橋梁およびトンネルの長寿命化修繕計画の策定について更新日:
長寿命化修繕計画は、今後老朽化する橋梁やトンネルなどの道路構造物の数の増大に対応するため、従来の事後的な修繕及び架け替え等から予防的な修繕及び計画的な架け替え等への転換を図るとともに、修繕及び架け替え等に係る費用の縮減を図ることを目的としています。
併せて、計画に基づく対策・点検の実施、診断及び計画の見直しというPDCAサイクルを継続的に回すことにより、長寿命化並びにコスト縮減ができるメンテナンスサイクルを構築するものです。
【鳥取市道路橋梁長寿命化修繕計画】
鳥取市が管理する1,349橋を対象として長寿命化修繕計画を改定しました。(令和2年3月改定)
建設後50年を超える高齢化橋梁は、2019年時点では16%程度ですが、20年後の2039年には74%に急増し、一斉に架け替えや大規模修繕が必要な時期を迎えることになり、短期間に大きな財政負担が生じることになります。
架け替えや大規模修繕など従来の事後的な維持管理から、小規模で安価な修繕をきめ細かく行う「予防保全型」の維持管理に転換することで、トータルコストを縮減するとともに、修繕時期の分散により予算の平準化が図れることから、短期間での財政圧迫を防ぐことができます。
橋梁長寿命化修繕計画は、平成26年度から平成30年度にかけて実施した定期点検(5年に1回の近接目視による点検)の結果をもとに、改定を行っています。今後も随時、見直しを行っていきます。
【鳥取市トンネル長寿命化修繕計画】
鳥取市が管理する7ヶ所のトンネルを対象として長寿命化計画を策定しました。(令和2年3月)
橋梁と同様に予防保全型の維持管理を行い、5年毎の定期点検の結果をもとに、トンネル長寿命化修繕計画の見直しを行います。
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