(目的)

第1条　この規則は、庁舎の管理について必要な事項を定め、公務の適正な執行及び運営を確保することを目的とする。

(定義)

第2条　この規則において「庁舎」とは、市の事務又は事業の用に供する建物(設備を含む。)、その敷地及びこれらに属する工作物(直接公共の用に供するものを除く。)で市長の管理に属するものをいう。

(管理の分掌)

第3条　鳥取市の行政組織等に関する規則(平成16年鳥取市規則第200号)に定める本庁、各総合支所、福祉事務所及び保健所の課、出納室、議会事務局、選挙管理委員会事務局、監査委員事務局、農業委員会事務局並びに鳥取市教育委員会事務局等組織規則(平成16年鳥取市教育委員会規則第7号)に定める教育委員会事務局の課及び分室(以下これらを「課」という。)の事務室(これに類するものを含む。)の管理は、当該課の長が掌理する。

(行為の許可)

第4条　庁舎において次に掲げる行為をしようとする者は、あらかじめ、市長の許可を受けなければならない。

(禁止行為)

第5条　庁舎において次に掲げる行為をしてはならない。

(集団立入りの制限)

第6条　陳情、参観等の同一目的で多数の者が庁舎に入ろうとするときは、あらかじめ市長にその旨を申し出てその承認を受けなければならない。

(庁舎門の開閉)

第7条　庁舎の出入口の開閉時刻は、次のとおりとし、鳥取市の休日を定める条例(平成元年鳥取市条例第2号)第1条第1項に規定する休日(以下「日曜日等」という。)は、本庁舎を除くその他の庁舎にあっては別に定めた職員通用門を除き、開閉しないこととする。ただし、市長が特に必要と認めるときは、開閉時刻を変更し、又は日曜日等に開閉することができる。

(閉門後等の出入り)

第8条　閉門後及び日曜日等に庁舎に出入りしようとする者は、本庁舎にあっては警備員に、駅南庁舎、下水道部庁舎及び各総合支所にあっては市長が指定する者に申し出て、その承認を受けなければならない。

(退庁時の戸締り)

第9条　職員の退庁の際、その所属課の事務室(これに類するものを含む。)の窓等を完全に閉鎖し消灯しなければならない。

(火気取締責任者)

第10条　各課の事務室及び事務所(作業場を含む。)に、火気取締責任者を置く。

(火気取締責任者の職務等)

第11条　火気取締責任者は、次条に掲げる事項を所属する職員に遵守させるとともに、火災予防上必要な教育と訓練を行うものとする。

(職員の遵守事項等)

第12条　職員は、次の事項を遵守励行し、火災防止の万全に努めなければならない。

(火気取締責任者の職務の代理)

第13条　火気取締責任者が、疾病その他やむを得ない事情により、職務を行うことができない場合には、第10条第2項における次席者(次席者事故あるときは、以下順次繰り下げるものとする。)がその職務を代理する。

(表示)

第14条　火気取締責任者は、各室の入口にその氏名を様式第4号により表示しなければならない。火気取締責任者に変更が生じた場合は、財産経営課長に報告するとともに遅滞なくこれを表示しなければならない。

(火気当番者)

第15条　火気取締責任者は、所属職員の中から火気当番者を定め、火災予防に関して必要な事項を行わせることができる。

(職員への周知)

第16条　火気取締責任者は、市長の命じた事項について、その都度所属の職員に周知しなければならない。