、ぜひお楽しみいただきたいと考えています。
2点目は、大会期間中に鳥取のまちの周遊性を高めていく企画として、デジタルスタンプラリーを実施します。鳥取城跡ときめきマルシェ三ッ星マーケット、また、みんげいみっけ!と連携して、会場ごとにスタンプポイントを設置することにより、各イベントが盛り上がっていくことを期待しています。スタンプラリーの参加者には景品が準備されていますので、市民の皆様にもぜひ会場にて参加いただきたいと思っています。
また、3点目は、選手の皆さんの消費を促すということで、3,000円分のレシートを持参していただくと福引ができる、あおやかみじろうのレシートチャレンジという企画もあります。これは、鳥取市内の店舗で発行された3,000円分のレシートを、駅前の風紋広場に設置する福引会場に持参していただくと参加できます。景品としては、松葉ガニや鳥取和牛といった地元産品が用意されています。選手の皆さんには存分に市内で買物を楽しんでいただきたいと思っています。
5 デジタルを活用した生活支援サービス『スーパーアプリ』の構築に向けた実証実験の進捗について
市長
これについては既にお知らせしていますが、デジタルを活用した市民サービスの向上を図る取組の一つとして、先月、市内民間事業者4社の皆さんとデジタルを活用した生活支援サービス、スーパーアプリの構築に向けた連携協定を締結させていただきました。現在、実証事業を行っていますので、その進捗状況を簡単に御報告させていただきます。
実証事業は、7月9日から来月、9月末まで、連携協定を締結した5者の職員の皆さんのご家族でテスト利用を行っていただいており、各10名、合計50台で、市民への実証事業に向けた事業の動作の検証、課題の洗い出しを行っているところです。例えばタブレットが見やすいのかどうか、あるいはタブレットが操作しやすいかしにくいか、しにくいとしたらどの辺りを改善したらいいのか、このようなことを今、実証事業として行っています。
この家族を対象としたテスト利用が終了すると、今度は9月から10月末まで、市民の皆さんを対象とした実証事業を行うこととしていて、若葉台地区で100名規模、また佐治町地域全体で30名規模で今調整しています。また、そのほかにも修立、明徳、賀露の一部で15名程度の皆さんに、この実証事業に参加していただき、各戸、参加していただくお宅へタブレットを配付して、このスーパーアプリを体験していただくこととしています。これからも市民サービスの向上を図っていく、また、市民生活の利便性を向上させていくことを目指して、このスーパーアプリが多くの皆さんに活用していただけるものになるようにしていきたいと考えています。
質問項目
中村記者(日本海新聞)
デジタル活用のスーパーアプリの件で、今、実証実験中で、各それぞれの者の御家族に利用していただいているということですが、現在、これで何か、どういった点が利便性が高いとか、課題点とか、そういったものは、今どういったものが上がっていますか。
市長
まず、タブレットの操作性で、見やすいか見にくいかということですが、大体8割程度の方は、見やすいという感想をいただいていますし、操作については、ちょっと使い勝手がよくないなと、長押しと通常の押し方と、その辺がちょっと分かりづらいといった御意見がありましたが、操作のしにくさについては、すぐ改善を図っていきます。また、ごみの日カレンダーの確認がしやすいとか、鳥取市からのお知らせ、そしてとっとり市報もタブレットで非常に見やすいという感想もいただいています。今日の天気や今日のクイズ、こういったものも便利だと好評をいただいていますので、こういったものをトータルすると、まだまだ改善点はあると思いますが、おおむね好評をいただいているのではないかと考えています。
中村記者(日本海新聞)
ちなみに、今後、9月から10月にかけて、一部の市民の方も対象に使っていただくということですが、ちなみに若葉台、佐治町地区全体など、ここを選定された理由はどういったところなのでしょうか。
市長
折しも現在、脱炭素先行地域の対象エリアが佐治町と若葉台地区になっています。中山間地域の代表的な地域、エリアである佐治町地域の集落、そして未来の都市ということで若葉台地区、そういった特性のある地域を対象とし、また、希望があった修立、明徳、賀露の一部から15名の皆さんに御参加いただけるということで、それぞれ、この市域の中で選定しました。
中村記者(日本海新聞)
改めて、このアプリは、最終的には将来実装されていくと思うのですが、市民の皆さんにとってどのような点で使いやすいとか、どのような点で利便性が高いとか、生活の質の向上はどのような点で見込めるか教えてください。
市長
まず、行政と民間のアプリケーションを一つのタブレットで利用できるという取組は、まだ全国で鳥取市以外にないのではないかと思っています。それが1点です。
それから、将来を見据えると、高齢化、人口減少等が進んでいくので、例えば高齢者の方の見守りや、薬等の服用についてのサポート、例えば健康状態等を遠隔のリモートで確認して、指導・支援していくことにも利用できるのではないかと思っており、色々な可能性が、まだこれからあると思っています。現段階での行政のアプリケーションや、参加いただいている事業者の皆さんのアプリケーション、これを一体的に活用していただくことをまずスタートとして、これからの社会で求められる色々な機能も追加し、付加をしていくことが、これから必要であると考えており、この実証事業を通して、さらに使い勝手のいい、利便性の高いものに進化させていく取組になると思っています。
富田記者(朝日新聞)
砂の美術館で何点か伺います。現在の第15期について、入館者数のデータを拝見すると、コロナ禍前よりちょっと少ないのかなという感じで数字が見られるのですが、今のフランス編の入館見込み数など、もし数字があれば教えていただきたいです。
市長
まず、目標50万人と考えていたところですが、色々な要因があると思いますが、一つには、この猛暑があり、なかなか砂丘にお越しいただけないという状況も一つあるのではないかなと考えています。期待としては、この猛暑を経過して、秋にまた観光シーズンがやってきますので、その辺りでまた多くの皆さんにお越しいただけないかと期待も込めて考えています。コロナ禍前よりはもう少し増えてほしいなというのが率直な思いですが、色々な仕掛けをこれから指定管理者の皆さんと一緒に考えていかなければならないと思っています。
富田記者(朝日新聞)
ありがとうございます。
目標はあくまでも50万人ですね。
市長
はい。
富田記者(朝日新聞)
それから、頂いた第16期について、こちらの入館者の目標数は、現時点で決まっているのでしょうか。
市長
テーマは日本ですが、具体的な砂像を、どういうものにするかということもまだ決まっていません。総合プロデューサーのアイデアの中には色々あるのではないかと思いますが、まだちょっと形になったものを聞いていませんが、やはり目標としては50万人は目指したいなと思っています。
富田記者(朝日新聞)
最後に、資料を拝見すると、鳥取や山陰というのがどこにもないのですが、御当地として、砂像に鳥取や山陰にまつわるものをということは、茶圓さん側、企画・制作サイドと話はしていかれる御予定でしょうか。
市長
いや、予定としてはまだ聞いていませんが、地元のそういったテーマを1つでも2つでも取り入れていただければ大変ありがたいとは思います。その辺りは総合プロデューサーの色々プランもあると思いますので、まず日本がテーマということです。先ほど申し上げたように、大阪・関西万博が一つのターゲットになると考えていて、もう少し日本全体でのテーマになろうかなと思いますので、その辺りは、希望はないことはないのですが、総合プロデューサーの判断、構想に委ねたいと思っています。
中村記者(日本海新聞)
すみません、会見項目とは違うのですが、8月3日に鳥取駅前の再整備のサウンディング型市場調査を行われて、15社の企業の皆さんに来ていただき、色々なお話があったと思います。様々な企業さんから、出店に結構前向きな回答が得られたと思うのですが、率直にこの前向きな発言を聞いて、市長の思いはいかがでしょうか。
市長
率直に申し上げて、私が想定していた以上にたくさんの事業者の皆様に参画いただいたという思いが、まず一つあります。また、その事業者の皆様も、様々な分野の方に参加いただいたということもありますし、具体的な提案等もいただけたように思っていますので、そういったことを考えると、このサウンディング調査について、非常にスタートはよかったなと思っています。
中村記者(日本海新聞)
この中で、イオンエンターテイメントさんが、シネコンが未出店の地域ということで、ぜひ未出店なので出店していきたいという、検討の意欲を示されたのですが、鳥取市民はやはり、鳥取シネマさんで映画が見られない場合、結構県外に行ったり、日吉津や倉吉に行かれたり、外に行く方が多いと思います。このシネコンが来るかもしれないという、この期待感がやはり市民の中にも高まっていると思いますが、そこら辺はいかがでしょうか。
市長
こういった事業者さんに、このたび具体的に参画いただいたのは、私も朗報であると受け止めています。従来から、この鳥取市といいますか、東部圏域にシネコンができないかという思いはありましたし、市民の皆さんもそういった期待があったのではないかと思います。そういった中で、以前に色々研究、調査をしてみると、大体50万人、60万人ぐらいの人口圏域でないと、なかなか採算性が難しいのではないかという話もありました。この東部圏域は大体25万人ぐらいだと思いますので、なかなか難しいのかなという思いがありましたが、具体的に参画を前提に、今回御参加いただいたということですので、このシネコンが鳥取県の東部圏域でも可能性があるのかなと、改めて感じています。大いに期待させていただきたいと思っています。
中村記者(日本海新聞)
今、民間主導で色々されていくことではあると思いますが、市として何か一緒になって協力していきたいとか、そういった思いはあるでしょうか。
市長
やはりこの事業は、大きな事業です。行政だけ、あるいは民間事業者さんだけではなかなか効果的な取組にはなりづらいところがあろうかと思いますので、事業者の皆さん、あるいは鳥取市、そして関係機関、県も含めて、JRさん、色々な分野の皆さんと一緒になって、総合力で進めていく事業になろうかと思っています。鳥取市としても、このシネコンのみならず、できる限り協力、連携させていただきたいという思いです。
中田記者(NHK)
保育所の入所申込みのオンライン化について、県内や全国での実施状況、導入状況などをもし把握されていたら伺いたいです。
市長
全国は把握しきれているかどうかちょっと分かりませんが、県内では、米子市さんが今年度の4月入所分から電子サービスを開始しておられます。その中で、紙での申込みを併用しておられますが、4月に開始されて、大体9割ぐらいの方はもうこの電子サービスで申請されているそうです。
また、倉吉市さん、境港市さんについては、まだ具体的には取り組んでいらっしゃらないということです。それから、隣の松江市さんでは、電子申請サービスも行っておられて、紙と併用ですが、電子申請のほうが大体7割ぐらいだと聞いています。
全国の動向は、まだ正確には調べていませんが、担当課のほうで分かりますか?
幼児保育課長
まだ確認中です。
中田記者(NHK)
これに関して、今回、オンライン化を導入することになった経緯としては、どういったいきさつが、何か不満の声が聞こえたとか、何かあったりしたのでしょうか。
市長
いえ、特に不満の声があったということではなく、今、全体として鳥取市もDXの推進で、電子化に様々な事務について取り組んでいるところで、大きく考えれば、その一環として保育サービスも取り組んでいこうとする、その一つです。目的は、やはり市民の皆さんの利便性の向上、サービスの向上、そして内部的には事務効率の改善、向上となりますので、大きなその流れの一つとして、今回取り組もうというものです。
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